矢根梵天花 アオイ目/アオイ科/ヤノネボンテンカ属 花期/7月中旬~11月
学名/Pavonia hastata Cav.
外来種駆除
#ヤノネボンテンカ 鎌倉市・大船フラワーセンター 2019/08/19
園芸栽培されることがある、南米原産の常緑の低木で、雌雄同株(しゆうどうしゅ)。名は、葉の形状が鏃(やじり)のようで花がボンテンカ(梵天花)に似るもの、の意か。別名タカサゴフヨウ(高砂芙蓉)。ボンテンはインド、タカサゴは台湾、いずれも漠然と外国産という意味で用いられたか。樹高は人の膝(ひざ)から腰くらいで、大きからず小さからず。栽培もされるが、市街地の道端などに帰化しているものも。
#ヤノネボンテンカ 茅ヶ崎市・氷室椿庭園 2019/09/19
#ヤノネボンテンカ 鎌倉市・大船フラワーセンター 2019/08/19
道端に生えたヤノネボンテンカ 藤沢市辻堂新町・辻堂踏切 2021/10/20
#ヤノネボンテンカの茎 鎌倉市・大船フラワーセンター 2019/08/01
なんといっても葉の形状が特徴的で、葉身基部が横に張り出している。
#ヤノネボンテンカの葉 鎌倉市・大船フラワーセンター 2019/08/01
名前が紛らわしいヤノネグサ(矢の根草)、ヤハズソウ(矢筈草)はまったくの別種。
ヤノネボンテンカの花
アオイ科なのでハイビスカスのような花を咲かせる。朝に開いて夕方しぼむ一日花。一株にびっしり花が満開することはまず期待できないが、毎日次々と新しい花をぱらぱら咲かせてくれるだろう。
#ヤノネボンテンカの蕾 鎌倉市・大船フラワーセンター 2019/08/19
#ヤノネボンテンカ 鎌倉市・大船フラワーセンター 2019/08/19
花だけを見るとムクゲ(木槿)と紛らわしい。ムクゲの方が遙かに大きな樹木で樹形も葉の形も異なるが。
#ヤノネボンテンカ 茅ヶ崎市・妙運寺 2021/07/28
#ヤノネボンテンカ 茅ヶ崎市・妙運寺 2021/07/28
#ヤノネボンテンカの花の裏側と萼 茅ヶ崎市・妙運寺 2021/07/28
真夏になるまでは密かに閉鎖花で実を作っている。
#ヤノネボンテンカの閉鎖花 茅ヶ崎市・氷室椿庭園 2019/06/20
ヤノネボンテンカの実
#ヤノネボンテンカの閉鎖花が作った熟した実 茅ヶ崎市・氷室椿庭園 2019/06/20
#ヤノネボンテンカの種子 茅ヶ崎市・氷室椿庭園 2019/06/20
鎌倉市大町・#妙法寺、#東慶寺、#円覚寺龍隠庵
#大船フラワーセンター(鉢植え)、#氷室椿庭園(温室裏)
毎朝小学校のそばで黄色い旗をもって信号に立っています。その横に咲いている花が一日でしぼんでしまい、次の新しい花が咲いています。
綺麗な花なので気づいたのはラッキーでした。この1週間、毎日少しづつ異なるところで咲いていました。調べたら、ヤノネボンテンカという植物でした。
ネットってすごいですね。