ナデシコ目/オシロイバナ科/ブーゲンビリア属 花期/5月中旬~10月(~12月中旬、温室ではほぼ通年) 見頃/(露地)6月
学名/Bougainvillea spp.
外来種改良種
#ブーゲンビリア 鎌倉市・大船フラワーセンター 2019/04/09
園芸栽培される中南米原産の常緑の低木ないし半蔓性低木(藤本(とうほん))。ブーゲンビリア属に分類される植物の総称で、多品種あり。英名ブーゲンビリアは、アクセントはビに。名は世界中を航海したフランスの探検家ルイ・アントワーヌ・ド・ブーガンヴィル(Louis Antoine de Bougainville、1729-1811)に因んだ献名(けんめい)。航海の同行者がブラジルでこの植物を”発見”した模様。表記はブーゲンビレアとも。山本五十六連合艦隊司令長官が戦死した(オーストラリアの北東にある)ソロモン諸島のブーゲンビル島(当時の呼称はボーゲンビル島)は同じ人物に因む名前であるが、本種と直接の関係はなし。よく栽培される一品種にはイカダカズラ(筏葛)などの和名あるも一般にこの名を耳にすることはまずないだろう。中国では三角梅などと呼ばれているようである。温暖な南方の植物なので、日本ではふつう植物園の温室内で栽培されている。温室の定番展示品なので温室あらば必ずブーゲンビリアはあるのでは。湘南・鎌倉・三浦半島では、特に海に近いより温暖な南部の地域では露地栽培も可能。よく手入れがされていれば民家の庭でもたわわに花を付けている。静岡県の熱海では市を挙げて大規模に露地栽培しており、観光資源として活用も。
#ブーゲンビリア 鎌倉市・大船フラワーセンター 2019/02/07
#ブーゲンビリア 鎌倉市・大船フラワーセンター 2019/02/20
#ブーゲンビリア 鎌倉市・大船フラワーセンター 2019/08/19
露地栽培の#ブーゲンビリア(黄色花は#センナ(カッシア)) 鎌倉市津・日坂 2023/10/27
#ブーゲンビリアの葉 鎌倉市・大船フラワーセンター 2021/01/10
#ブーゲンビリアの葉 鎌倉市・大船フラワーセンター 2021/01/10
ブーゲンビリアの花
色鮮やかな花弁に見える部分は苞(ほう)と呼ばれる花に付属する葉っぱなので、すぐには傷まず見頃(遠目には花が咲いているように見える状態)が長めに続いてくれる。花は、三枚の苞に囲まれてある三つの白色の雌蕊のようにも見えるものの方。
#ブーゲンビリア 鎌倉市・大船フラワーセンター 2019/03/09
#ブーゲンビリア 鎌倉市・大船フラワーセンター 2019/08/19
#ブーゲンビリア 鎌倉市・大船フラワーセンター 2019/11/08
#大船フラワーセンター(グリーンハウス ※平成30年(2018)4月1日リニューアルで観賞温室は廃止)
鎌倉市津・#日坂(にっさか、鎌倉高校北西の民家)
#箱根強羅公園(ブーゲンビレア館)、#静岡県熱海市(糸川遊歩道、階段で川に下りられる)