マヤラン

摩耶蘭 クサスギカズラ目/ラン科/シュンラン属 花期/6月中旬~10月
学名/Cymbidium macrorhizon Lindl.

自生種稀少保護

環境省レッドリスト「絶滅危惧II類(VU)」

マヤランの花 横須賀市・衣笠山公園 2017/07/19

マヤランの花 横須賀市・衣笠山公園 2017/07/19

スダジイ(須田椎)やシラカシ(白樫)などが多い常緑広葉樹林に生える小型な多年草。一時的に木漏れ日が差す程度の明るい林床ないし林縁から、薄暗い林床に生える。野生のランの一種。名は、兵庫県神戸市の摩耶山(まやさん)で発見されたことに因む。土中には根茎(こんけい)があり、そこから高さ10~20cmを超える程度の花茎(かけい)を伸ばし、花を一個から数個咲かせる。花時も花後もシュンラン(春蘭)のような普通葉(ふつうよう)は生やさない、養分は主に菌類から摂取している腐生植物(菌従属栄養植物)である。花茎や果実は緑色を帯びる傾向があり、自身でも多少の光合成は行っているらしい。神奈川県内では丘陵地に比較的多く分布あり。ランの仲間というだけで熱狂的な愛好家が多く、盗掘被害も絶えない。令和5年(2023)の地球温暖化以降は数を減らしている印象がある。

開花中のマヤラン 藤沢市 2026/07/04

開花中のマヤラン 藤沢市 2026/07/04

マヤランの蕾 横浜市戸塚区・舞岡公園 2026/07/04

マヤランの蕾 横浜市戸塚区・舞岡公園 2026/07/04

開花中のマヤラン 横浜市戸塚区・舞岡公園 2026/07/04

開花中のマヤラン 横浜市戸塚区・舞岡公園 2026/07/04

開花中のマヤラン 横浜市戸塚区・舞岡公園 2019/07/05

開花中のマヤラン 横浜市戸塚区・舞岡公園 2019/07/05

開花中のマヤラン 横浜市戸塚区・舞岡公園 2019/07/05

開花中のマヤラン 横浜市戸塚区・舞岡公園 2019/07/05

開花中のマヤラン 藤沢市 2026/07/07

開花中のマヤラン 藤沢市 2026/07/07

若い実がなったマヤラン 藤沢市 2026/07/07

若い実がなったマヤラン 藤沢市 2026/07/07

開花中のマヤランのサイズ感 藤沢市 2026/07/07

開花中のマヤランのサイズ感 藤沢市 2026/07/07

開花中のマヤラン 横浜市戸塚区・舞岡公園 2026/07/07

開花中のマヤラン 横浜市戸塚区・舞岡公園 2026/07/07

開花中のマヤラン 座間谷戸山公園 2017/07/09

開花中のマヤラン 座間谷戸山公園 2017/07/09

開花直前のマヤラン(結局まともには咲かなかった) 藤沢市 2026/07/17

開花直前のマヤラン(結局まともには咲かなかった) 藤沢市 2026/07/17

咲き終わって腐ったマヤラン 藤沢市 2026/07/17

咲き終わって腐ったマヤラン 藤沢市 2026/07/17

開花中のマヤラン 横須賀市・衣笠山公園 2017/07/19

開花中のマヤラン 横須賀市・衣笠山公園 2017/07/19

開花直前と思しきマヤラン 鎌倉市 2026/07/29

開花直前と思しきマヤラン 鎌倉市 2026/07/29

秋咲きして実がなったマヤラン 横浜市戸塚区・舞岡公園 2020/11/14

秋咲きして実がなったマヤラン 横浜市戸塚区・舞岡公園 2020/11/14

花茎には赤みを帯びる小さな鞘状葉(しょうじょうよう)あり。

マヤランの花茎に生える鞘状葉 藤沢市 2026/07/27

マヤランの花茎に生える鞘状葉 藤沢市 2026/07/27

マヤランの花茎に生える鞘状葉 藤沢市 2026/07/17

マヤランの花茎に生える鞘状葉 藤沢市 2026/07/17

マヤランの花茎に生える鞘状葉 鎌倉市 2026/07/29

マヤランの花茎に生える鞘状葉 鎌倉市 2026/07/29

マヤランの花

見頃は6月下旬で、この時期に生え出るものが特に多い。その後は生え出るペースが格段に落ちるも、夏の間は長きにわたって希に一本二本生え出て花を咲かせることもある。但し、気温が30℃を超えるようになると成長途中で黒ずんで腐ってしまうものも少なくないため、きれいに咲いている花に出遭えることは希。

マヤランの蕾 横浜市戸塚区・舞岡公園 2019/07/05

マヤランの蕾 横浜市戸塚区・舞岡公園 2019/07/05

マヤランの蕾 藤沢市 2026/06/30

マヤランの蕾 藤沢市 2026/06/30

マヤランの開花直前の蕾 二宮町 2017/07/10

マヤランの開花直前の蕾 二宮町 2017/07/10

マヤランの花 藤沢市 2026/07/04

マヤランの花 藤沢市 2026/07/04

マヤランの花 横浜市戸塚区・舞岡公園 2026/07/04

マヤランの花 横浜市戸塚区・舞岡公園 2026/07/04

マヤランの花 横浜市戸塚区・舞岡公園 2026/07/07

マヤランの花 横浜市戸塚区・舞岡公園 2026/07/07

マヤランの花 横浜市戸塚区・舞岡公園 2026/07/07

マヤランの花 横浜市戸塚区・舞岡公園 2026/07/07

マヤランの花 藤沢市 2026/07/07

マヤランの花 藤沢市 2026/07/07

マヤランの花 藤沢市 2026/07/07

マヤランの花 藤沢市 2026/07/07

マヤランの花 座間谷戸山公園 2017/07/09

マヤランの花 座間谷戸山公園 2017/07/09

マヤランの花 真鶴町 2017/07/10

マヤランの花 真鶴町 2017/07/10

マヤランの花のサイズ感 真鶴町 2017/07/10

マヤランの花のサイズ感 真鶴町 2017/07/10

マヤランの実

マヤランの若い実 藤沢市 2026/07/04

マヤランの若い実 藤沢市 2026/07/04

マヤランの未熟な実 藤沢市 2026/07/17

マヤランの未熟な実 藤沢市 2026/07/17

マヤランの未熟な実 藤沢市 2026/07/27

マヤランの未熟な実 藤沢市 2026/07/27

マヤランの未熟な実 東京都調布市・神代植物公園・植物多様性センター 2018/11/10

#マヤランの未熟な実 東京都調布市・神代植物公園・植物多様性センター 2018/11/10

参考資料

『神奈川県植物誌2018』(電子版を含む) 神奈川県植物誌調査会編 神奈川県植物誌調査会発行(2018)

『日本のラン ハンドブック ①低地・低山編』 遊川和久解説 中山博史・鷹野正次・松岡裕史・山下弘写真 文一総合出版発行(2015)

関連記事 – 仲間・似ている・紛らわしい

サガミラン(サガミランモドキ)

ナギラン

スルガラン

アキザキナギラン

シュンラン

『マヤラン』へのコメント

  1. 志賀眞紀子 投稿日:2019/07/20(土) 09:47:56 ID:2d0881590 返信

    最近は 腐生植物とは言わず 菌従属栄養植物というと色々な論文などで言われているようですが・・・・・
    サガミランは マヤランの白化したものとか一時言われていたようですが サガミランは遺伝子的にシュンランに近い系統と分析された研究書も出ているようです。
    先日 マヤランの近くにサガミランを数株見つけましたが 目で見ただけで 両種は明らかに違うように思えました。
    このページの内容を検討されること願っています。

    • mirusiru.jp 投稿日:2019/07/20(土) 22:31:09 ID:dc81ca1d3 返信

      志賀眞紀子さん、こんばんは。

      一、腐生植物という用語が伝統的に用いられてきたためそれに従いましたが、私自身すっきりと納得のいっているものではありませんでした。菌従属栄養植物という用語は本頁のみならず一切使用していないはずです。単にそこまで細々記述していないというだけの理由ですが、仰るようにこの語を付した方がよろしいかもしれませんね。

      一、サガミラン云々というのは別名「サガミラン(相模蘭)とも。」に引っかかってのご発言でしょうか。まさに「マヤランの白化したものとか一時言われていた」ことからサガミランと呼ぶ人がいる(呼んでいた資料等がある)という理由での記述でしかありません。言葉足らずなのは承知しております。
      なお「目で見ただけで 両種は明らかに違う」とのことですが、並べて見たわけではない私でさえなんとなく”違う”と瞬時に感じたのでそうかもしれませんが、このサイトは目が肥えた上級者や研究者を閲覧対象として想定しておりませんのでその点はご了承ください。

      ご覧の通り本頁は文字情報が不十分なじつに薄っぺらいものに終わっており、お叱りを頂戴するのはごもっともと私も思います。手が回っていないのが正直なところで、申し訳なく感じております。これを読んで勉強し直せという資料ないし著書等あらばお教えいただければ幸いです。