オオハナワラビ

大花蕨 ハナヤスリ目/ハナヤスリ科/ハナワラビ属 見頃/11月~2月

自生種

オオハナワラビ(胞子飛散前) 横須賀市・鷹取山公園 2018/10/25

オオハナワラビ(胞子飛散前) 横須賀市・鷹取山公園 2018/10/25

林内や林縁部に生えるシダ植物。湘南・鎌倉・三浦半島では、ハナワラビの仲間としてはハイキングコース沿いなどで最も数多く目にすることができる普通種。どれもこれも姿がそっくりで見分けが困難なハナワラビの仲間であるが、同定に困ったときは”どうせオオハナワラビだろう”とうそぶいてしまってもだいたいは当たり。やや薄暗い半日陰か暗い日陰に好んで生え、大型。※種名が判明しないもの(種名を意識して観察しなかったもの、できなかったもの)は(きっとそのほとんどすべてがどうせオオハナワラビであろうから)ハナワラビとして本項にまとめて掲載する。

若いオオハナワラビ 横須賀市・衣笠山公園 2016/09/30

若いオオハナワラビ 横須賀市・衣笠山公園 2016/09/30

オオハナワラビの典型的な形状 横須賀市・大楠山 2017/01/03

オオハナワラビの典型的な形状 横須賀市・大楠山 2017/01/03

シダ植物なので、葉に見えるものは栄養葉(えいようよう)、花に見えるものは胞子葉(ほうしよう)という。※本頁では便宜的にそれぞれ葉・花と呼ぶ。

葉(栄養葉)は、全体を漠然と眺むれば”鋭利な三角形”という印象を受けるだろう。縁(ふち)には長めで鋭い鋸歯が細かくたくさん入る。成熟した株の葉は日陰に育つ植物らしく濃い(深い)緑色をしていることが多い。

オオハナワラビ(胞子飛散前)の葉 横須賀市・鷹取山公園 2018/10/25

オオハナワラビ(胞子飛散前)の葉 横須賀市・鷹取山公園 2018/10/25

オオハナワラビの葉 横須賀市・大楠山 2017/01/03

オオハナワラビの葉 横須賀市・大楠山 2017/01/03

オオハナワラビの葉 横浜市緑区・四季の森公園 2016/12/19

オオハナワラビの葉 横浜市緑区・四季の森公園 2016/12/19

葉は真冬に赤っぽく染まるものもある。明確にしっかり赤かったらアカハナワラビ(赤花蕨)ないしアカフユノハナワラビ(赤冬の花蕨)の可能性。なお湘南・鎌倉・三浦半島にはフユノハナワラビ(冬の花蕨)の自生もある。

オオハナワラビの花(胞子葉)

シダ植物なので、花は咲かず、花粉や種子も作らず、代わりに胞子を飛ばして増殖を図る。オオハナワラビは早ければ9月中から胞子が熟し始めるが、だいたい花が見頃になるのは11月。その後も花は倒れず年を越し春まで残る。茎に白い毛が多い。

オオハナワラビの胞子飛散直前か 横須賀市・鷹取山公園 2018/10/30

オオハナワラビの胞子飛散直前か 横須賀市・鷹取山公園 2018/10/30

オオハナワラビの胞子飛散中 横須賀市・鷹取山公園 2018/10/30

オオハナワラビの胞子飛散中 横須賀市・鷹取山公園 2018/10/30

胞子を飛ばすオオハナワラビ(人為的に揺らしたもの) 横浜市緑区・四季の森公園 2016/12/19

胞子を飛ばすオオハナワラビ(人為的に揺らしたもの) 横浜市緑区・四季の森公園 2016/12/19


横浜市戸塚区・#俣野園、横浜市緑区・四季の森公園

大楠山(山頂周辺)、はやま三ヶ岡山緑地、横須賀市・鷹取山公園(追浜駅方面・京急田浦駅方面への分岐周辺)

衣笠山公園、覚園寺(愛染堂前庭に若干数、1月)、鎌倉中央公園(小型だがオオハナワラビか)

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