タブノキ

椨 クスノキ目/クスノキ科/タブノキ属 花期/3月下旬~4月 結実期/5月下旬~6月
学名/Machilus thunbergii Siebold & Zucc.

自生種

タブノキ 茅ヶ崎市・鶴嶺八幡社 2018/04/12

タブノキ 茅ヶ崎市・鶴嶺八幡社 2018/04/12

一般的な常緑の高木。クスノキ(楠)ほどではないが、巨木になる。社叢(しゃそう)や公園木に多い。雌雄同株(しゆうどうしゅ)。別名イヌグス(犬楠)。横須賀市・大楠山(おおぐすやま)の名前の由来はイヌグスの大樹が多かったことからとか。

タブノキ 鎌倉市坂ノ下・御霊神社(権五郎神社) 2018/09/28

市指定天然記念物「タブノキ」 鎌倉市坂ノ下・御霊神社(権五郎神社) 2018/09/28

かながわの名木100選「臺谷戸稲荷のタブノキ」(だいやと-) 藤沢市大庭 2024/01/14

かながわの名木100選「臺谷戸稲荷のタブノキ」(だいやと-) 藤沢市大庭 2024/01/14

かながわの名木100選「臺谷戸稲荷のタブノキ」の幹 藤沢市大庭 2024/01/14

かながわの名木100選「臺谷戸稲荷のタブノキ」の幹 藤沢市大庭 2024/01/14

タブノキ(町指定天然記念物「社宮神のタブ(しゃぐうじん-)」) 大磯町国府新宿 2024/01/05

タブノキ(町指定天然記念物「社宮神のタブ(しゃぐうじん-)」) 大磯町国府新宿 2024/01/05

かまくらと三浦半島の古木・名木50選「子安の里のタブノキ」 横須賀市湘南国際村 2024/02/14

かまくらと三浦半島の古木・名木50選「子安の里のタブノキ」 横須賀市湘南国際村 2024/02/14

かまくらと三浦半島の古木・名木50選「子安の里のタブノキ」の幹 横須賀市湘南国際村 2024/02/14

かまくらと三浦半島の古木・名木50選「子安の里のタブノキ」の幹 横須賀市湘南国際村 2024/02/14

藤沢市渡内(わたうち)の慈眼寺(じげんじ)境内に市指定天然記念物「混生樹(寄り木)」なるものあり。「混生樹」「寄り木(よりき)」は文化財指定時に考え出された造語。モチノキ4株、タブノキ(椨)3株、スダジイ(須田椎)1株、計8株の合体木という。確かに三種は見て取れるが、株元に覆いがかぶせられていることもあって本数はよくわからない。

市指定天然記念物「混生樹(寄り木)」(西側から) 藤沢市渡内・慈眼寺 2023/12/30

市指定天然記念物「#混生樹(寄り木)」(西側から) 藤沢市渡内・慈眼寺 2023/12/30

市指定天然記念物「混生樹(寄り木)」(北側から) 藤沢市渡内・慈眼寺 2023/12/30

市指定天然記念物「混生樹(寄り木)」(北側から) 藤沢市渡内・慈眼寺 2023/12/30

市指定天然記念物「混生樹(寄り木)」の株元(東側から) 藤沢市渡内・慈眼寺 2023/12/30

市指定天然記念物「混生樹(寄り木)」の株元(東側から) 藤沢市渡内・慈眼寺 2023/12/30

神奈川県最大というタブノキ(かながわの名木100選「煤ケ谷のしばの大木」) 清川村煤ヶ谷 2024/03/03

神奈川県最大というタブノキ(かながわの名木100選「煤ケ谷のしばの大木」) 清川村煤ヶ谷 2024/03/03

神奈川県最大というタブノキ(かながわの名木100選「煤ケ谷のしばの大木」)の幹 清川村煤ヶ谷 2024/03/03

神奈川県最大というタブノキ(かながわの名木100選「煤ケ谷のしばの大木」)の幹 清川村煤ヶ谷 2024/03/03

冬芽は、葉と花が一緒に収まっている混芽(こんが)。

タブノキの冬芽 平塚市・四之宮せせらぎの森 2024/04/11

#タブノキの冬芽 平塚市・四之宮せせらぎの森 2024/04/11

タブノキのほころび始めた冬芽 平塚市・四之宮せせらぎの森 2024/04/11

#タブノキのほころび始めた冬芽 平塚市・四之宮せせらぎの森 2024/04/11

冬芽の(タケノコの皮のような)芽鱗(がりん)の縁(ふち)には金色のような褐色のよう毛が生える。

タブノキの冬芽の芽鱗にある金色の毛 平塚市・四之宮せせらぎの森 2024/04/11

#タブノキの冬芽の芽鱗にある金色の毛 平塚市・四之宮せせらぎの森 2024/04/11

タブノキの冬芽の芽鱗にある金色の毛 平塚市・四之宮せせらぎの森 2024/04/11

#タブノキの冬芽の芽鱗にある金色の毛 平塚市・四之宮せせらぎの森 2024/04/11

ほころぶのは3月下旬以降、およそソメイヨシノ(染井吉野)が咲く頃。冬芽から飛び出た直後の若葉は赤い。

タブノキの赤みを帯びる若葉 平塚市・四之宮せせらぎの森 2024/04/11

#タブノキの赤みを帯びる若葉 平塚市・四之宮せせらぎの森 2024/04/11

タブノキの赤みを帯びる若葉 平塚市・四之宮せせらぎの森 2024/04/11

#タブノキの赤みを帯びる若葉 平塚市・四之宮せせらぎの森 2024/04/11

タブノキの赤みを帯びる若葉 平塚市・四之宮せせらぎの森 2024/04/11

#タブノキの赤みを帯びる若葉 平塚市・四之宮せせらぎの森 2024/04/11

近似種にホソバタブ(細葉椨)なるものあり。タブノキとは、冬芽の毛が白い、冬芽から飛び出たばかりの若葉もはじめから緑色をしている、という二点で明確に見分けられる。名前の通り葉は細めなのだが、葉が細いタブノキもふつうに見かけるので葉の形状で判断してはいけない。葉が細いタブノキはただのタブノキである。ホソバタブは神奈川県内に自生なく、植栽されることもまずない。

開花中のタブノキ 茅ヶ崎市・鶴嶺八幡社 2018/04/12

開花中のタブノキ 茅ヶ崎市・鶴嶺八幡社 2018/04/12

葉は大きく、鋸歯ない全縁。

タブノキの若い葉 茅ヶ崎市・神奈川県藤沢土木事務所汐見台庁舎海浜自然生態園 2018/06/04

#タブノキの若い葉 茅ヶ崎市・神奈川県藤沢土木事務所汐見台庁舎海浜自然生態園 2018/06/04

タブノキの古い葉 逗子市・大崎公園 2017/03/28

タブノキの古い葉 逗子市・大崎公園 2017/03/28

樹皮を細かく粉末にしたものが、線香の原料になっている。

タブノキの花

タブノキのほころび始めた混芽 茅ヶ崎市萩園・十二天神社 2020/04/11

#タブノキのほころび始めた混芽 茅ヶ崎市萩園・十二天神社 2020/04/11

タブノキ 茅ヶ崎市・鶴嶺八幡社 2018/04/12

タブノキ 茅ヶ崎市・鶴嶺八幡社 2018/04/12

タブノキ 茅ヶ崎市・鶴嶺八幡社 2018/04/12

タブノキ 茅ヶ崎市・鶴嶺八幡社 2018/04/12

クモ(蜘蛛)が出現する4月中旬あたりからクモの巣にまみれる。花がやや不快な臭(にお)いを放つため、それにハエ(蠅)などが引き寄せられるからだろう。

タブノキの実

サンゴジュ(珊瑚樹)と呼ばれるべきはタブノキの方ではないか、といいたくなるほど見事に赤く染まった柄(え)が美しい。その先にかわいらしい坊主っくりの実ができる。緑色から黒色に熟す。

タブノキの未熟な実 茅ヶ崎市・神奈川県藤沢土木事務所汐見台庁舎海浜自然生態園 2018/06/04

#タブノキの未熟な実 茅ヶ崎市・神奈川県藤沢土木事務所汐見台庁舎海浜自然生態園 2018/06/04

タブノキの未熟な実 茅ヶ崎市・神奈川県藤沢土木事務所汐見台庁舎海浜自然生態園 2018/06/04

#タブノキの未熟な実 茅ヶ崎市・神奈川県藤沢土木事務所汐見台庁舎海浜自然生態園 2018/06/04

タブノキの未熟な実 茅ヶ崎市・神奈川県藤沢土木事務所汐見台庁舎海浜自然生態園 2018/06/04

#タブノキの未熟な実 茅ヶ崎市・神奈川県藤沢土木事務所汐見台庁舎海浜自然生態園 2018/06/04

タブノキの未熟な実 平塚市・四之宮せせらぎの森 2024/06/15

#タブノキの未熟な実 平塚市・四之宮せせらぎの森 2024/06/15

タブノキの未熟な実 平塚市・四之宮せせらぎの森 2024/06/15

#タブノキの未熟な実 平塚市・四之宮せせらぎの森 2024/06/15

タブノキの熟した実 逗子市・大崎公園 2017/06/03

タブノキの熟した実 逗子市・大崎公園 2017/06/03

タブノキの熟した実 逗子市・大崎公園 2017/06/03

タブノキの熟した実 逗子市・大崎公園 2017/06/03


横浜市旭区・鳴﨑金子稲荷社(かながわの名木100選「鳴﨑金子稲荷社のタブノキ」)

横須賀市湘南国際村(かまくらと三浦半島の古木・名木50選「子安の里のタブノキ」)、逗子市・大崎公園、甘縄神明神社(かまくらと三浦半島の古木・名木50選「甘縄神明宮のタブノキ」)、鎌倉市坂ノ下・御霊神社(樹齢400年、市指定天然記念物「タブノキ」、かながわの名木100選「坂ノ下の御霊神社のタブノキ」)、藤沢市渡内・#慈眼寺(モチノキ4株・タブノキ3株・スダジイ1株の合体木=市指定天然記念物「混生樹(寄り木)」、藤沢市・臺谷戸稲荷(市指定天然記念物「臺谷戸稲荷の森」、かながわの名木100選「臺谷戸稲荷のタブノキ」)、茅ヶ崎市小和田2-12-68(市指定天然記念物「水嶋家のタブノキ」=指定解除、かながわの名木100選「小和田のタブノキ」、平成24年(2012)12月伐採滅失・敷地は再開発されて焼肉きんぐ茅ヶ崎店駐車場に)、鶴嶺八幡社、大磯町・鷹取神社(県指定天然記念物「鷹取神社の社叢林」)、#二宮町山西191(町指定天然記念物「タブの木」)

逗子市沼間1-82-3(かまくらと三浦半島の古木・名木50選「秋元家のタブノキ」、かまくらと三浦半島の古木・名木50選「秋元家のクスノキ」も)、逗子市山の根・熊野神社(かまくらと三浦半島の古木・名木50選「熊野神社のタブノキ」)、逗子市新宿4-7-32・ボーイスカウト逗子第1団披露山本部(かまくらと三浦半島の古木・名木50選「新宿のタブノキ」)、大磯町国府新宿479(樹齢推定800年=現存する町内最古の木、町指定天然記念物「社宮神のタブ」)

大和市代官1-19-7(市指定天然記念物「タブノキ」)、清川村煤ヶ谷(すすがや、幹周り9m・樹高12m、神奈川県で最も大きなタブノキ、但し合体木か、上部やや傷んだ、新道側に入口あり、かながわの名木100選「煤ケ谷のしばの大木」)

参考資料

『日本一の巨木図鑑』 宮誠而著 文一総合出版発行(2013)

『大磯町文化財調査報告書 第12集』 大磯教育委員会発行(1974)

『藤沢市文化財調査報告書 第六集』 藤沢市教育委員会編集・発行(1970)

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