カザグルマ

風車 キンポウゲ目/キンポウゲ科/センニンソウ属 花期/4月下旬~5月
学名/Clematis patens C.Morren & Decne.

有毒自生種稀少保護

環境省レッドリスト2018「準絶滅危惧(NT)」
神奈川県レッドリスト2020「絶滅危惧II類」
神奈川県レッドリスト2006「絶滅危惧IB類」

草本状の木本性蔓植物(木本化する蔓性の多年草)。白色の大輪を広げ美しい。神奈川県内では横浜市保土ヶ谷区1ヶ所(陣ケ下自然愛好会が保全活動中)、相模原市4ヶ所程度(相模原のカザグルマを守る会などが保全活動中)に自生が確認されているのみ。花が咲いていないと雑草と見分けがつかないため踏み荒らしや草刈りの被害に遭いやすく、花が咲いていれば盗掘されて数が減る。虫食い被害も多い。暴風等で茎が折れて傷む。繊細な植物であるが、現在のように絶滅危惧種となったのは比較的新しく、高度経済成長期(1954-1973)くらいまでは里山周辺にふつうに半ば雑草のように生えていたとかどうとか。

相模原市内自生のものを移植した原種カザグルマ 相模原市立麻溝公園 2016/05/01

相模原市内自生のものを移植した原種#カザグルマ 相模原市立麻溝公園 2016/05/01

相模原市内自生のものを移植した原種カザグルマ 相模原市立麻溝公園 2016/05/01

相模原市内自生のものを移植した原種#カザグルマ 相模原市立麻溝公園 2016/05/01

葉は対生で、三出複葉。蔓植物であるが巻きひげを出して何かに絡みつくのではなく、葉柄(ようへい)を絡ませて上へ上へと登っていく。

相模原市内自生のものを移植した原種カザグルマの葉 相模原市立麻溝公園 2016/05/01

相模原市内自生のものを移植した原種#カザグルマの葉 相模原市立麻溝公園 2016/05/01

花は変異が大きく、神奈川県内の自生種は白花であるが、他県の自生種の中には紫花のものもある。明治時代(1868-1912)以前から、八重咲き品種の’ユキオコシ(雪おこし)’や’ルリオコシ(瑠璃おこし)’が栽培されていた。

カザグルマ 東京都小平市・東京都薬用植物園 2017/05/09

#カザグルマ 東京都小平市・東京都薬用植物園 2017/05/09

中国原産の大輪咲きのサヌギノーサやテッセン(鉄線)などとの交配で作り出された園芸種はクレマチスと呼ばれ、熱烈な愛好家が多い。


東京都調布市・#神代植物公園植物多様性センター、東京都小平市・#東京都薬用植物園(秋田県由利本荘市・鳥海山麓有用植物園由来の鉢植え)、東京都八王子市・片倉城跡公園、横浜市保土ヶ谷区・西谷駅南口、横浜市保土ヶ谷区・ほどがや☆元気村、横浜市保土ヶ谷区・陣ケ下渓谷公園付近、横浜市南区・#横浜市こども植物園(陣ケ下渓谷公園付近から移植・保護したもの)

#大船フラワーセンター(クレマチス展)、#花菜ガーデン(「風ぐるま迷図」区にカザグルマやテッセンなど多種)

#湘南クレマチス園(生産農家、農場となっているビニールハウスは神奈川県藤沢市辻堂元町5丁目3262、5月下旬にオープン農場あり)

相模原市南区・#相模原麻溝公園(クレマチス=4月下旬~5月中旬、かながわの花の名所100選、相模原市自生のカザグルマを保護育成・管理事務所前花壇=4月末~5月初旬、雪おこしも)、#相模原市立博物館(相模原市自生のカザグルマを保護育成・中庭に1本のみ、遅い・5月中旬か)