ガーベラ

キク目/キク科/ガーベラ属 花期/10月~6月
学名/Gerbera spp.

外来種改良種

ガーベラ 茅ヶ崎市浜之郷 2021/03/20

#ガーベラ 茅ヶ崎市浜之郷 2021/03/20

日当たりの良い場所で園芸栽培される、常緑の多年草(または宿根草)。基本的には、南アフリカ共和国などに自生するガーベラ・ヤメソニー(学名/Gerbera jamesonii)を元に近似の他種と掛け合わせるなどして人為的に作出された園芸品種群を指す。ガーベラ・ヤメソニーの和名は、アフリカセンボンヤリ(あふりか千本槍)、オオセンボンヤリ(大千本槍)、ハナグルマ(花車)。葉はタンポポ(蒲公英)のようなロゼット状の根生葉(こんせいよう)しかなく、その中心部からタンポポと同じように長い花茎(かけい)を直立させてその先端で斜め上ないし横向きに花を咲かせる、という姿をしている。品種は様々にあり、背高に育つ切花用のものから、ミニガーベラの名前で販売されることが多い小振りな鉢植えで楽しめる矮性(わいせい)品種(1ポット400円程度)、耐寒性が弱いため地植えには向かないポットガーベラと呼ばれるもの、比較的寒さに強く地植えにも向くガーデンガーベラ(宿根ガーベラ)、などがある。ホームセンターの園芸コーナーではマーガレットと併せて秋から春に店頭に並ぶ。一般的に売られているミニガーベラは耐寒性にはやや難があるので、秋に購入したものは(地植えにはせず)鉢植えで軒下に置き、夜は玄関内に取り込むなどして、霜には当てないようにする必要あり。強い寒さに当てると地上部は枯れて宿根する。日中は必ず屋外の日当たりの良い場所で栽培すること(日当たりの悪い売り場から買って帰ったものはいきなり直射日光には当てず、徐々に日当たりに慣らしてゆくこと)。室内置きは不可。また高温多湿にも弱く根腐れしやすいため、水はけの良い土を用い、梅雨の長雨には晒さず、夏場は涼しい半日陰ないし明るい日陰に置く。真夏の真昼間の炎天下に晒してしまうと葉が焼けてしまうので注意。開花中は肥料を食うので、固形肥料に加えて液体肥料もやる。と、栽培に関してはやや神経質なところがあって、植えっぱなし放ったらかしで構わないという植物ではないので、特にずぼらな人は枯らしやすく、”ガーベラの栽培はちょっと難しい”といわれることがある。ガーベラという名前は、ドイツ人植物学者のゲルベル(Traugott Gerber)というおじさんに因んで名付けられた(献名)もの。

ガーベラの咲き始め 茅ヶ崎市浜之郷 2021/03/20

#ガーベラの咲き始め 茅ヶ崎市浜之郷 2021/03/20

葉は切れ込みが入り、タンポポに似た印象を受ける形状。

ガーベラの葉 茅ヶ崎市浜之郷 2021/03/20

#ガーベラの葉 茅ヶ崎市浜之郷 2021/03/20

ガーベラの花

基本的には(秋と)春の花。頭状花序(とうじょうかじょ)と呼ばれるキク科でよく見る形状の花を咲かせる。品種によって花は様々なれど、ガーベラは花が大きく花径(かけい)が7cmくらいあるものをよく見かける。また花色は赤やピンクなどくっきりした暖色が多く、ぱっと見でたいへん見栄えの優れるかわいい花だという印象を受けるだろう。外来のキクの仲間の中でも目立って華やかである。ちなみに原種のガーベラ・ヤメソニーは花弁(のように見える舌状花)が赤色で細い一重咲き。

ガーベラの蕾 茅ヶ崎市浜之郷 2021/03/20

#ガーベラの蕾 茅ヶ崎市浜之郷 2021/03/20

ガーベラの総苞 茅ヶ崎市浜之郷 2021/03/20

#ガーベラの総苞 茅ヶ崎市浜之郷 2021/03/20

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