梛蘭 クサスギカズラ目/ラン科/シュンラン属 花期/6月下旬~7月中旬
学名/Cymbidium nagifolium Masam.
自生種稀少保護
環境省レッドリスト2018「絶滅危惧II類(VU)」
神奈川県レッドリスト2020「絶滅危惧II類」
神奈川県レッドリスト2006「絶滅危惧IA類」
ナギラン 真鶴町 2017/07/10
林床に生える多年草。常緑という。花はほぼ同時期に見られるマヤラン(摩耶蘭)に似て、それにナギ(梛)のような葉が付属する。葉を付けていながら、菌にかなり栄養従属しているのだとか。開花順は「マヤラン→ナギラン→サガミランモドキ(相模蘭擬)‥‥→マヤランの第二陣」といったところか。神奈川県内では三浦半島と真鶴半島に細々と自生が確認できるのみ。
ナギラン 真鶴町 2017/07/10
ナギラン 真鶴町 2017/07/10
ナギラン 真鶴町 2017/07/10
ナギラン 真鶴町 2017/07/10
葉の先端近くに細かな鋸歯が現れることを確認すること。
ナギランの葉 真鶴町 2017/07/10
参考資料
『日本のラン ハンドブック ①低地・低山編』 遊川和久解説 中山博史・鷹野正次・松岡裕史・山下弘写真 文一総合出版発行(2015)
コメントというより、お尋ねです。
明治の歌人、佐佐木信綱が、真鶴のナギ蘭について、歌を詠んでいます。
ナギ蘭は、どこで見られるでしょうか。
また、佐佐木信綱顕彰会のHPに、ナギ蘭の写真を紹介したいのですが、
使わせていただいてもいいでしょうか。
私は佐々木信綱顕彰会のボランティアをしているものです。