ご利用規約・凡例

本サイトは、じつは伝統文化や民俗行事を記録・顕彰する目的で制作が開始されたものである。各頁上部に「鎌倉市」「湘南 – 藤沢市」といった地域別のメニューが設けられているのはそのためである。「mirusiru.jp」というサイト名も、素晴らしいものを見て楽しむ、知って理解しそれを(閲覧されている皆さんも含めて)私たちが継承してゆくのだ、という理念に基づいて名付けられたものであった。調査研究、実地見学およびそれに伴う簡単な取材は十年程度に渡って進められ、手元には多数の資料がたんまりと山積みになっている。その成果を地域の皆様や訪れる観光客の方々に還元することがこのサイトの本来の狙いであった──。

しかしながら現時点においては「湘南・鎌倉・三浦半島の花暦を少しずつまとめています。」と称して草花に関する記述がほぼ全部を占めている。鎌倉や江の島を訪れる観光客、あるいは三浦半島の峰々を歩まれるハイカーの、”このきれいな花はいったい何という花なのだろう?”という疑問にもお答えできなければなるまい、そのためにはまず自分自身が知識と理解を深めなければならない、というところからスタートした、本来の目的からは逸脱甚だしいスピンオフ(だけしかない状態)となっている。これに際し心苦しい点は数多く、諸般の事情からいまできうる限りの精一杯であることをここにお詫び申し上げたい。

植物を取り扱っている以上、多くの言い訳と弁解をお許しいただくことになる。植物の世界は、いうなればベトナム人とミャンマー人を見分けて論じるような難解な世界であり、ようやく区別できたかなと思ったらそれは本当はカンボジア人とラオス人のハーフでした、ミャンマー在住のマレーシア人でした、いやいやミャンマー生まれのミャンマー人なのだけれど国籍だけはブルネイに置いています、とかいう話まで耳に入ってくるような、底なしの沼のようなわけのわからない深淵で広大な世界である。専門家が著(あらわ)したガイドブックや学術資料などにさえ誤った記述が見受けられるのは、そのような手に負えない事情が背景にある。「インターネットに載っている情報は信用できない」と批判されてしまわないようできうる限りの精査は行っているつもりであるが、それでも誤認を回避できているとは過信していない。閲覧される方々には不都合をおかけして申し訳なくも思うが、利用者はご自身の利益とするべくご自身でも手間暇かけてできるだけ多くの情報源を当たって物事を総合的にご判断いただきたいと思う。その際に当サイトの記述について、文字の誤植をはじめ内容の誤認等なにか思われるところあらばお気軽に(各頁下部のコメント欄ないしメールフォームにて)ご指摘いただければありがたく思う。このサイトは多くの方々の支えがあってはじめて成り立つものである。

凡例(はんれい)


植物の分類は新しいAPG体系に従うよう記述を改めている最中である。
環境省レッドリストは、改定があった場合はその都度速やかに内容を改める。カテゴリー等に変更なきものは、掲載頁の更新に伴い順次最新の年版に書き改める。


猛毒

ただちに人命に関わるような猛毒を有している。服用することはもちろん、手で触れるだけでも危険な場合があるため、取り扱いには細心の注意を要する。


有毒

人体に悪影響を及ぼす毒を有している。ときに人命に関わることもある。取り扱いに注意を要する。

この表記なきものは無毒である、ということは意味しない。食物アレルギーに代表されるように、有毒と示していないものであっても人体に悪影響を及ぼす可能性は否定できない。多くの情報源や経験から安全であることが確信できるものを除いて、自然界にあるものを手で触れたり服用することは必ずリスクを伴うのだということを認識しておきたい。


危険

何らかの危険性がある。毒がある、毒があるものと混同しやすい、あるいは怪我を負いかねない棘(とげ)がある、人を襲ってくるなど。取り扱いに注意を要する。


花粉症

この植物が放出する花粉が、花粉症などアレルギー症状の原因になっていることが知られている。


食用

全部または一部を食べることができ、実際に(ときに特定の地方で)食べられている。特に害はないようなので食べようと思えば食べられなくはないがおいしいものではない、食べる習慣もない、といった程度のものは含めない。

自然界ではそこら中に有毒なものが存在するため、安全であることを確信できない限り絶対に口にするべきでない。食べる前に必ず多くの情報源に接し、安全であることを確認すること。また自己責任で行うこと。


薬用

正しく用いれば人体に有益な効用を及ぼすことがある。ただし毒にもなるため注意を要する。服用は専門家の指示に従うこと。


自生種

この植物は、元より(神奈川県南部の)湘南・鎌倉・三浦半島にある。


在来種

この動物は、元より(神奈川県南部の)湘南・鎌倉・三浦半島にいる。


外来種

元より(神奈川県南部の)湘南・鎌倉・三浦半島にあるものでなく、人間の活動に伴って外部から持ち込まれたものである。外国産のみならず、神奈川県外からの移入種(国内外来種)も含める。なお江戸時代以前に持ち込まれた外来種は外来種としての扱いを行わないのが通例であるためそれに従った。その場合は記述の中で外国等由来であることを示した。


改良種

人為的に作出された品種である、または人為的に作出された品種もある。植物であれば園芸種と同義。


違法

この植物や動物を栽培・飼育・販売・譲渡・運搬などをすることは法律で禁止されているため、それをしてはいけない。


駆除

野外に逸出してしまったものは見つけ次第すべて駆除されることが望ましい。主に野外に逸出帰化した侵略的外来種。また、野外に逸出しやすくその場合は自生種・在来種に悪影響を及ぼす懸念があるため、そもそも(庭や公園などで)栽培・飼育することさえしない方が理想的である、という意味も暗示している。


稀少

(神奈川県南部の)湘南・鎌倉・三浦半島では目にする機会が少ない。


保護

湘南・鎌倉・三浦半島においては、採取・伐採・駆除などがされることなく、その場所で健全に生育できるよう保護されることが望まれる。草木の刈払いを行う人は、これをも一緒くたに刈ってしまわないよう留意していただきたい。湘南・鎌倉・三浦半島に野生ないものには付していない。


#

自生(人が関与せず元より野生の状態でそこにある)でないことを表す。植物名の頭に付した場合、それは自生種でなく人為的に栽培されている(可能性が強く疑われる)ものである。施設名等の頭に付した場合、そこで見られる特定の植物は自生種でなく人為的に栽培されている(可能性が強く疑われる)ものである。

本記号は自生と栽培を区別するため、平成31年(2019)1月1日更新分より新たに随時キャプション(写真に添えられた説明文)等に付してゆく。


各頁末で羅列されている#はタグ(キーワードのようなもの)である。令和元年(2019)夏頃より新たに付してゆく。

本サイト掲載の情報について

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ブログ等で引用が認められる例

1)自分自身の独自の記述が頁の大半を占めること。他人の文章のコピペ、ないしその寄せ集め、あるいは語尾等の一部を改変しただけの盗用に自身の短い感想などを付したものでは不可。
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上記をいずれも満たしていること。

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規約の改定

本規約は本サイト運営者が随時改訂します。
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