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上旬
コイの産卵
鯉 コイ目/コイ科/コイ属 産卵期/4月
駆除
国際自然保護連合(IUCN)「世界の侵略的外来種ワースト100」
河川の浅瀬に生えたヒメガマ(姫蒲)などの近くで、ばちゃばちゃと暴れて水しぶきを上げるようにして産卵する。四月中旬とその前後に目にすることが多い。
二匹以上のコイが寄り添って浅瀬に移動し… 茅ヶ崎市・小出川 2020/04/19
大暴れしながら産卵する(水草らしきものはナガエツルノゲイトウの群落) 茅ヶ崎市・小出川 2020/04/29
ヤマトシリアゲ
大和尻上 昆虫/シリアゲムシ目/シリアゲムシ科 成虫期/4月~5月
在来種
キジ
雉 鳥類/キジ目/キジ科/キジ属 見頃/4月~6月
食用在来種
鳥獣保護管理法「狩猟鳥獣」
カツオノエボシ
鰹の烏帽子 ヒドロ虫類/クダクラゲ目/カツオノエボシ科/カツオノエボシ属 出現/4月~9月 見頃/7月下旬~9月中旬
有毒危険在来種駆除
クラゲ(水母、海月)の仲間。沖縄など温暖な海域に生息するが、海水温が上昇する真夏には関東地方へもやってくる。名は、上り鰹(のぼりガツオ、初鰹)が獲れる時期になると現れる烏帽子形のクラゲの意。昔からいることはいたが、地球温暖化による海水温度の上昇が問題視される昨今はかつてないほど大量に目撃されるようになってきた。いわゆるデンキクラゲ(電気クラゲ)と呼ばれるものの一種。人(サーファー、海水浴客など)がカツオノエボシに刺されることがあり、このときにびりりと電気が走るような痛みを伴うことからデンキクラゲと呼ばれるのであって、発電・放電能力があるわけではない。
浮き袋は透明感のある青や紫色でたいへん美しい。形は烏帽子というより水餃子といった方がわかりやすいか。浮き袋を触る分には無毒。
触手は長いもので10mにもなり、刺胞(しほう)という毒針をを持つ。刺激を与えてしまうとこの刺胞が弓矢のように発射され、人に刺さる。カツオノエボシに刺されるとたいへん痛く、腫れる。決して素手で触れてはいけない。もし刺されてしまった場合は”海水で”(真水で洗ってしまうと皮膚に付着し残っていた刺胞に刺激が加えられ、更なる毒針が発射されて更に刺される事態に)洗浄し、病院(皮膚科)へ。砂浜に打ち上げられることがあるが、漂着物収集(ビーチコーミング)などの際にくれぐれも触らないよう注意したい。
平成27年(2015)夏、湘南海岸に大量発生とネットで騒ぎになった。
メダカ
目高 魚類/ダツ目/メダカ科/メダカ属 産卵期/4月~9月
在来種外来種改良種駆除稀少保護
環境省レッドリスト2018「絶滅危惧II類(VU)」
神奈川県レッドリスト2006「絶滅危惧IA類」
アメリカザリガニ
亜米利加蜊蛄 甲殻類/エビ目/アメリカザリガニ科/アメリカザリガニ属 見頃/4月~9月
外来種駆除
外来生物法「要注意外来生物」(廃止)
生態系被害防止外来種リスト「緊急対策外来種」
日本生態学会「日本の侵略的外来種ワースト100」
サトキマダラヒカゲ
里黄斑日陰蝶 チョウ目/タテハチョウ科/キマダラヒカゲ属 成虫発生期/4月~9月
在来種
マダニ
真蜱 節足動物/ダニ目/マダニ科 活動時期/4月~10月(~12月中旬)
危険在来種駆除
ウリハムシ
瓜葉虫 昆虫/コウチュウ目/ハムシ科/ウリハムシ属 出現期/4月~10月
在来種駆除
クロウリハムシ
黒瓜葉虫 コウチュウ目/ハムシ科/ウリハムシ属 出現期/4月~10月
在来種駆除
ハンミョウ
斑猫、斑蝥 昆虫/コウチュウ目/オサムシ科/ハンミョウ属 成虫期/4月~10月
在来種稀少保護
ケラ(オケラ)
螻蛄 昆虫/バッタ目/ケラ科/ケラ属 成虫期/4月~10月
自生種稀少保護
神奈川県レッドリスト2006「要注意種」
ニホンヤモリ
日本家守、日本守宮 爬虫類/有隣目/ヤモリ科/ヤモリ属 見頃/4月~10月
在来種
ニホンカナヘビ
日本金蛇、日本蛇舅母 爬虫類/有鱗目/カナヘビ科/カナヘビ属 見頃/4月~10月
在来種
キマダラカメムシ
黄斑椿象、黄斑亀虫 昆虫/カメムシ目/カメムシ科/クサギカメムシ属 発生期/4月~11月
外来種駆除
トンボ
蜻蛉 昆虫類/トンボ目 見頃/4月~11月
在来種保護
トンボ目の総称。一口にトンボといっても、トンボ科、ヤンマ科、イトトンボ科、カワトンボ科など多種多様あり、水辺を好むもの、草原に飛ぶものなど種類・時期により見られる場所に変化がある。日本には約200種ものトンボがいるとされ、オスとメスでは体色が異なり、その色は生息地域による個体差もあったり、羽化したての未熟なトンボはまた色が違ったりして、種類を同定する難易度は高い。湘南・鎌倉・三浦半島では稀少種も含めて50種程度が確認されているようだ。
俗に、大型のトンボをヤンマ、中型の一般的なトンボをトンボ、小型のトンボをカワトンボ(河蜻蛉)、更に極小なトンボをイトトンボ(糸蜻蛉)と呼び分ける。カワトンボはイトトンボに含めてしまうこともあるか。学術的な科の分類とは一致しない(○○ヤンマという名前でありながら〔=俗世間による分類〕ヤンマ科ではなくサナエトンボ科に属する〔=生物学上の分類〕もの、などがある)。トンボの漢字表記「蜻蛉」はカゲロウ(一般には「蜉蝣」と表記するようになっている)とも読み、トンボを指すのかカゲロウのことなのかよくわからない場合もあるので注意。
幼虫は水棲(すいせい)で、ヤゴ(水蠆)と呼ばれる。蠆はサソリのこと。肉食で、メダカ(目高)やオタマジャクシ、トウキョウサンショウウオ(東京山椒魚)の幼生などを捕食する。なお成虫のトンボも肉食である。ヤゴは田んぼなど止水を好むもの、川や用水路など流水を好むものあり。田んぼや池の減少、川のコンクリート水路化・暗渠化(あんきょ-)などでヤゴが生息できる環境は年々減少しており、ところにより”トンボ池”などを設けて保護も行われている。
秋の季語になっているトンボは初夏より羽化が始まる。イネ(稲)の刈り取りが終わった田んぼを斜陽が茜色に染める夕暮れ、少し涼しくなった空を赤トンボ(アキアカネという種)の群がスイスイと飛び回っている── まさしく秋の代名詞のような光景であるが、アキアカネでさえ初夏から飛んでいる。トンボは夏の虫なのである。
鎌倉では建長寺回春院の大覚池が早くから発生。緑地公園などで多く見ることができる。
ショウジョウトンボ
猩々蜻蛉 昆虫/トンボ目/トンボ科/ショウジョウトンボ属
在来種
オスは体全体が真っ赤。普通種。
ショウジョウトンボ 光の丘水辺公園 2016/06/04
コシアキトンボ
腰空蜻蛉 昆虫/トンボ目/トンボ科/コシアキトンボ属
在来種
オスは腰の部分が空白で、パンダ柄。池の周辺に生息する。普通種。
コシアキトンボ 光の丘水辺公園 2016/06/04
カワトンボ
河蜻蛉 昆虫/トンボ目/カワトンボ科/カワトンボ属
在来種保護
イトトンボ(糸蜻蛉)よりやや大型で、胴が比較的太いトンボの総称。せせらぎ(流水)の周辺に生息する。神奈川県内では、相模野台地(相模原市)を中心に相模川下流域(主に平塚市)に分布するニホンカワトンボ(日本河蜻蛉)、三浦半島などに分布するアサヒナカワトンボ(朝比奈河蜻蛉)、箱根・丹沢地域に分布する種の3種がいるとされるが一般人には見分けが付かない。
アオモンイトトンボ
青紋糸蜻蛉 昆虫/トンボ目/イトトンボ科/アオモンイトトンボ属
在来種保護
ホソミイトトンボ=神奈川県レッドリスト2006「情報不足」
小さく細く、糸のように見えてしまうイトトンボの一種。田んぼなど止水のすぐ近くを好む。普通種。腹の第8節(尻の先端から数えて3番目の節)が鮮やかな水色を帯びる。より小型で第9節が水色ならばアジアイトトンボ(亜細亜糸蜻蛉)かもしれない。胸も水色ならホソミイトトンボ(細身糸蜻蛉)の可能性。
アオモンイトトンボ 湘南タゲリ米の里 2016/08/10
アオモンイトトンボの未成熟メス 湘南タゲリ米の里 2016/08/10
ツマグロヒョウモン
褄黒豹紋 チョウ目/タテハチョウ科 成虫期/4月~11月
在来種駆除
サワガニ
沢蟹 エビ目/サワガニ科/サワガニ属 活動期/4月~11月
食用在来種稀少保護
スッポン
鼈 爬虫類/カメ目/スッポン科/キョクトウスッポン属 見頃/4月~11月 産卵期/6月~8月
危険食用在来種外来種稀少保護
環境省レッドリスト2018「情報不足(DD)」
三溪園、横浜市金沢区・称名寺(阿宇ケ池)
小松ヶ池、鶴岡八幡宮(源平池)
相模川(中流域)、小田原城址公園(堀)
ヘビ
蛇 爬虫類/有鱗目
肉食の爬虫類(はちゅうるい)。手足がないのにするすると高速移動できる、口を開けることなく舌をちろちろ出せる、自分の頭より大きな獲物に食らいついて丸呑みできる、など得体が知れない。気色が悪いと、カエル(蛙)と並んで嫌われる傾向が強い。大嫌いなら近寄らなければいいのに、ヘビを見つけると棒で突いたり追いかけたりしたがる人が多い。湘南・鎌倉・三浦半島でも開かれた住宅地以外で稀に見る。種によって生息場所は異なるが、自然豊かな場所には何らかのヘビが必ずいると思ってよい。およそカエル(蛙)のいるとこヘビもいる。探して見つけられるものではないけれども。
コブラ(日本の野山にはいない毒ヘビ)をイメージしてもらえばわかりやすいが、ヘビは遠くにいる敵に急に飛びかかって咬(か)みつくことがあるので注意したい。基本的にヘビの側から好んで襲ってくることはないが、ちょっかいを出すなどヘビを追い詰めれば攻撃に転じてくる可能性が出てくる。窮蛇人を咬む。
ニホンマムシ
日本蝮 爬虫類/有鱗目/クサリヘビ科/マムシ属 見頃/4月~10月
猛毒危険在来種駆除稀少保護
神奈川県レッドリスト2006「要注意種」
くさりへび科全種=動物愛護管理法「特定動物」
猛毒があることで知られるヘビ(蛇)。ふつうは単にマムシと呼ばれる。基本体色は褐色で銭形の斑模様が入る。胴が太めなメタボ体型で、頭部は三角形。初めて野山でマムシに遭遇した人は、その模様から、昭和時代(-1989)によくテレビに出てきたニシキヘビ(日本に生息しない巨大ヘビ)と勘違いすることがあるかもしれない。あるいはガリガリに痩せてしまったツチノコに見えないでもない。林野が残る地域に生息し、稀にハイキングコースなどでぼーっとひなたぼっこするマムシあり。臆病なため人の気配を感知すると慌てて逃亡を図る。大抵はこちらが発見するより先にかさこそ音を立てて逃げ出しているだろう。茂みに迂闊に手足を突っ込むとじつそこにマムシが潜(ひそ)んでいて、がぶりと咬まれる危険もある。人を死に至らしめる毒を持っているため、ハイキングや草木の手入れなどの際には細心の注意が必要。林業に携わる人などは毒抜きを行うための吸引器具を携帯しているほど。全国で毎年10人程がマムシの毒で命を落としているという。神奈川県に生息するものとしては最も危険なヘビである。湘南・鎌倉・三浦半島ではかなり数を減らしているものとみえ、アオダイショウ(青大将)、ヤマカガシ(山楝蛇)、シマヘビ(縞蛇)の三種に比べれば見かける頻度はがくんと落ちる。あるのは「マムシ出没!注意!」の看板ばかりなり。
マムシに咬まれてしまったら
マムシ(蝮)に咬まれてしまった場合は、応急処置として、患部より心臓に近い部分をタオル等で軽く縛って毒が体中に循環するのを和らげ、患部を心臓より低い位置に下げておく。咬まれて約30分で腫れがひどくなるようだ。マムシは前歯が毒牙(どくが)なので咬まれたら確実に毒に侵(おか)されてしまったものとみて、症状が出るのを待たず救急車(119番)はためらわずただちに呼びたい。毒を口で吸い出す処置もあるが、人の口内は案外傷だらけなので吸引役の人が毒に侵される危険を伴うためやめておいた方がよいだろう。
心拍数を上げてしまうと毒が全身に回りやすくなるので安静を保つべしといわれてきたが、早く救急車や病院に辿り着けるよう走った方が比較的軽症で済むことが救命救急医らの調査で判明したと平成27年(2015)に報じられている。いずれにせよ、一週間前後の入院は必要になるだろう。
マムシは日中にも見かけるが、じつは夜行性らしい。カブトムシ(甲虫)採集に出かけるときは注意したい。湘南・鎌倉・三浦半島にハブ(波布)はいない。
ヤマカガシ
山楝蛇 爬虫類/有鱗目/ナミヘビ科/ヤマカガシ属 見頃/4月~10月
有毒危険在来種稀少保護
神奈川県レッドリスト2006「要注意種」
ラブドフィス属(ヤマカガシ属)全種=動物愛護管理法「特定動物」
アオダイショウ
青大将 爬虫類/有鱗目/ナミヘビ科/ナメラ属 見頃/4月~10月
在来種保護
神奈川県レッドリスト2006「要注意種」
シマヘビ
縞蛇 爬虫類/有鱗目/ナミヘビ科/ナメラ属 見頃/4月~10月
危険在来種保護
神奈川県レッドリスト2006「要注意種」
ジムグリ
地潜 爬虫類/有鱗目/ナミヘビ科/ナメラ属
在来種稀少保護
普通の大きさ(長さ)のヘビ(蛇)。基本体色は赤系で、黒い斑紋が目立つ。うっすら赤っぽかったらヤマカガシ(山楝蛇)、だいたい赤ならジムグリの可能性が高いか。特に幼体は毒ヘビのような見るからに危険な色合いをしているが、大人になるにつれ赤色は弱まっていく。頭部と胴体の境目にくびれがない(首がない)寸胴体形なのが最大の特徴。太いヘビ、という印象を受けるのではないか。無毒。おとなしくて神経質という。地中に潜ってモグラを食べるのだとか。地面に潜るのでジモグリ、が語源だろう。湘南・鎌倉・三浦半島では滅多に見ない。
横須賀市・鷹取山ハイキングコース(令和元年(2019)5月下旬 遭遇、10秒もしないうちに堆積した落ち葉にするするっと潜って姿を消した)、平塚市土屋(平成28年(2016)5月 道路上に斑紋ない赤ジムグリ、一目散に逃げられた)
ヒバカリ
日計、日量 爬虫類/有鱗目/ナミヘビ科/ヒバカリ属 見頃/4月~10月
在来種稀少保護
神奈川県レッドリスト2006「準絶滅危惧」
シロマダラ
白斑 爬虫類/有鱗目/ナミヘビ科/マダラヘビ属
在来種稀少保護
大きさはヒバカリ(日計)程度のやや小型なヘビ(蛇)。体色はウミヘビ(海蛇)のように白黒白黒の横縞模様。夜行性で体が小さいため人目に付きにくく、”幻のヘビ”と呼ばれる。
タカチホヘビ
高千穂蛇 爬虫類/有鱗目/タカチホヘビ科/タカチホヘビ属
在来種稀少保護
大きさはヒバカリ(日計)程度のやや小型なヘビ(蛇)。体が黒っぽいのが特徴。頭部を中心に鱗が虹色に輝く。シロマダラ(白斑)同様。体が小さく夜行性のため人目に付きにくく、”幻のヘビ”と呼ばれる。姿が地味なせいか、インターネットが普及した今日でさえ発見報告がほとんど上がらない。地中に潜ってミミズを食べるという。名は発見者に因む。
神奈川県内で見られるヘビは以上の八種ですべてではないかと思われる。
中旬
シュレーゲルアオガエル
しゅれーげる青蛙 両生類/無尾目/アオガエル科/アオガエル属 産卵期/4月中旬~下旬
在来種保護
神奈川県レッドリスト2006「要注意種」
ヤマトシロアリ
大和白蟻 昆虫綱/ゴキブリ目/シロアリ下目/ミゾガシラシロアリ科 羽アリ発生時期/4月中旬~5月
危険在来種駆除
下旬
スズムシ
鈴虫 昆虫/バッタ目/コオロギ科 孵化/4月下旬~6月 成虫期(鳴く時期)/7月~10月初旬
在来種外来種稀少保護
神奈川県レッドリスト2006「要注意種」
ミツバチ
蜜蜂 昆虫類/ハチ目/ミツバチ科/ミツバチ属 見頃/4月~ 分封/4月下旬~6月
有毒在来種外来種
ヨコヅナサシガメ
横綱刺亀 昆虫/カメムシ目/サシガメ科/ヨコヅナサシガメ属 成虫期/4月下旬~7月
危険外来種駆除
ハルゼミ
春蝉 昆虫/カメムシ目/セミ科/ハルゼミ属 成虫期/4月末~6月初旬
在来種稀少保護
神奈川県レッドリスト2006「要注意種」
セミなのに春から出現するのでハルゼミ。体長は3cm程で小型。神奈川県では最も早くから鳴くセミである。マツ林(特にアカマツ林)に生息する。湘南平にも生息していたようだが絶えたか。県内の分布は10ヵ所程に減少しているという。海辺の防砂林にはいない。”カエルのモノマネをするミンミンゼミ“のように「ゲー、ゲー」と鳴く。
真鶴半島(5月中旬)