芹葉黄連 キンポウゲ目/キンポウゲ科/オウレン属 花期/2月中旬~3月上旬
学名/Coptis japonica (Thunb.) Makino var. dissecta (Yatabe) Nakai
薬用稀少保護
セリバオウレン 平塚市中吉沢 2017/02/19
常緑の多年草。日本固有種。根から黄連(おうれん)という漢方薬が採れるオウレンの変種。およそ雌雄異株(しゆういしゅ)、ときに雌雄同株(両性花)あり。
#セリバオウレン 厚木市・荻野運動公園野草園 2017/02/18
#セリバオウレンの両性花二つ・雄花一つ 厚木市・荻野運動公園野草園 2017/02/18
#セリバオウレンの若い両性花 厚木市・荻野運動公園野草園 2017/02/18
#セリバオウレンの両性花 厚木市・荻野運動公園野草園 2017/02/18
#セリバオウレンの雄株 厚木市・荻野運動公園野草園 2017/02/18
セリバオウレンの雄花 平塚市中吉沢 2017/02/19
セリバオウレンの雄花 平塚市中吉沢 2017/02/19
#セリバオウレンの雄花 厚木市・荻野運動公園野草園 2017/02/18
#セリバオウレンの両性花(奥の一つは雄花) 厚木市・荻野運動公園野草園 2017/02/18
オウレンは一回三出複葉、セリバオウレンは二回三出複葉、コセリバオウレン(小芹葉黄連)は三回三出複葉。
セリバオウレンの葉 平塚市中吉沢 2017/02/19
神奈川県内では、丹沢山地に花がやや黄色みがかることの多いウスギオウレン(薄黄黄連)が分布。三回三出複葉で、萼片が長く花弁の二倍程度に伸びるため比較的華やかに見える。花弁が丸っこくかわいらしいバイカオウレン(梅花黄連)は箱根に自生している。
東京都文京区・#小石川植物園(分類標本園、山地植物栽培場(ロックガーデン)=分類標本園南側の柵で仕切られた非公開区域・3月頃に期間限定公開・あまり間近では見れない)、東京都小平市・#東京都薬用植物園
平塚市中吉沢(局地的に自生、栽培ものの逸出とみられている)
厚木市・#荻野運動公園野草園(12月~2月休園、2月下旬の土曜日および日曜日に特別開園=セツブンソウ・ミスミソウも)、#箱根湿生花園
参考資料
『日本の固有植物』 加藤雅啓・海老原淳編 東海大学出版会発行(2011)