ハゼノキ

櫨の木 ムクロジ目/ウルシ科/ウルシ属 花期/5月下旬 紅葉見頃/10月~12月上旬 結実期/10月~12月

有毒危険自生種

落葉高木で、雌雄異株(しゆういしゅ)。単にハゼと呼ぶことも多い。ウルシ(漆)の仲間なため、ハゼノキもかぶれることがあるのでおいそれと素手で触れない方が賢明。

ヤマハゼの葉 横浜市金沢区・金沢自然公園 2018/05/20

ヤマハゼの葉 横浜市金沢区・金沢自然公園 2018/05/20

ヤマハゼの葉 横浜市栄区・横浜自然観察の森 2018/05/20

ヤマハゼの葉 横浜市栄区・横浜自然観察の森 2018/05/20

ハゼノキの花

ヤマハゼの雄花 横浜市栄区・横浜自然観察の森 2018/05/20

ヤマハゼの雄花 横浜市栄区・横浜自然観察の森 2018/05/20

ハゼノキの紅葉

初秋にいち早く葉が紅葉を始めるがそれは一枚二枚と限られ、緑の葉との対比が美しい。本格的に染まるのは11月下旬以降、ハゼモミジ(櫨紅葉)とも。
鎌倉のカエデ(楓)の紅葉は見頃が遅くて11月下旬から12月上旬にかけて。それまで我慢できずに鎌倉にやって来てしまった観光客が目にする赤い葉は、おそらくこのハゼノキのもの。カエデ代わりに見つけた真っ赤な葉っぱとしてSNSに写真が掲載されることが多いようだ。

ハゼノキの実

炒りすぎてちょっと焦げちゃってる節分豆(正体はダイズ(大豆))のようなものが房になってたくさんぶら下がっている木があったらハゼノキだろう。焙煎済みのコーヒー豆がなっているようにも見える。他の広葉樹が葉を落とす12月中旬以降になるとにわかに目立つ存在に。

ハゼノキの実 大関東勝亭 2016/12/08

ハゼノキの実 大関東勝亭 2016/12/08

ハゼノキの実 広町緑地 2016/12/21

ハゼノキの実 広町緑地 2016/12/21

ハゼノキの実 広町緑地 2016/12/21

ハゼノキの実 広町緑地 2016/12/21

実の成分に触れてもかぶれることがあるようなので注意が必要。そんな実もタイワンリス(台湾栗鼠)やカラス(烏)、メジロ(目白)などの鳥獣がよく食べる。冬に備えて脂肪を蓄えるという意味で、ちょうど良いナッツなのだろう。

ハゼノキの実を食べるタイワンリス 広町緑地 2016/12/21

ハゼノキの実を食べるタイワンリス 広町緑地 2016/12/21

ハゼの実からは木蝋(もくろう)あるいは生蝋(きろう)と呼ばれる油が採れ、高級和蝋燭(わろうそく)の原料となる(現代の一般的な蝋燭の原料は石油製品のパラフィンワックス)。また相撲取りなどが髷(まげ)を結い固める際に使用する鬢付け油(びんつけあぶら)もハゼの実から作られている。油分は乾燥した実を蒸したりなどして抽出できる。

近似種にヌルデ(白膠木)がある。


横浜市栄区・横浜自然観察の森(タンポポの道2番~3番に雄株)

観音崎公園(花の広場入口にやや低木の雌株)、横須賀市・湘南国際村めぐりの森(園路入ってすぐ左、駐車場最奥南)、鎌倉市子ども自然ふれあいの森(浄明寺緑地)、大関東勝亭、鶴岡八幡宮(太鼓橋近く源氏池)、海蔵寺、藤沢市本町・常光寺

はやま三ヶ岡山緑地(山頂広場)、荏柄天神社(参道半ばビャクシン(柏槇)樹上に着生、広町緑地(花=5月末

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