庭七竈 バラ目/バラ科/ホザキナナカマド属 花期/5月中旬~6月中旬
学名/Sorbaria kirilowii (Regel) Maxim.
外来種改良種
#ニワナナカマド 鎌倉市山ノ内 2021/05/25
園芸栽培される、中国原産の落葉低木。名は、(神奈川県内では丹沢や箱根といった山地に自生がある)ナナカマドに似ていて、庭植えされるもの、の意。姿はむしろ北海道などに分布するホザキナナカマド(穂咲七竈)にそっくりで紛らわしい。別名チンシバイ(珍至梅、珍珠梅)は中国名からだろう。樹高は2~3mにしかならず、庭木として利用されることがある。幹は株立ちする。
民家に植栽された立派な#ニワナナカマド 茅ヶ崎市萩園 2022/06/03
#ニワナナカマド 鎌倉市山ノ内 2021/05/25
#ニワナナカマド 鎌倉市山ノ内 2021/05/25
葉は互生の、奇数羽状複葉。先端は尾状(びじょう)に伸びる。
#ニワナナカマドの展葉 横浜市戸塚区・俣野別邸庭園 2020/03/16
#ニワナナカマドの葉 鎌倉市山ノ内 2021/05/25
#ニワナナカマドの葉 鎌倉市山ノ内 2021/05/25
#ニワナナカマドの葉 鎌倉市山ノ内 2021/05/25
#ニワナナカマドの葉 鎌倉市山ノ内 2021/05/25
ニワナナカマドの花
ナナカマドは複散房花序、ホザキナナカマドとニワナナカマドは円錐花序。ホザキナナカマドは雄蕊がたいへん長くて四十本以上あり、小花柄(しょうかへい)などには毛が生える模様。ニワナナカマドは雄蕊はニ十本程度で、柄(え)などは無毛。ぱっと見ですっきりきれいな花はニワナナカマドの方である。加えて、ナナカマドとホザキナナカマドは寒冷な場所を好む植物のため、温暖(というより夏は蒸し暑くて不快)な湘南・鎌倉・三浦半島の公園やら民家やらで栽培されているものを見かけたら、まずはニワナナカマドであろう。ブログ等でホザキニワナナカマドとして紹介されていようと、ホザキニワナナカマドとの樹名板が付されていようとも、実のところはニワナナカマドではないのかと疑って検証した方が良さそうである。花色は白。小花はウメ(梅)形。
#ニワナナカマドの蕾 鎌倉市山ノ内 2021/05/25
#ニワナナカマド 鎌倉市山ノ内 2021/05/25
#ニワナナカマド 鎌倉市山ノ内 2021/05/25
#ニワナナカマド 鎌倉市山ノ内 2021/05/25
#ニワナナカマド 鎌倉市山ノ内 2021/05/25
#ニワナナカマド 鎌倉市山ノ内 2021/05/25
横浜市南区・#こども植物園(ホザキナナカマド?、園路から遠い、5月下旬~6月上旬)、横浜市戸塚区・#俣野別邸庭園
#荒井石材店(東慶寺の北向かい)、#東慶寺、#光則寺
ホザキナナカマドと、ニワナナカマドは別種と言う記事がありました。
https://shiny-garden.com/post-26832/
ここのところ私は雑用が多くて、ブログが途切れるかも?