ホソバヤマブキソウ

細葉山吹草 キンポウゲ目/ケシ科/ヤマブキソウ属 花期/3月末~4月
学名/Hylomecon japonica (Thunb.) Prantl & Kündig form. lanceolata (Yatabe) S.Akiyama

有毒稀少

ヤマブキソウ=神奈川県レッドリスト2020「絶滅危惧II類」
ヤマブキソウ=神奈川県レッドリスト2006「絶滅危惧II類」

ホソバヤマブキソウ 藤沢えびね・やまゆり園 2022/04/11

#ホソバヤマブキソウ 藤沢えびね・やまゆり園 2022/04/11

山地に生える多年草。ヤマブキソウの(野生の)品種。葉の形状が異なる。『神奈川県植物誌2018』に記載なく、県内に自生するヤマブキの中に本品種があるのかどうかは不明。本品種がヤマブキソウとして販売されていることがあるため、園芸栽培されているヤマブキソウを見ると、栽培者は知ってか知らずか、本品種が混じってあることも。

ホソバヤマブキソウ 藤沢えびね・やまゆり園 2022/04/11

#ホソバヤマブキソウ 藤沢えびね・やまゆり園 2022/04/11

ホソバヤマブキソウ 藤沢えびね・やまゆり園 2022/04/11

#ホソバヤマブキソウ 藤沢えびね・やまゆり園 2022/04/11

葉が細め。鋸歯(きょし)は均等で細かいものがたくさん入る。

ホソバヤマブキソウの葉 藤沢えびね・やまゆり園 2022/04/11

#ホソバヤマブキソウの葉 藤沢えびね・やまゆり園 2022/04/11

葉がコバノセンダングサ(小葉の栴檀草)のように切れ込む品種はセリバヤマブキソウ(芹葉山吹草)という。これも『神奈川県植物誌2018』に記載はないが高尾山(東京都八王子市)界隈には分布しているようなので、もしかしたら神奈川県内にも自生があるかもしれない。

ホソバヤマブキソウの花

ホソバヤマブキソウ 藤沢えびね・やまゆり園 2022/04/11

#ホソバヤマブキソウ 藤沢えびね・やまゆり園 2022/04/11

ホソバヤマブキソウ 藤沢えびね・やまゆり園 2022/04/11

#ホソバヤマブキソウ 藤沢えびね・やまゆり園 2022/04/11


#藤沢えびね・やまゆり園(ヤマブキソウも)

参考資料

『神奈川県植物誌2018』(電子版を含む) 神奈川県植物誌調査会編 神奈川県植物誌調査会発行(2018)

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『ホソバヤマブキソウ』へのコメント

  1. 投稿日:2024/04/19(金) 05:44:52 ID:7abb0ad38 返信

    私も昨日藤沢エビネ・ヤマユリ園でヤマブキソウを見てきましたが、葉の幅が狭いのでしたか。
    まったく気づきませんでした。
    ありがとうございます。

    • mirusiru.jp 投稿日:2024/04/19(金) 20:51:33 ID:e58166aee 返信

      まったく気づかなかったということはふつうのヤマブキソウの方をご覧になられた可能性がー。
      並んであったはずです。