大木欒子 ムクロジ目/ムクロジ科/モクゲンジ属 花期/9月 結実期/10月~11月
学名/Koelreuteria bipinnata Franch.
外来種駆除稀少
オオモクゲンジ 大磯町生涯学習館 2022/09/14
中国原産の落葉高木で、雌雄同株(しゆうどうしゅ)の雌雄異花。モクゲンジの近縁種で、樹高は高く実も大きくなり、花期は遅い。フクワバモクゲンジ(復羽葉木欒子)、フクロミモクゲンジ(袋実木欒子)、葉に鋸歯がないことからマルバモクゲンジ(丸葉木欒子)といっても同じ本種を指すらしい。ごく希に植栽されることがある。
満開のオオモクゲンジ 大磯町生涯学習館 2022/09/14
満開のオオモクゲンジ 大磯町生涯学習館 2022/09/14
オオモクゲンジ 大磯町生涯学習館 2023/09/20
満開のオオモクゲンジ 大磯町生涯学習館 2023/09/17
満開の#オオモクゲンジ(白色矢印) 鎌倉広町緑地 2022/09/16
満開の#オオモクゲンジ 鎌倉広町緑地 2022/09/16
#オオモクゲンジの大樹 鎌倉市・大船フラワーセンター 2021/09/11
#オオモクゲンジ 鎌倉市・大船フラワーセンター 2021/09/11
実がなったオオモクゲンジ 大磯町生涯学習館 2023/10/13
オオモクゲンジの色付いてはいるが未熟な実 大磯町生涯学習館 2023/10/13
オオモクゲンジの熟した実 大磯町生涯学習館 2023/11/22
初春の#オオモクゲンジ(一部に鋸歯縁の葉を付ける) 厚木市・神奈川県自然環境保全センター 2024/02/28
葉は二回奇数羽状複葉。小葉は対生せずずれる。成木の葉はふつう鋸歯(きょし)ない全縁(ぜんえん)。さほど厚くはないがやや革質(かくしつ)。
オオモクゲンジの葉 大磯町生涯学習館 2022/09/14
オオモクゲンジの葉 大磯町生涯学習館 2022/09/14
オオモクゲンジの葉 大磯町生涯学習館 2017/09/09
オオモクゲンジの小葉 大磯町生涯学習館 2022/09/14
オオモクゲンジの小葉 大磯町生涯学習館 2023/09/18
オオモクゲンジの縮れ毛ある葉裏 大磯町生涯学習館 2023/09/18
オオモクゲンジの縮れ毛ある葉裏 大磯町生涯学習館 2023/09/18
オオモクゲンジの若枝に見える斑模様 大磯町生涯学習館 2023/09/18
独自に見出しているものなのでいかなる文献にも掲載ないと思うが、オオモクゲンジは葉柄基部の膨らみに縞々の模様が100%とは言えないもののかなりの高確率で出現する。モクゲンジにはこの性質は見られない。樹高40cm程度の生え出て間もない幼木にも当てはまる。
オオモクゲンジの葉柄基部の膨らみに現れる縞々模様 大磯町生涯学習館 2023/09/18
オオモクゲンジの幹(樹皮) 大磯町生涯学習館 2022/09/14
古いオオモクゲンジの升目状にひび割れ剥がれる幹(樹皮) 大磯町・高麗山公園 2024/02/12
大磯町・高麗山公園に帰化したオオモクゲンジ
※本項は全面的に書き改めた(2024/02/17)。加筆修正(2024/02/29)。
令和5年(2023)9月 オオモクゲンジの開花を、大磯町高麗(こま)・大磯町生涯学習館の駐車場と高麗山(こまやま)との境界に生えているよく人目を惹く名木の1本のみならず、高麗山南嶺の鬱蒼とした林内でも複数確認した。東天照(とうてんしょう)中腹以下の谷筋(たにすじ)で5本以上、そのやや東側にある見晴広場下に1本、これらとはだいぶ西方に離れて高麗山(大堂(だいどう))中腹に1本、である。
高来神社裏山に生えたオオモクゲンジ(白色矢印) 大磯町高麗(こま)・国道1号線「高来神社入口」 2023/09/18
東天照の谷筋に生えたオオモクゲンジ(白色矢印) 大磯町高麗・国道1号線「高来神社入口」 2023/09/18
『神奈川県植物誌2018』によれば、神奈川県内にオオモクゲンジの帰化はない、という体裁になっている。但し、神奈川県立生命の星・地球博物館によれば、大磯町の高麗山公園(こまやま-、高麗山県民の森)内で採取されたオオモクゲンジの標本は存在しており、(逸出や帰化という認識ではなく)植栽されたものとして取り扱われているだけ、とのことだった。昭和47年(1972)3月31日付で神奈川県指定天然記念物「大磯高麗山の自然林」となっている森の中に中国大陸産の木が植えられているという奇妙は状況は、現在大磯町生涯学習館がある場所に昭和32年(1957)に林業指導所(のち厚木市七沢・林業試験場、現在自然環境保全センター)なるものが設置され、高麗山一帯を高麗山樹木園と称し、実験的な意味合いも兼ねて、妙な樹木があれこれ植栽されたせいである。女坂登り口にユリノキ(百合の木)やメタセコイアといった外国産の高木がそびえているのもこのためである。
林内に生えたオオモクゲンジ 大磯町・高麗山公園 2023/09/17
林内に生えたオオモクゲンジの葉 大磯町・高麗山公園 2023/09/17
林内に生えたオオモクゲンジ 大磯町・高麗山公園 2023/09/17
林内に生えた若いオオモクゲンジ(葉には鋸歯あり) 大磯町・高麗山公園・見晴広場 2023/09/17
ここで問題が生ずるのだが、このたび、開花する成木に加えて、オオモクゲンジと思しき未開花の幼株(本頁では生え出て間もない樹高1m以下のごく小さな株をいう)および若木(同じく樹高1~3mをいう)を、高麗山の林内(主に大磯町生涯学習館北側の低所)で多数発見したのである。オオモクゲンジは、高麗山の林内で自然な状態で大繁殖している。どうもこの点は(モクゲンジと誤認されたせいで)見逃されてきたようであるので、今後学術的な調査が行われ、オオモクゲンジの帰化が公に認められることを期待したい。
林床にあったオオモクゲンジ(推定)の実生 大磯町・高麗山公園 2023/09/17
林床にあったオオモクゲンジ(推定)の実生 大磯町・高麗山公園 2023/09/17
加えて一点、新たな問題が生じた。神奈川県立生命の星・地球博物館によれば、平成10年(1998)高麗山登山道女坂の谷で採取された小葉が欠刻状の鋸歯を持つモクゲンジの標本(KPM-NA0117659)がある、というのだ。これにはだいぶ振り回されて苦労を強いられた。結論を先に申せば、この標本はモクゲンジではなくオオモクゲンジであると見るのが正しい。
まず、モクゲンジの葉には欠刻状の鋸歯があり、オオモクゲンジの葉は全縁である、という認識は誤りである。オオモクゲンジも幼木から若木のうちは鋸歯縁であるし、成木であっても樹形を壊されるなどのストレスを感じると(?)鋸歯縁の葉を付けることがある。従って、欠刻状の鋸歯の有無だけをもってモクゲンジと決め付けてしまうのは早計である。
オオモクゲンジ(推定)の実生が育ったと思われる若木 大磯町生涯学習館 2023/09/17
オオモクゲンジ(推定)の若木の葉 大磯町生涯学習館 2023/09/17
#オオモクゲンジの不良成木から出た鋸歯縁の葉 厚木市・神奈川県自然環境保全センター 2023/10/18
オオモクゲンジの(幼木を除いて)鋸歯出る小葉の形状は、ケヤキ(欅)やムクノキ(椋の木)に通じるような、全縁であればタイサンボク(泰山木)のような、均整の取れた、悪く言えば平凡な形をしている。素人目に見て”ケヤキっぽいかも”と感じる小葉はオオモクゲンジである。見慣れてしまえばぱっと見の、ものの一二秒で判断が付くほどのケヤキ感である。欠刻状の鋸歯は、あっても浅く、どれも同じような均等な深さである。よほど若い木でない限り、裂片はできない。(裂片を多く作るオオモクゲンジの幼木は、モクゲンジとは異なって、頂小葉の葉先がオオハナワラビ(大花蕨)を連想させるほど長く伸びる。裂片を作っている側小葉の葉先も鋭利に尖る。)
対してモクゲンジの小葉の形状は独特で、均整が取れておらず、だいぶ突飛で風変わり。モクゲンジの葉は変な形、これに尽きる。欠刻状の鋸歯は、特に葉軸基部側に付く小葉の基部でそれぞればらばらな大きさで自由気ままに存分に深く入る。深く切り込み過ぎて葉身基部は裂片と化すことも少なくない。大きな成木になっていよいよ裂片が入りにくくなってくると今度は、遠目には”カシワ(柏)の葉っぱっぽい”ように見えたりする。全体的に丸みを感じる葉である。
当該標本(KPM-NA0117659)は一般公開されていないためここに掲載することはできないが、以下のオオモクゲンジ(推定)の若木の葉に似ているものであった。
オオモクゲンジ(推定)の若木の葉 大磯町生涯学習館 2023/09/17
以上の若木(樹高2m超)は未開花のため、判断の最終的な決め手となる開花時期の違い(オオモクゲンジは9月、モクゲンジは6月)を示せないのであくまでも”推定”が付いてしまうものの、モクゲンジと一致する要素がないので消去法でオオモクゲンジである。オオモクゲンジと不一致な要素は見当たらないのでオオモクゲンジと判断して問題ない。従って、これに似た当該標本(KPM-NA0117659)もオオモクゲンジである。直接比較してももちろん同様である。
モクゲンジとオオモクゲンジの葉の比較まとめ ※画像クリックで拡大(4200×8500ピクセル、10.3MB)
以下、文字資料について。高麗山に樹木を植栽した張本人たる神奈川県林業指導所が発行した資料『林業指導所報告書』(1959、神奈川県自然環境保全センターにご確認いただいた)および『高麗山植物目録』(1968)によれば、フクワバモクゲンジ(=オオモクゲンジの別名)のみ掲載があり、他のモクゲンジ類の記録はない。要するに、オオモクゲンジは植えた、モクゲンジは植えてない、と言っている。
当該標本(KPM-NA0117659)はオオモクゲンジであったから、高麗山にはモクゲンジはなかった、ということになる。従って、以下の資料にモクゲンジとして掲載されている部分はすべてオオモクゲンジに置き換えられたい。
・『神奈川県植物誌2018』のモクゲンジの項に見る’稀に逸出(大磯高麗山)’の記述および分布図の高麗山に打ってあるのだろう分布点は誤り。
・『大磯町文化財調査報告書第47集 高麗山南面の樹木』(2004)所収の「高麗山樹木目録」(2001.5-2002.12調査)にモクゲンジの記載があってオオモクゲンジがないのは誤り。’生育地を拡大し、沢筋に林を構成している’のはモクゲンジではなくオオモクゲンジの方である。また「図24.高麗山南面主要樹木分布図」に打たれている分布点(●33、ここが当該標本(KPM-NA0117659)のいう「女坂の谷」なのではないかと推察される、私はその地点でオオモクゲンジの開花を見ている)をモクゲンジとしているが、誤り。
本資料によれば、平塚市博物館および大磯町郷土資料館にも高麗山採取というモクゲンジの標本があるとのことだったため、両館の協力を得てそれらを拝見させていただいた。平塚市博物館収蔵の標本HCM-56-10159(昭和57年(1982)採取)およびHCM-56-10160(旧HCM010160、昭和58年(1983)採取)はオオモクゲンジであった。欠刻状鋸歯の深さから鑑みて、神奈川県立生命の星・地球博物館収蔵のモクゲンジ(正しくはオオモクゲンジ)の標本(KPM-NA0117659)より少しばかり若い木から採取された葉だろうと思われる。(別途、藤沢市内の栽培品から採取されたモクゲンジの葉の標本があったが、これはモクゲンジであった。遠藤・宝泉寺ないしその近辺にあるとかいうものだろう。)大磯町郷土資料館収蔵の標本OIS26901(昭和45年(1970)採取)はモクゲンジでもオオモクゲンジでもないまったくの別物であった。本資料23頁(図23)に小さいながら写真掲載あり。(別途、高麗山採取のオオモクゲンジの鋸歯縁の葉の標本があったが、これはオオモクゲンジであった。平塚市博物館収蔵の標本HCM-56-10159およびHCM-56-10160、神奈川県立生命の星・地球博物館収蔵の標本KPM-NA0117659、よりも大きな成木ないしそれに近い木から採られたものだろう。)
平塚市博物館収蔵の標本HCM-56-10160(標本ラベル内容は削除) ※画像クリックで拡大(2000×1500ピクセル)
・『天然記念物総合診断報告書 (第4報)』 (1994)所収の守矢淳一・遠山三樹夫「大磯高麗山の自然林の植物目録」にモクゲンジの記載があってオオモクゲンジがないのは誤り。
以上、高麗山にモクゲンジがあったとする標本および資料はいずれも誤りであり、従って、高麗山にはモクゲンジはなかった(今もない)、との結論に至る。
高来神社裏山に生えた結実期のオオモクゲンジ(白色矢印) 大磯町高麗・国道1号線「高来神社入口」 2023/09/18
※謝辞)高麗山産モクゲンジの標本に関し、神奈川県立生命の星・地球博物館の大西亘学芸員および田中徳久学芸員・館長、平塚市博物館松本学芸員、大磯町郷土資料館村田学芸員には殊更ご尽力いただいた。感謝申し上げます。
オオモクゲンジの花
花は明るい黄色。花序に雄花と雌花が混在する模様。先に散って降ってくるのは雄花の方である。雄性先熟(ゆうせいせんじゅく)。残念ながら花はふつうかなりの高所で咲いているため間近で観察できない。見頃は9月中旬(9月15日前後)。
オオモクゲンジの開花しかけ 大磯町生涯学習館 2022/09/14
オオモクゲンジ 大磯町生涯学習館 2022/09/14
オオモクゲンジ 大磯町生涯学習館 2022/09/14
オオモクゲンジ 大磯町生涯学習館 2022/09/14
オオモクゲンジ 大磯町生涯学習館 2022/09/14
オオモクゲンジの散った雄花 大磯町生涯学習館 2017/09/09
花期後半に雌花が咲く。葯(やく)を伴った雄蕊は退化しており、花柱が一本突き出るのみ。
オオモクゲンジの雌花 大磯町生涯学習館 2023/09/20
オオモクゲンジの雌花 大磯町生涯学習館 2023/09/20
オオモクゲンジの雌花 大磯町生涯学習館 2023/09/20
オオモクゲンジの実
紙風船状に膨れる蒴果(さくか)ができる。熟すと、三枚の果皮が内側に黒色の種子をひっ付けたまんまばらけて、風で飛散する。
オオモクゲンジの若い実 大磯町生涯学習館 2022/09/26
果実はふつう熟せば熟すほど色を濃くしてゆくものであるが、本種の仲間は逆。できはじめの小さな実は真っ赤で、熟すにつれて色褪せて枯れたような薄茶色に変わる。従って、見栄え良いのは赤みが濃いめに残る未熟な実。
オオモクゲンジの若い実 大磯町生涯学習館 2022/09/26
オオモクゲンジの色付いてはいるが未熟な実 大磯町生涯学習館 2023/10/13
オオモクゲンジの色付いてはいるが未熟な実 大磯町生涯学習館 2023/10/13
オオモクゲンジの色付いてはいるが未熟な実 大磯町生涯学習館 2023/10/13
オオモクゲンジの実 大磯町生涯学習館 2017/10/10
#オオモクゲンジの実 鎌倉市・大船フラワーセンター 2021/10/09
種子がまだ白っぽく熟していないにも関わらず、落果が多い。自ら落としているのか、未熟果なのに赤いせいで鳥に狙われたか。
#オオモクゲンジの(種子は熟し損ねている)実 大磯町生涯学習館 2017/10/10
種子が黒く熟し始めるのは10月下旬から。
#オオモクゲンジの熟して落ちた実と種子 鎌倉市・大船フラワーセンター 2021/10/09
真下から見たオオモクゲンジの熟した実 大磯町生涯学習館 2023/11/22
真下から見たオオモクゲンジの熟した実 大磯町生涯学習館 2023/11/22
オオモクゲンジの熟した実 大磯町生涯学習館 2023/11/22
オオモクゲンジの熟した実 大磯町生涯学習館 2023/11/22
オオモクゲンジの実 大磯町生涯学習館 2017/10/27
オオモクゲンジの実 大磯町生涯学習館 2017/10/27
#オオモクゲンジの熟して軸ごと落ちた実 鎌倉市・大船フラワーセンター 2021/10/09
東京都文京区・#東京大学本郷キャンパス、東京都文京区・#小石川植物園(フクロミモクゲンジ)、東京都小平市・#東京都薬用植物園(有用樹木区他)、東京都調布市・#神代植物公園(バラ売店向かい休憩スペースのせせらぎの小路側に高木、樹名板あり)、東京都小平市・#東京薬用植物園、東京都八王子市・#多摩森林科学園(高木)、川崎市多摩区・#生田緑地(伝統工芸館)、横浜市南区・#こども植物園
#鎌倉広町緑地(メタセコイアの並び北側に高木2本、花は超高所のみ)、#大船フラワーセンター(ピクニックグラウンド最奥トイレ横にフクワバモクゲンジの大樹=樹名板あり、その東方に3本)、大磯町生涯学習館(駐車場の山際、平成27年(2015)9月15日頃満開、倒木の危険があったが伐採は免れた、平成29年(2017)9月7日頃満開、令和5年(2023)9月16日頃満開、令和6年(2024)初春 下枝伐られた)、高麗山公園(東天照の南面に開花株で6本以上、高麗山(大堂)の南面に同じく1本=ハイキングコースからは遠くて見えない、帰化の実生株多い)
厚木市・#神奈川県自然環境保全センター(フクワバモクゲンジ、樹木観察園E22西側(ユリノキ地帯北側)に3本=近くまでは立ち入れない、同E23北側に1本、実生の幼木は多数、ツバキ園北隣の農地に逸出帰化多い=令和5年(2023)開花結実するもの10本弱、園内に他のモクゲンジ類を植栽した記録なし)
参考資料
『神奈川県植物誌2018』(電子版を含む) 神奈川県植物誌調査会編 神奈川県植物誌調査会発行(2018)
『大磯町文化財調査報告書第47集 高麗山南面の樹木』 大磯町文化財専門員高橋秀男・神奈川県立生命の星・地球博物館学芸員田中徳久・大磯町郷土資料館学芸員北水慶一著 大磯町教育委員会編集・発行(2004)
『天然記念物総合診断報告書 (第4報)』 自然環境保全調査会調査・研究 神奈川県教育委員会文化財保護課発行(1994)
『高麗山植物目録』 神奈川県林業指導所発行(1968)
大磯町生涯学習館は高来神社に隣接しているのですね。
高来神社へは何度も言っていますが、知りませんでした。
オオモクゲンジは大船フラワーセンターで最近見たので、大磯町生涯学習館へは出かけないと思いますが、樹形が良いですね。