角榛 ブナ目/カバノキ科/ハシバミ属 花期/3月 結実期/9月~10月 黄葉/11月
学名/Corylus sieboldiana Blume
花粉症食用自生種稀少
#ツノハシバミの実 秦野市・葛葉緑地 2021/09/08
丘陵地から主に山地に生える大型な落葉低木ないし小高木で、雌雄同株(しゆうどうしゅ)の雌雄異花。別名ナガハシバミ(長榛)。名は、果実に角(つの)のようにも見える長い突起ができ、同属のハシバミに似るもの、の意。神奈川県内では丹沢や箱根といった山地に自生多い。湘南・鎌倉・三浦半島では、大磯丘陵に分布がある模様。
土手に植えられた#ツノハシバミ 秦野市・葛葉緑地 2022/03/13
#ツノハシバミ、樹高目測5m 秦野市・葛葉緑地 2022/03/13
満開の#ツノハシバミ 秦野市・葛葉緑地 2022/03/13
満開の#ツノハシバミ 秦野市・葛葉緑地 2022/03/13
#ツノハシバミ 秦野市・葛葉緑地 2024/08/21
#ツノハシバミの葉 秦野市・葛葉緑地 2021/04/24
#ツノハシバミの葉 秦野市・葛葉緑地 2021/04/24
#ツノハシバミの葉 秦野市・葛葉緑地 2021/04/24
#ツノハシバミの葉 秦野市・葛葉緑地 2021/04/24
#ツノハシバミ、新しい枝や葉柄には毛が多い 秦野市・葛葉緑地 2021/04/24
#ツノハシバミの葉 秦野市・葛葉緑地 2021/09/08
#ツノハシバミの幹(樹皮) 秦野市・葛葉緑地 2022/03/13
#ツノハシバミの幹(樹皮) 秦野市・葛葉緑地 2022/03/13
ツノハシバミの花
付く場所は違えど、花の形状は同じカバノキ科のイヌシデ(犬紙垂)に似る。雄花は長い穂状(すいじょう)のものが垂れる。この手の花の花粉は花粉症の原因になる可能性があるので要注意。雌花は枝に接して、赤色の蕊がちょろっと顔を出すのみ。他の高木に日差しを遮られてしまって暗い林床になってしまうと、花付きが悪かったり実が出来なかったりする模様。
#ツノハシバミの夏にはもうできている来春用の蕾 秦野市・葛葉緑地 2021/09/08
満開の#ツノハシバミ 秦野市・葛葉緑地 2022/03/13
#ツノハシバミの雄花と雌花 秦野市・葛葉緑地 2022/03/13
#ツノハシバミの雄花と雌花 秦野市・葛葉緑地 2022/03/13
#ツノハシバミの雄花 秦野市・葛葉緑地 2022/03/13
#ツノハシバミの雌花 秦野市・葛葉緑地 2022/03/13
ツノハシバミ雌花 秦野市・葛葉緑地 2022/03/13
#ツノハシバミの雌花 秦野市・葛葉緑地 2022/03/13
#ツノハシバミの赤みが強い雄花と雌花 秦野市・葛葉緑地 2022/03/13
#ツノハシバミの赤みが強い雄花と雌花 秦野市・葛葉緑地 2022/03/13
葉は花後に展開する。
#ツノハシバミの花後の展葉 秦野市・葛葉緑地 2021/03/23
ツノハシバミの実
球形に長い突起を伴った、特徴的な堅果(けんか)ができる。嘴(くちばし)が長い鳥の頭部のようにも見える。長い突起の正体は果実を包んでいる筒状(とうじょう)の総苞。表面にはちくちくする刺毛(しもう)が生えているので要注意。ズボンのポケットなどに無警戒に突っ込んでしまうとちょっと面倒なことに。和製ヘーゼルナッツと呼ばれる実の中身は食べられる。ヘーゼルナッツはヨーロッパ原産で同属のセイヨウハシバミ(西洋榛)の実のこと。
#ツノハシバミの未熟な実 秦野市・葛葉緑地 2024/08/21
#ツノハシバミの未熟な実 秦野市・葛葉緑地 2024/08/21
#ツノハシバミの未熟な実 秦野市・葛葉緑地 2024/08/21
#ツノハシバミの実 秦野市・葛葉緑地 2021/09/08
#ツノハシバミの実 秦野市・葛葉緑地 2021/09/08
#ツノハシバミの実 秦野市・葛葉緑地 2021/09/08
#ツノハシバミの(角が伸びなかった象っ鼻の)実 秦野市・葛葉緑地 2021/09/08
#ツノハシバミの(人為的に角がもがれた?)実 秦野市・葛葉緑地 2021/09/08
東京都調布市・#神代植物公園(築山のつつじ園池側、芝生広場南側うりうり畑の裏)、東京都調布市・#神代植物公園植物多様性センター(武蔵野ゾーン)
#大船フラワーセンター(森の小道に1本=令和4年(2022)花は雄花が二三本あったのみ、通路を挟んでハシバミも、共に樹名板あり)
秦野市・弘法山公園、秦野市・#葛葉緑地(駐車場斜面の倉庫際に3本=樹名板なし、くすのき広場のほたるの道入口に1本=樹名板あり)、#箱根湿生花園(②「ススキ草原の植物」に1本、開花はしても結実しないか)