カエデ

楓 ムクロジ目/カエデ科/カエデ属 開葉/3月中旬~4月 花期/4月中旬 結実期/5月~6月 紅葉見頃/11月下旬~12月上旬

自生種改良種保護

カエデの新緑(赤葉もカエデ) 鎌倉市・浄妙寺 2018/04/22

カエデの新緑(赤葉もカエデ) 鎌倉市・浄妙寺 2018/04/22

カエデはカエデ属に分類される樹木の総称。一般にカエデといわれて連想するのはイロハモミジ(いろは紅葉)という品種で、神奈川県内でも丘陵地の林の中などに自生する。カエデは園芸種も多く、一口にカエデで済ませてしまっているが、葉をよく見れば思いのほかたくさんの品種があることに気づかされる。

カエデの開葉

基本的に若葉は緑色、ただし春紅葉(はるもみじ)となるものあるいは葉が一年中赤い品種は、若葉も赤い。サンゴカク(珊瑚閣)という品種は枝ぶりが赤く、葉の緑色とのコントラストが楽しめる。

カエデの開葉 鎌倉市二階堂・覚園寺道 2012/03/30

カエデの開葉 鎌倉市二階堂・覚園寺道 2012/03/30

カエデの開葉 横須賀市・高麗山公園 2018/03/31

カエデの開葉 横須賀市・高麗山公園 2018/03/31

カエデの開葉 横浜市金沢区・金沢自然公園 2017/03/18

カエデの開葉 横浜市金沢区・金沢自然公園 2017/03/18

カエデの開葉 瑞泉寺 2012/03/30

カエデの開葉 瑞泉寺 2012/03/30

春紅葉


カエデ(楓)の中には春にも紅葉(こうよう)するものがあり、この現象を春紅葉(はるもみじ)と呼ぶ。まだ若い葉が葉緑素を蓄える前に起こるもので、元々備わっている赤い色素が透けて見えるのだとか。春から秋までずっと紅葉している(真夏は色が鈍くなり緑交じりの赤茶色に変わってしまうが、冬の影もちらつき始める秋本番の時期にはまた真っ赤に戻る)ノムラモミジ(野村紅葉)などの品種も。

イロハモミジ('出猩々')の開葉 平塚市・花菜ガーデン 2017/04/21

イロハモミジ(’出猩々’)の開葉 平塚市・花菜ガーデン 2017/04/21

イロハモミジ('出猩々')の若葉 平塚市・花菜ガーデン 2017/04/21

イロハモミジ(’出猩々’)の若葉 平塚市・花菜ガーデン 2017/04/21

カエデの花

まるでサクラ(桜)の花が散ってしまった後に残された萼(がく)だけ、のようだが、この小さく開いているのがカエデの花である。ちなみに、イチョウ(公孫樹)も4月に花が咲く。

カエデの花 鎌倉市・浄光明寺(不動堂前) 2011/04/17

カエデの花 鎌倉市・浄光明寺(不動堂前) 2011/04/17

カエデの花 鎌倉市・浄光明寺(不動堂前) 2011/04/17

カエデの花 鎌倉市・浄光明寺(不動堂前) 2011/04/17

カエデの実

トウカエデの実 鎌倉中央公園 2018/06/02

トウカエデの実 鎌倉中央公園 2018/06/02

カエデの紅葉

紅葉(もみじ、こうよう)といったら、一般的にはカエデの葉が赤く色づくことを指す。

北海道の大雪山などから紅葉(カエデに限らない)の初報が届くのは9月中旬。巷では一気にもみじ狩り熱が高まるが、温暖な平地である鎌倉では見頃は遅くて11月下旬以降まで待たねばまともには色づかない。10月下旬にはハロウィーンという大きなイベントがあり、11月に入れば北海道では積雪が始まり関東地方ではクリスマスだイルミネーションだという話にニュース報道が転換しているため、実際のところ鎌倉の紅葉は”世間の紅葉ブームがすっかり下火になった後”がその時期となる。それでも十分大勢の観光客がやって来てくれるわけだが。

カエデの紅葉 源氏山公園 2016/11/13

カエデの紅葉 源氏山公園 2016/11/13

カエデの紅葉 平塚市・総合公園日本庭園 2017/11/25

カエデの紅葉 平塚市・総合公園日本庭園 2017/11/25

カエデの紅葉 平塚市・総合公園日本庭園 2017/11/25

カエデの紅葉 平塚市・総合公園日本庭園 2017/11/25

東北の山々や京都の紅葉情報に釣られて鎌倉へも早々と足を運ばれる観光客が毎年あとを絶たないが、11月中旬では色づき始めた株が鎌倉中を探せば数本見つからないでもないという程度の空振りに終わってしまうことは承知しておきたい。また鎌倉の紅葉は赤一色には染まらないことも多く、”山一面の錦絵”であるとか、十本ニ十本も真っ赤なもみじが連なる絶景のようなものもない。社寺の伝統建築を背景にして視界を狭めて見るなど、工夫をするとより一層楽しめるのではないか。
鎌倉の紅葉が見頃を迎える11月下旬から12月上旬は、僅か三日程度で色付きががらりと変わることがあるので注意が必要。真っ赤に染まったと思ったらちょっとの強風で木の頂上部が散り禿げかけてしまうことさえある。特に12月に入ってからは悠長に構えていてはいけない。
またこの時期は日の入時刻がたいへん早く16:30前後には日没を迎える。15:00を過ぎればもう斜陽で、まるで夕方のような雰囲気に。鎌倉は低山に囲まれているので日暮れはなおさら早い。紅葉がきれいに楽しめるのは基本的に10:00-14:30の間だけしかないと覚悟しておくとよい。

カエデなどの紅葉 英勝寺 2016/12/08

カエデなどの紅葉 英勝寺 2016/12/08

カエデの紅葉 滑川・犬懸橋 2016/12/08

カエデの紅葉 滑川・犬懸橋 2016/12/08

カエデの紅葉 旧華頂宮邸 2016/12/08

カエデの紅葉 旧華頂宮邸 2016/12/08

カエデの紅葉 浄妙寺 2016/12/08

カエデの紅葉 浄妙寺 2016/12/08

カエデの紅葉 滑川・東勝寺橋 2016/12/08

カエデの紅葉 滑川・東勝寺橋 2016/12/08

カエデの紅葉 滑川・東勝寺橋 2016/12/08

カエデの紅葉 滑川・東勝寺橋 2016/12/08

一口にカエデといっても品種は多い。最も一般的なイロハモミジ(いろは紅葉、イロハカエデ)、ヤマモミジ(山紅葉)、テツカエデ(鉄楓)、ウチワカエデ(団扇楓)の類など、よく探せば数十種類にのぼるかもしれない。

紅葉は、もみじ?こうよう?カエデとの違いは?

カエデ属の樹木を総称してカエデ(楓)という。カエデに限らず、葉が赤く色付く現象ないしその色付いた葉を紅葉(もみじ、こうよう)という。一般にはよく紅葉(こうよう)したカエデのみを特に紅葉(もみじ)といい、転じて俗に紅葉(こうよう)していようがしていまいがカエデすべてを紅葉(もみじ)と呼ぶ。


カエデ(楓)

カエデ属の樹木の総称。 ※当サイトでは植物名はカタカナで記載している。


紅葉(もみじ、こうよう)

葉が赤く色づく現象ないしその色づいた葉。
“もみじ”は和語(訓読み)、”こうよう”は漢語(音読み)、という違いだけで意味は同じ。


紅葉(もみじ)

紅葉(こうよう)したカエデのこと。俗に、紅葉(こうよう)していないカエデも指す。

カエデの紅葉 静岡県熱海市・伊豆山神社 2017/12/04

カエデの紅葉 静岡県熱海市・伊豆山神社 2017/12/04


東京都
八王子市・武蔵陵墓地(総門内の池周辺、多摩陵=大正天皇墓の周辺、武藏野東陵=香淳皇后墓の周辺、11月上旬~中旬=鎌倉で最も早い源氏山より早い、高尾山山頂の紅葉より早い、参道(国道20号甲州街道「多摩御陵入口」以北の都道)沿いのケヤキ(欅)の紅葉も)

横浜市中区
三渓園(12月初旬が総合的に見頃、人気の聴秋閣周りは12月7日頃)

横浜市金沢区
富岡・慶珊寺(イチョウの黄葉と)

横須賀市

三浦市

葉山町
上山口・大昌寺(町指定天然記念物、かまくらと三浦半島の古木・名木50選)

逗子市
神武寺

鎌倉市
子ども自然ふれあいの森、朝夷奈切通、報国寺、旧華頂宮邸(10:00-15:00、月曜日および火曜日定休・祝開園翌日休園)、滑川・犬懸橋、瑞泉寺(客殿玄関横にサンゴカク=11月上旬~中旬に黄葉、山門周辺=12月10日~15日頃・鎌倉の紅葉の見納め、境内全所一斉には染まらず順繰りに)、獅子舞(11月中旬~12月上旬)、鎌倉宮(11月末)、東勝寺橋、比企谷・妙本寺、安国論寺、鶴岡八幡宮(柳原神池、鎌倉国宝館前、源氏池畔)、建長寺(半僧坊参道石段他)、長寿寺(紅葉の時期は11月金土日祝・12月第1週金土日のみ一般公開・300円、観音堂周辺、11月末~12月初旬)、明月院通り(11月中旬~下旬、イチョウの黄葉と)、明月院(11月下旬~12月上旬 本堂後庭園公開=拝観料300円+別途500円、円窓から)、浄智寺、浄智寺谷戸、円覚寺(山門外、居士林周辺、妙香池周辺参道、他)、浄光明寺、海蔵寺(山門外、今小路沿い民家も)、英勝寺(トウカエデ(唐楓)=市指定天然記念物、山門奥=12月上旬、木曜定休)、化粧坂、源氏山公園、佐助隧道東、佐助稲荷神社、高徳院、光則寺、長谷寺(11月中旬~12月上旬 ライトアップ=通路は三脚不可)、鎌倉文学館

百八やぐら、永福寺跡(展望台から)、寶戒寺橋、寿福寺、鎌倉中央公園(バス停~管理事務所にトウカエデ・樹名板あり)、今泉・称名寺、散在ガ池森林公園(鎌倉湖)、大長寺、大慶寺

藤沢市
藤沢本町・常光寺

寒川町
寒川神社

茅ヶ崎市
浄見寺

平塚市
楊谷寺谷戸横穴墓群

総合公園日本庭園

大磯町
大磯城山公園(11月下旬ライトアップ

二宮町

伊勢原市
大山(11月中旬~下旬 ライトアップ、大山寺 16:30-20:00 期間中秋の特別開帳あり、大山阿夫利神社下社 ※ケーブルカーの終電時刻=平日-18:00・土日祝-20:00)

山北町
丹沢(11月中旬~下旬 ※11月上旬の土曜日 神奈川県高等学校駅伝競走大会・11月最終日曜日 丹沢湖マラソンに注意)

南足柄市
大雄山最乗寺(11月中旬~12月上旬)

小田原市
松永記念館

紅葉が見頃を迎える時期


9月中旬

北海道大雪山

※以後、北海道の山地から東北の山地へと紅葉前線が南下してゆく。

10月下旬

栃木県奥日光・中禅寺湖畔

10月末

栃木県日光・いろは坂

11月初旬

栃木県・日光東照宮

11月上旬~中旬

東京都八王子市・高尾山山頂

11月中旬

箱根・芦ノ湖スカイライン三国峠、芦ノ湖、大涌谷、早雲山、仙石原・長安寺(雨天時最良)、蛇骨川八千代橋、宮ノ下・菊華荘

11月中旬~下旬

東京都八王子市・高尾山薬王院、高尾登山鉄道ケーブルカー、伊勢原市・大山、丹沢、愛知県豊田市・香嵐渓(こうらんけい)、京都(嵐山・常寂光寺など)、奈良

※東京近郊の山地および京都・奈良で紅葉が見頃を迎えるため紅葉狩り人気がピークに。以後、山の頂上から低地へと紅葉前線が下降してゆく。

11月中旬~12月上旬

南足柄市・大雄山最乗寺

11月下旬

箱根・強羅公園、強羅美術館、宮ノ下、塔ノ沢付近

11月下旬~12月上旬

鎌倉

12月上旬

三渓園、箱根湯本

紅葉の時期に注意したい鎌倉の交通規制


瑞泉寺、獅子舞、鎌倉宮、覚園寺

県道204号六浦道「岐れ路」交差点周辺から二階堂・西御門地区方面へは、「タクシー・二輪を除く 日曜・休日10-16」で車両進入不可。瑞泉寺・鎌倉宮・覚園寺は無料駐車場完備。鎌倉市観光協会が営業する鎌倉宮横駐車場は有料(普通車400円/60分+200円/30分、09:00-17:00)。

平成26年(2014)4月1日 鎌倉宮横駐車場の料金改定 ‥ 普通車430円/60分+210円/30分、大型車1,600円/60分+800円/30分

平成28年(2016)4月1日 鎌倉宮横駐車場の料金改定 ‥ 普通車450円/60分+220円/30分、大型車1,800円/60分+900円/30分

平成28年(2016)12月1日 県道204号六浦道「岐れ路」交差点の交通規制(二階堂・西御門地区方面へは「タクシー・二輪を除く 日曜・休日10-16」で車両進入不可)を撤廃


明月院

県道21号鎌倉道「第三鎌倉道踏切」から明月院通りは、「大型等は終日、大型等以外の車両7-9」で車両進入不可(今泉台方面からの一方通行)。なお明月院門前・周辺に駐車場は一切ない。車は県道21号沿いの有料コインパーキングに止め置くこと。

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