クマノミズキ

熊野水木 ミズキ目/ミズキ科/ミズキ属 花期/6月上旬~中旬 結実期/8月下旬~9月中旬
学名/Cornus macrophylla Wall.

自生種

クマノミズキ 川崎市多摩区・生田緑地 2017/06/07

クマノミズキ 川崎市多摩区・生田緑地 2017/06/07

林の中に生えている落葉高木で、雌雄同株(しゆうどうしゅ)。名は紀伊半島のあの熊野に因むようだが、神奈川県内にも(ミズキほどありふれたものではないにせよ)ふつうに自生している。クマノミズキは葉が対生で、ミズキよりも開花が約一ヶ月遅れる。

林縁に生えたクマノミズキ 中井町雑色 2022/06/21

林縁に生えたクマノミズキ 中井町雑色 2022/06/21

クマノミズキ 大磯町・葛川 2017/06/11

クマノミズキ 大磯町・葛川 2017/06/11

クマノミズキ 大磯町・葛川 2017/06/11

クマノミズキ 大磯町・葛川 2017/06/11

クマノミズキ 大磯町・葛川 2017/06/11

クマノミズキ 大磯町・葛川 2017/06/11

クマノミズキの葉 川崎市多摩区・生田緑地 2017/06/07

クマノミズキの葉 川崎市多摩区・生田緑地 2017/06/07

クマノミズキの対生する葉 川崎市多摩区・生田緑地 2017/06/07

クマノミズキの対生する葉 川崎市多摩区・生田緑地 2017/06/07

ちょっとわかりづらいが、よく見れば葉が整然と対生しているのが特徴。ミズキの葉は、互生なのか何なのかよくわからないくらいもっとごちゃごちゃした感じに生える。

クマノミズキの対生する葉 大磯町・葛川 2017/06/11

クマノミズキの対生する葉 大磯町・葛川 2017/06/11

クマノミズキの葉表 川崎市多摩区・生田緑地 2017/06/07

クマノミズキの葉表 川崎市多摩区・生田緑地 2017/06/07

クマノミズキの葉裏 川崎市多摩区・生田緑地 2017/06/07

クマノミズキの葉裏 川崎市多摩区・生田緑地 2017/06/07

クマノミズキの花

ミズキの花は5月上旬、クマノミズキは6月上旬に開花。クマノミズキはサンゴジュ(珊瑚樹)と花期が重なるので、遠目に見る分には混同してしまう可能性もあるか。

クマノミズキ 川崎市多摩区・生田緑地 2017/06/07

クマノミズキ 川崎市多摩区・生田緑地 2017/06/07

クマノミズキ 大磯町・葛川 2017/06/11

クマノミズキ 大磯町・葛川 2017/06/11

クマノミズキ 川崎市多摩区・生田緑地 2017/06/07

クマノミズキ 川崎市多摩区・生田緑地 2017/06/07

クマノミズキ 川崎市多摩区・生田緑地 2017/06/07

クマノミズキ 川崎市多摩区・生田緑地 2017/06/07

クマノミズキの実

花はミズキよりもひと月遅いが、実はクマノミズキの方が少し早熟か。花序軸はサンゴ(珊瑚)のように赤く色付く。

クマノミズキの実 大磯町・葛川 2017/09/09

クマノミズキの実 大磯町・葛川 2017/09/09

よく見るミズキの実よりも一回り小粒な印象。緑色から濃紺に熟した実にはどことなくブルーベリー感が漂う。

クマノミズキの実 大磯町・葛川 2017/09/09

クマノミズキの実 大磯町・葛川 2017/09/09

まだ多くの植物の実は熟しきっていない時期なため小鳥たちがこぞって啄(ついば)んでゆくのだろう、早めに売り切れてしまう。

クマノミズキの実 大磯町・葛川 2017/09/09

クマノミズキの実 大磯町・葛川 2017/09/09

クマノミズキの実 大磯町・葛川 2017/09/09

クマノミズキの実 大磯町・葛川 2017/09/09


川崎市多摩区・生田緑地(東口)

鎌倉中央公園、大磯町・葛川(大磯プリンスホテル北側)、二宮町・吾妻山公園(町役場~ツツジ園)

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ミズキ

サンゴジュ