ホオズキ

鬼灯、酸漿 ナス目/ナス科/ホオズキ属 花期/7月 結実期/7月中旬~9月

有毒薬用改良種

ホオズキの熟しかけている実 茅ヶ崎市浜之郷 2018/08/03

#ホオズキの熟しかけている実 茅ヶ崎市浜之郷 2018/08/03

ホウズキではなくホオズキ。園芸栽培される中国や東南アジア原産の多年草。多品種あり形態は様々なれど、草丈はふつう人の膝(ひざ)程度。タネがホームセンターなどで安価で市販されているからだろう、湘南・鎌倉・三浦半島では民家の庭や市民農園などで栽培されている。が、絶大な知名度を誇る割にはさほど多くは見かけない。おそらく葉がひどく食害されてとても観賞に耐えられる状態ではなくなってしまうせい。ホオズキの実は切花コーナーで購入した方がよっぽどきれいで見栄えのするものが手に入るだろう。ホオズキは意外にも”武家の古都”鎌倉の風物詩にはまったくなっておらず、ほおずき市も開催されていない。名所もなし。寺境内にちょこちょこ植えられてはいるのだが、やはり食害で見るに能(あた)わず。

ホオズキの発芽 茅ヶ崎市浜之郷 2019/07/03

#ホオズキの発芽 茅ヶ崎市浜之郷 2019/07/03

大きく成長してきたホオズキ 茅ヶ崎市浜之郷 2019/06/05

#大きく成長してきたホオズキ 茅ヶ崎市浜之郷 2019/06/05

大きく成長したホオズキ 横浜市戸塚区・舞岡公園 2019/07/05

大きく成長した#ホオズキ 横浜市戸塚区・舞岡公園 2019/07/05

ホオズキの熟しかけている実 鎌倉市・大巧寺 2017/08/07

#ホオズキの熟しかけている実 鎌倉市・大巧寺 2017/08/07

ホオズキの葉 茅ヶ崎市浜之郷 2019/06/05

#ホオズキの葉 茅ヶ崎市浜之郷 2019/06/05

ホオズキの葉 茅ヶ崎市浜之郷 2018/08/13

#ホオズキの葉 茅ヶ崎市浜之郷 2018/08/13

ホオズキの葉 横浜市戸塚区・舞岡公園 2018/10/18

#ホオズキの葉 横浜市戸塚区・舞岡公園 2018/10/18

ホオズキの葉(や花)を食害する昆虫はいろいろあれど、主犯はテントウムシダマシ(天道虫騙し)と呼ばれるニジュウヤホシテントウ(二十八星天道)とオオニジュウヤホシテントウ(大二十八星天道)。テントウムシの仲間であるが、作物の害虫たるアブラムシ(油虫)を食べてくれる益虫ではなく、作物の方をかじって食べてしまうアブラムシ以上の害虫である。これが何匹も付いてしまうと、気が付けばホオズキの葉は虫食い穴でずたぼろになり、じつに見苦しい。食害を防ぐには葉を観察して食痕(しょっこん)が出来ていないか毎日継続して確認する必要があるが、関東人は植えたら植えっ放しな人が多くて駄目。いずこで見かけるホオズキもきれいな状態でない。きれいな実がなるかどうか、実がいくつできるかではなく、テントウムシダマシなどによる食害をいかに防ぐかが肝要。虫が少ない都市部こそホオズキ栽培に向いているかも。

ホオズキを食害するテントウムシダマシ(ニジュウヤホシテントウか) 横浜市戸塚区・舞岡公園 2019/07/05

#ホオズキを食害するテントウムシダマシ(ニジュウヤホシテントウか) 横浜市戸塚区・舞岡公園 2019/07/05

テントウムシダマシ(ニジュウヤホシテントウか)に食害されたホオズキ 横浜市戸塚区・舞岡公園 2019/07/05

テントウムシダマシ(ニジュウヤホシテントウか)に食害された#ホオズキ 横浜市戸塚区・舞岡公園 2019/07/05

ホオズキの花

花はナス科らしいもので色はおよそ白。下向きに咲くものが多い。葉腋(ようえき)に挟まれてひしゃげていることも。あくまでも花を観賞するためのものでなく、主役は実。花はたいして美しからず。

ホオズキ 茅ヶ崎市浜之郷 2019/06/05

#ホオズキ 茅ヶ崎市浜之郷 2019/06/05

ホオズキ 茅ヶ崎市浜之郷 2019/08/20

#ホオズキ 茅ヶ崎市浜之郷 2019/08/20

ホオズキ 茅ヶ崎市浜之郷 2019/08/20

#ホオズキ 茅ヶ崎市浜之郷 2019/08/20

ホオズキの実

花がぽつりぽつりと咲きつつ、実も徐々になってゆく。はじめ緑色で、のちオレンジ色に熟す。お盆の前、毎年七月九日および十日は東京都台東区・浅草寺(せんそうじ)の四万六千日(しまんろくせんにち)縁日(その日に参拝すれば四万六千日分もの功徳(くどく)が得られるとされている特別な日)。参道は「ほおずき市」(風鈴付き鉢植え2,500円)でたいへんな賑わいを見せ、テレビなどの地方ニュースで毎年取り上げられる。とはいえ、これは九州などでハウス栽培されたもので、湘南・鎌倉・三浦半島の露地物のホオズキの実はまだまだ真っ青。実がしっかり橙色に色付いてくるのは八月中旬以降である。

ホオズキの若い実 茅ヶ崎市浜之郷 2019/06/05

#ホオズキの若い実 茅ヶ崎市浜之郷 2019/06/05

ホオズキの熟しかけている実 茅ヶ崎市浜之郷 2018/08/03

#ホオズキの熟しかけている実 茅ヶ崎市浜之郷 2018/08/03

ホオズキの熟しかけている実 茅ヶ崎市浜之郷 2018/08/13

#ホオズキの熟しかけている実 茅ヶ崎市浜之郷 2018/08/13

オレンジ色によく熟した実はお盆(旧暦七月十五日、現在は七月十五日ないし月後れの八月十五日)に、先祖の霊を家に招き入れるための迎え火として珍重される。火を使わないが実の姿が灯火(ともしび)のように見えるため、供物(くもつ)として用いられているのである。暗闇を明かりで照らすもまた一つの功徳である。

ホオズキの熟した実 鎌倉市・大巧寺 2017/08/07

#ホオズキの熟した実 鎌倉市・大巧寺 2017/08/07

ホオズキの実 茅ヶ崎市浜之郷 2018/09/25

#ホオズキの実 茅ヶ崎市浜之郷 2018/09/25

ホオズキの熟した実 藤沢市・新林公園 2016/09/27

#ホオズキの熟した実 藤沢市・新林公園 2016/09/27

ホオズキの熟した実 横浜市戸塚区・舞岡公園 2018/10/18

#ホオズキの熟した実 横浜市戸塚区・舞岡公園 2018/10/18

ホオズキに似た実を付けるが緑色で蔓性のものはフウセンカズラ(風船葛)


横浜市戸塚区・#舞岡公園(小谷戸の里)

#瑞泉寺、#東慶寺(金仏背後の畑)、#極楽寺(客殿玄関脇 ※撮影禁止)、#大長寺(鐘楼隣の銀杏周辺)、新林公園(山道に帰化)

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