木香茨、木香薔薇 バラ目/バラ科/バラ属 花期/4月中旬~5月上旬
学名/Rosa banksiae R.Br.
改良種
#モッコウバラ 大磯城山公園 2017/04/19
中国原産の蔓性の常緑藤本(とうほん)で、バラの園芸種の一つ。公園や民家の庭などでフェンスやアーチに絡ませて栽培され、よく茂る。意外と大型化して高さ3mくらいには平気でなるので、現代の一般的な民家の狭い庭では手に負えなくなってしまうかも。自然界に帰化はなし。名前は、インド原産のアザミ(薊)の根で生薬(漢方薬)にされる木香のように良い芳香がするバラの意。秋篠宮眞子内親王殿下(姉の方)のお印(しるし、象徴的に用いられるもの)になっている。
フェンスに絡めて仕立てられた#モッコウバラ 茅ヶ崎市萩園 2020/04/19
#白モッコウと#黄モッコウの混生 茅ヶ崎市萩園 2019/04/19
#モッコウバラ 茅ヶ崎市萩園 2019/04/19
#モッコウバラ 茅ヶ崎市萩園 2019/04/19
#モッコウバラ 鎌倉市大町 2018/04/22
#モッコウバラ 横浜市南区・こども植物園 2017/04/28
葉は奇数羽状複葉で、小葉はふつう五枚。
#モッコウバラの葉 茅ヶ崎市萩園 2019/04/19
#モッコウバラの葉と托葉 茅ヶ崎市萩園 2019/04/19
#モッコウバラの葉 大磯城山公園 2017/04/19
#モッコウバラの冬葉 鎌倉市・大船フラワーセンター 2020/01/10
#モッコウバラの冬葉 鎌倉市・大船フラワーセンター 2020/01/10
同じ蔓性のノイバラ(野茨)とは(全体的な雰囲気から違うが)托葉の形状が決定的に異なっており、モッコウバラの托葉は細い糸状のものが一対、コイ(鯉)の髭(ひげ)のようにちょろっとあるのみ。
#モッコウバラの托葉(白色矢印) 鎌倉市・大船フラワーセンター 2020/01/10
幹や枝にバラならではの突き刺さって痛い棘(とげ)がないので扱いやすい。なおノイバラにも棘なしのものがあるので注意されたい。
#モッコウバラ(黄モッコウ)の幹 茅ヶ崎市萩園 2019/04/19
#モッコウバラ(白モッコウ)の幹 茅ヶ崎市萩園 2019/04/19
モッコウバラの花
一般的なバラと比べると花は小さくかわいらしいもの。花径3cm程度。代わりにたくさん咲き、香りも豊か。花色は淡い黄色または白。黄花品種の方が樹勢優れ、花数多めで、開花も僅かながら早め。それぞれ一重と八重咲きがあり、よく見かけるのは八重の方。単にモッコウバラといった場合ふつうは淡い黄色で八重咲きの品種を指す。黄花はキモッコウ(黄木香、黄モッコウ、黄モッコウバラ)、白花はシロモッコウ(白木香、白モッコウ、白モッコウバラ)と呼び分けることも。※本頁ではいずれもひっくるめてモッコウバラとして扱う。
#モッコウバラ 大磯城山公園 2017/04/19
#モッコウバラ 大磯城山公園 2017/04/19
#モッコウバラ 茅ヶ崎市萩園 2019/04/19
#モッコウバラ 横浜市南区・こども植物園 2017/04/28
#モッコウバラ 横浜市南区・こども植物園 2017/04/28
#モッコウバラ 鎌倉市・大船フラワーセンター 2019/05/05
#モッコウバラ 鎌倉市・大船フラワーセンター 2019/05/05
#モッコウバラ 鎌倉市・大船フラワーセンター 2019/05/05
#白モッコウと#黄モッコウの混生 茅ヶ崎市萩園 2019/04/19
#モッコウバラ 茅ヶ崎市萩園 2019/04/19
#モッコウバラ 茅ヶ崎市萩園 2019/04/19
#モッコウバラの葉柄や萼 茅ヶ崎市萩園 2019/04/19
#モッコウバラの葉柄や萼 茅ヶ崎市萩園 2019/04/19
モッコウバラが満開の頃はよく暴風が吹き、蔓が大荒れになることも。
横浜市中区・#外交官の家(外周フェンスに黄・白)、横浜市保土ケ谷区・#横浜市児童遊園地(環境活動支援センターに白一重、滅失)、#横浜市南区・こども植物園(黄、白)
#大船フラワーセンター(白)
#大磯城山公園(山野草花壇に黄、日当たり不良)
#小田原フラワーガーデン(バラ園に白一重)