カラクサナズナ

唐草薺 アブラナ目/アブラナ科/マメグンバイナズナ属 花期/通年
学名/Lepidium didymum L.

外来種駆除

開花し始めたばかりのカラクサナズナのロゼット 三浦市・毘沙門 2025/03/02

開花し始めたばかりのカラクサナズナのロゼット 三浦市・毘沙門 2025/03/02

原産地はよくわかっていないらしいが南米原産とされることが多い、道端や空き地や公園などに生える一年草(または越年草)。帰化雑草。別名インチンナズナ(茵蔯薺)、カラクサガラシ(唐草辛子)。はじめロゼット状に生え、茎を直立させることなく這うように広がって大株に成長する。同じく身近な外来の帰化雑草であるマメカミツレ(豆加密列)にぱっと見の姿や葉の形状が似ており、うっかりするとまだ花が咲いていないマメカミツレと認識してしまうことが多いのではないか。ロゼットの中心部をよおくまじまじ覗き込んで(キク科の頭状花序でない)小さな花らしきものとイヌノフグリ(犬の陰嚢)形の実が確認できたらカラクサナズナである。全草くさい。葉などを千切ると、ピーマンに通じるような、子供は食べたがらない癖が強い漬物のような悪臭がする。ウシ(牛)が本種を食べてしまうと牛乳が異臭を放つようになるとの話あり。神奈川県内では山地を除いて普通種とのこと。

道端に生えたカラクサナズナ 三浦市・毘沙門 2026/01/08

道端に生えたカラクサナズナ 三浦市・毘沙門 2026/01/08

道端に生えた開花中のカラクサナズナ 三浦市・毘沙門 2026/01/16

道端に生えた開花中のカラクサナズナ 三浦市・毘沙門 2026/01/16

道端に生えた開花中のカラクサナズナ 三浦市・毘沙門 2026/01/27

道端に生えた開花中のカラクサナズナ 三浦市・毘沙門 2026/01/27

開花し始めたばかりのカラクサナズナのロゼット 三浦市・毘沙門 2025/03/02

開花し始めたばかりのカラクサナズナのロゼット 三浦市・毘沙門 2025/03/02

もう何がどうなっているのかわからないカラクサナズナとマメカミツレの混生 三浦市・毘沙門 2025/04/30

もう何がどうなっているのかわからないカラクサナズナとマメカミツレの混生 三浦市・毘沙門 2025/04/30

カラクサナズナの大株(複数株あるか) 三浦市・毘沙門 2025/04/30

カラクサナズナの大株(複数株あるか) 三浦市・毘沙門 2025/04/30

実がなったカラクサナズナの大株 三浦市・毘沙門 2025/04/30

実がなったカラクサナズナの大株 三浦市・毘沙門 2025/04/30

カラクサナズナのロゼットの葉 三浦市・毘沙門 2026/01/08

カラクサナズナのロゼットの葉 三浦市・毘沙門 2026/01/08

カラクサナズナの花

株がロゼットの形状をしているうちは、株の中心部で密かに開花する。花は小さすぎて肉眼では細部は確認できないが、緑色の四枚(学術的には四個と数える)の萼片がぱかっと開いて蕊(しべ)らしきものが顔を覗かせている、と感じたらそれが開花中の花である。白っぽい四枚の花弁も一応あるらしいのだが、小さすぎて見えない。

カラクサナズナの花 三浦市・毘沙門 2026/01/16

カラクサナズナの花 三浦市・毘沙門 2026/01/16

カラクサナズナの花 三浦市・毘沙門 2026/01/27

カラクサナズナの花 三浦市・毘沙門 2026/01/27

カラクサナズナの実

イヌノフグリの果実を連想させる、軍配形の実ができる。百発百中で結実するようなので、自家受粉(じかじゅふん)だろう。大量の種子を作ってまき散らすため、分布を広げてゆく一方と思われる。

カラクサナズナのロゼットの中心部にできた実 三浦市・毘沙門 2026/01/27

カラクサナズナのロゼットの中心部にできた実 三浦市・毘沙門 2026/01/27

カラクサナズナの実 三浦市・毘沙門 2025/04/30

カラクサナズナの実 三浦市・毘沙門 2025/04/30

カラクサナズナの実のサイズ感 三浦市・毘沙門 2025/04/30

カラクサナズナの実のサイズ感 三浦市・毘沙門 2025/04/30

参考資料

『神奈川県植物誌2018』(電子版を含む) 神奈川県植物誌調査会編 神奈川県植物誌調査会発行(2018)

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