ファロピア

ナデシコ目/タデ科/ソバカズラ属 花期/11月?~12月 結実期/11月末~1月中旬
学名/Fallopia sp.

外来種駆除

ファロピアの満開の花序 三浦市南下浦町松輪・剱崎 2025/11/26

ファロピアの満開の花序 三浦市南下浦町松輪・剱崎 2025/11/26

日当たりの良い場所に生える半常緑の蔓性の多年草。古い茎下部は木質化するので低亜木とも。地面を這うことは好まず、周囲の樹木などに巻き付いて登りそれを覆う。令和7年(2025)神奈川県の南東部に突き出た三浦半島の、三浦市・剱崎(つるぎざき)の「剱埼灯台(つるぎさきとうだい)」北、葉山町一色(はやままち いっしき)の「はやま三ヶ岡山緑地(さんがおかやまりょくち)」西峰の南麓およびその近辺の「三ヶ下(さんがした)」と呼ばれる地域などで、11月中旬から下旬にかけて満開しているツルドクダミ(蔓蕺草)に似て非なるものがあった。ツルドクダミであればこの時期はもう完全に花は終わって実になっている頃で、株全体が弱り始めている。本種は元気そのものである。葉の形状や厚みも若干異なる。茎もやや太い。生え方からして、どこぞのお宅で栽培されていたものが逸出帰化したものだろうことは強く推察された。一致する在来種は見当たらず。和名を当てはめるなら市販されている外来の園芸植物ナツユキカズラ(夏雪葛)であると言いたくなるところなのだが、ナツユキカズラは名前の通り夏咲き(6月~10月)であり、本種は明らかに花期が遅い。カエデ(楓)の紅葉が真っ盛りという秋本番の時期にナツユキカズラの花がもりもり咲いているなんていう話は一度たりとも聞いたことがない。本種がいつから開花し始めていたのかは知らないが、仮に10月中旬あたりからちょろちょろ咲いていたのだとすれば、令和5年(2023)の地球温暖化以降は10月上旬まで気温が30℃程度を記録している影響を受けて、もしかしたら開花が遅れただけなのかもしれない、とも考えられないでもない。なお、ナツユキカズラもまたツルドクダミ同様に落葉性である。現時点で本種の正体は不明である。従って、とりあえずファロピア(ソバカズラ属に分類されるだろう植物の一つ、の意)と呼んでおく。勝手に名付けるならばアキノツルドクダミ(秋の蔓蕺草)とでもいったところか。海岸型に変異したジョウリョクツルドクダミ(常緑蔓蕺草)、といった感じの印象も受ける。なおナツユキカズラの学名は、Fallopia aubertii とする見解と、Fallopia baldschuanica とする見解に分かれている。日本国内では前者は後者のシノニム(同じものを表すあまり支持されていない学名)とされているようである。対して中国(China)では、前者は中国(China)原産の木藤蓼を指し、後者は中央アジア(パキスタン、タジキスタン、アフガニスタン)を原産とする中亚木藤蓼(中亚は中央アジアの意)を指すもの、とされており、WFO(World Flora Online)も別種とする立場を支持している。ただ両者の形態の違いはよく分からなかった。園芸植物として流通しているナツユキカズラは見栄えが優れた選抜品種である可能性があるため、本種とは形態が完全には一致しない可能性も考えられる。詳細を比較検討しようにも、公園などでナツユキカズラとして栽培されているものを見かけた例(ためし)がないため、よくわからない。植えられているとしたら民家の敷地内か。大きな声では言えないが、個人的には、Fallopia aubertiiFallopia baldschuanica は同一のもので和名はナツユキカズラ、本種はナツユキカズラではない別の何物か、と思っている。もしかしたらかつてはこれがナツユキカズラと称して売られていた可能性はあるかもしれないが。外来種(または、両親ないし片親が外来種の雑種)ではあるだろう。神奈川県内はもちろんもしかしたら日本国内でまだこれが何者なのか判明していない新産の可能性がある。

丘陵地に逸出した開花中のファロピア 三浦市南下浦町松輪・剱崎 2025/11/19

丘陵地に逸出した開花中のファロピア 三浦市南下浦町松輪・剱崎 2025/11/19

家をも覆うえぐい茂り方をする、という性質はナツユキカズラと同じ。ツルドクダミより旺盛で花も目立つ。

丘陵地に逸出した開花中のファロピア 三浦市南下浦町松輪・剱崎 2025/11/19

丘陵地に逸出した開花中のファロピア 三浦市南下浦町松輪・剱崎 2025/11/19

丘陵地に逸出した開花中のファロピア 三浦市南下浦町松輪・剱崎 2025/11/19

丘陵地に逸出した開花中のファロピア 三浦市南下浦町松輪・剱崎 2025/11/19

低木を覆ったファロピア 三浦市南下浦町松輪・剱崎 2025/11/19

低木を覆ったファロピア 三浦市南下浦町松輪・剱崎 2025/11/19

丘陵地に逸出した開花中のファロピア 三浦市南下浦町松輪・剱崎 2025/11/26

丘陵地に逸出した開花中のファロピア 三浦市南下浦町松輪・剱崎 2025/11/26

丘陵地に逸出した開花中のファロピア 三浦市南下浦町松輪・剱崎 2025/11/26

丘陵地に逸出した開花中のファロピア 三浦市南下浦町松輪・剱崎 2025/11/26

丘陵地に逸出した開花中のファロピア(穂はパンパスグラス) 葉山町一色・はやま三ヶ岡山緑地 2025/11/26

丘陵地に逸出した開花中のファロピア(穂はパンパスグラス) 葉山町一色・はやま三ヶ岡山緑地 2025/11/26

丘陵地に逸出した開花中のファロピア 葉山町一色・はやま三ヶ岡山緑地 2025/11/26

丘陵地に逸出した開花中のファロピア 葉山町一色・はやま三ヶ岡山緑地 2025/11/26

丘陵地に逸出した開花中のファロピア 葉山町一色・はやま三ヶ岡山緑地 2025/11/26

丘陵地に逸出した開花中のファロピア 葉山町一色・はやま三ヶ岡山緑地 2025/11/26

丘陵地に逸出した開花中のファロピア 葉山町一色・はやま三ヶ岡山緑地 2025/11/27

丘陵地に逸出した開花中のファロピア 葉山町一色・はやま三ヶ岡山緑地 2025/11/27

白っぽく見える開花部分より下方、丘陵地の裾(すそ)一面を覆う緑色は本種の葉である。

丘陵地に逸出した開花中のファロピア 葉山町一色・はやま三ヶ岡山緑地 2025/11/27

丘陵地に逸出した開花中のファロピア 葉山町一色・はやま三ヶ岡山緑地 2025/11/27

丘陵地に逸出した開花中のファロピア 葉山町一色・はやま三ヶ岡山緑地 2025/11/27

丘陵地に逸出した開花中のファロピア 葉山町一色・はやま三ヶ岡山緑地 2025/11/27

丘陵地に逸出した開花中のファロピア 葉山町一色・はやま三ヶ岡山緑地 2025/11/27

丘陵地に逸出した開花中のファロピア 葉山町一色・はやま三ヶ岡山緑地 2025/11/27

丘陵地に逸出した開花中のファロピア 葉山町一色・はやま三ヶ岡山緑地 2025/11/27

丘陵地に逸出した開花中のファロピア 葉山町一色・はやま三ヶ岡山緑地 2025/11/27

満開(ややピーク過ぎ)のファロピア 葉山町一色・三ヶ下・TRATTORIA PIZZERIA 207 葉山本店 2025/11/27

満開(ややピーク過ぎ)のファロピア 葉山町一色・三ヶ下・TRATTORIA PIZZERIA 207 葉山本店 2025/11/27

満開(ややピーク過ぎ)のファロピア 葉山町一色・三ヶ下 2025/11/27

満開(ややピーク過ぎ)のファロピア 葉山町一色・三ヶ下 2025/11/27

丘陵地に逸出した開花中のファロピア 葉山町一色・はやま三ヶ岡山緑地 2025/12/02

丘陵地に逸出した開花中のファロピア 葉山町一色・はやま三ヶ岡山緑地 2025/12/02

実がなったファロピア 葉山町一色・三ヶ下 2025/12/16

実がなったファロピア 葉山町一色・三ヶ下 2025/12/16

実がなったファロピア 葉山町一色・三ヶ下 2025/12/16

実がなったファロピア 葉山町一色・三ヶ下 2025/12/16

1月上旬の時点で、花序の残骸のみ茶色く枯れて見える。

真冬のファロピア 三浦市南下浦町松輪・剱崎 2026/01/08

真冬のファロピア 三浦市南下浦町松輪・剱崎 2026/01/08

真冬のファロピアの茶色く枯れた花序の残骸 三浦市南下浦町松輪・剱崎 2026/01/08

真冬のファロピアの茶色く枯れた花序の残骸 三浦市南下浦町松輪・剱崎 2026/01/08

真冬のファロピア 三浦市南下浦町松輪・剱崎 2026/01/08

真冬のファロピア 三浦市南下浦町松輪・剱崎 2026/01/08

真冬のファロピア 三浦市南下浦町松輪・剱崎 2026/01/08

真冬のファロピア 三浦市南下浦町松輪・剱崎 2026/01/08

真冬のファロピア 葉山町一色・はやま三ヶ岡山緑地 2026/01/08

真冬のファロピア 葉山町一色・はやま三ヶ岡山緑地 2026/01/08

真冬のファロピア 葉山町一色・はやま三ヶ岡山緑地 2026/01/08

真冬のファロピア 葉山町一色・はやま三ヶ岡山緑地 2026/01/08

真冬のファロピア 葉山町一色・はやま三ヶ岡山緑地 2026/01/08

真冬のファロピア 葉山町一色・はやま三ヶ岡山緑地 2026/01/08

実付きが悪いファロピア・三ヶ下 葉山町一色 2026/01/08

実付きが悪いファロピア 葉山町一色・三ヶ下 2026/01/08

実が熟したファロピア・三ヶ下 葉山町一色 2026/01/08

実が熟したファロピア 葉山町一色・三ヶ下 2026/01/08

やや枯れてきた真冬のファロピア 葉山町一色・はやま三ヶ岡山緑地 2026/01/16

やや枯れてきた真冬のファロピア 葉山町一色・はやま三ヶ岡山緑地 2026/01/16

やや枯れてきた真冬のファロピア 葉山町一色・はやま三ヶ岡山緑地 2026/01/16

やや枯れてきた真冬のファロピア 葉山町一色・はやま三ヶ岡山緑地 2026/01/16

やや枯れてきた真冬のファロピア 葉山町一色・はやま三ヶ岡山緑地 2026/01/16

やや枯れてきた真冬のファロピア 葉山町一色・はやま三ヶ岡山緑地 2026/01/16

真冬のファロピア 葉山町一色・三ヶ下・TRATTORIA PIZZERIA 207 葉山本店 2026/01/16

真冬のファロピア 葉山町一色・三ヶ下・TRATTORIA PIZZERIA 207 葉山本店 2026/01/16

歩道沿いに生えたファロピアの小株とスイカズラ 葉山町一色・三ヶ下・県道207号線 2026/01/16

歩道沿いに生えたファロピアの小株とスイカズラ 葉山町一色・三ヶ下・県道207号線 2026/01/16

葉は互生。但し、葉腋(ようえき)から出る腋芽(えきが、わきめ)自身が短いまんまでぜんぜん長く伸びてこないくせに葉だけは生やすということをやるので、茎一ヶ所の節から二枚から五枚程度の葉が束生しているように見えることがある。葉身の大きさはまちまち。剱崎産のものは、縦(長さ)10cm×横(幅)6.5cmくらいのものがやや多いか。葉山町・三ヶ下産のものはやや小さめで、縦(長さ)7.5cm×横(幅)4cmくらいのものが平均的か。薄っぺらいツルドクダミに比べれば共にやや厚めで、柔らかななめし皮のよう。表裏共に無毛でつるつる。光沢は、あるような、あるというほどでもないような。剱崎産の葉は葉脈がよく凹む。ナツユキカズラの葉の縁(ふち)は細かく波打ちひだひだしている写真をよく見かけるが、本種はそうなってはいない。鋸歯(きょし)はない全縁(ぜんえん)。

ファロピアの葉 三浦市南下浦町松輪・剱崎 2025/11/19

ファロピアの葉 三浦市南下浦町松輪・剱崎 2025/11/19

ファロピアの葉 三浦市南下浦町松輪・剱崎 2025/11/26

ファロピアの葉 三浦市南下浦町松輪・剱崎 2025/11/26

ファロピアの葉 三浦市南下浦町松輪・剱崎 2025/11/26

ファロピアの葉 三浦市南下浦町松輪・剱崎 2025/11/26

ファロピアの葉 三浦市南下浦町松輪・剱崎 2025/11/26

ファロピアの葉 三浦市南下浦町松輪・剱崎 2025/11/26

ファロピアの葉のサイズ感 三浦市南下浦町松輪・剱崎 2025/11/19

ファロピアの葉のサイズ感 三浦市南下浦町松輪・剱崎 2025/11/19

ファロピアの葉身基部 三浦市南下浦町松輪・剱崎 2025/11/26

ファロピアの葉身基部 三浦市南下浦町松輪・剱崎 2025/11/26

ファロピアの葉裏 三浦市南下浦町松輪・剱崎 2025/11/26

ファロピアの葉裏 三浦市南下浦町松輪・剱崎 2025/11/26

葉柄(ようへい)の長さは、剱崎産のもので2.5~3cm程度、葉山町・三ヶ下産のもので2~2.2cm程度。ナツユキカズラの葉柄は葉身の長さと大差ないくらい長く伸びてくるものがあるように思われるが、本種にそのような性質は見られない。

ファロピアの葉柄 三浦市南下浦町松輪・剱崎 2025/11/26

ファロピアの葉柄 三浦市南下浦町松輪・剱崎 2025/11/26

ファロピアの茎先端の葉 葉山町一色・三ヶ下 2025/11/27

ファロピアの茎先端の葉 葉山町一色・三ヶ下 2025/11/27

ファロピアの葉 葉山町一色・三ヶ下 2025/11/27

ファロピアの葉 葉山町一色・三ヶ下 2025/11/27

ファロピアの葉 葉山町一色・三ヶ下 2025/11/27

ファロピアの葉 葉山町一色・三ヶ下 2025/11/27

ファロピアの葉 葉山町一色・三ヶ下 2025/11/27

ファロピアの葉 葉山町一色・三ヶ下 2025/11/27

ファロピアの葉のサイズ感 葉山町一色・三ヶ下 2025/11/27

ファロピアの葉のサイズ感 葉山町一色・三ヶ下 2025/11/27

ファロピアの葉(1枚+腋生1.5枚) 葉山町一色・三ヶ下 2025/11/27

ファロピアの葉(1枚+腋生1.5枚) 葉山町一色・三ヶ下 2025/11/27

ファロピアの葉(1枚+腋生2枚) 葉山町一色・三ヶ下 2025/11/27

ファロピアの葉(1枚+腋生2枚) 葉山町一色・三ヶ下 2025/11/27

ファロピアの葉(1枚+腋生2枚) 葉山町一色・三ヶ下 2025/11/27

ファロピアの葉(1枚+腋生2枚) 葉山町一色・三ヶ下 2025/11/27

ファロピアの束生して見える葉(1枚+腋生4枚) 葉山町一色・三ヶ下 2025/11/26

ファロピアの束生して見える葉(1枚+腋生4枚) 葉山町一色・三ヶ下 2025/11/26

ファロピアの束生して見える葉(1枚+腋生4枚) 葉山町一色・三ヶ下 2025/11/26

ファロピアの束生して見える葉(1枚+腋生4枚) 葉山町一色・三ヶ下 2025/11/26

ファロピアの葉裏 葉山町一色・三ヶ下 2025/11/27

ファロピアの葉裏 葉山町一色・三ヶ下 2025/11/27

降霜(こうそう)のあとしばらくたって、1月中旬以降に傷んでくる半常緑。近似種のツルソバ(蔓蕎麦)より本種の方が耐寒性が高い。タデ科の常緑にヒメツルソバ(姫蔓蕎麦)とワイヤープランツがあるが、本種とは形態に類似点は感じられない。

ファロピアの真冬の葉 三浦市南下浦町松輪・剱崎 2026/01/08

ファロピアの真冬の葉 三浦市南下浦町松輪・剱崎 2026/01/08

ファロピアの真冬の葉 三浦市南下浦町松輪・剱崎 2026/01/08

ファロピアの真冬の葉 三浦市南下浦町松輪・剱崎 2026/01/08

ファロピアの真冬の葉、上)特に大きい葉、下)普通サイズの葉 三浦市南下浦町松輪・剱崎 2026/01/08

ファロピアの真冬の葉、上)特に大きい葉、下)普通サイズの葉 三浦市南下浦町松輪・剱崎 2026/01/08

ファロピアの真冬の葉 葉山町一色・三ヶ下 2026/01/08

ファロピアの真冬の葉 葉山町一色・三ヶ下 2026/01/08

ファロピアの真冬の葉 葉山町一色・三ヶ下 2026/01/08

ファロピアの真冬の葉 葉山町一色・三ヶ下 2026/01/08

ファロピアのこの場所の株にしては大きめの真冬の葉(長さ8.5cm×幅4.5cm) 葉山町一色・三ヶ下 2026/01/16

ファロピアのこの場所の株にしては大きめの真冬の葉(長さ8.5cm×幅4.5cm) 葉山町一色・三ヶ下 2026/01/16

ファロピアのこの場所の株にしては大きめの真冬の葉(長さ8cm×幅5.5cm) 葉山町一色・三ヶ下 2026/01/16

ファロピアのこの場所の株にしては大きめの真冬の葉(長さ8cm×幅5.5cm) 葉山町一色・三ヶ下 2026/01/16

茎は、剱崎産のもので上部で太さ3mm弱~4mm、木質化した部分で4.5mm。葉山町・三ヶ下産はそこまで太くない。ツルドクダミは2mmしかなく、細い。秋以降という時期的なものかもしれないが、木質化していない茎から葉柄・葉脈にかけて、赤色を強く帯びているものが多かった。

ファロピアの茎先端 三浦市南下浦町松輪・剱崎 2025/11/19

ファロピアの茎先端 三浦市南下浦町松輪・剱崎 2025/11/19

ファロピアの茎先端付近の太さ(3.5mm) 三浦市南下浦町松輪・剱崎 2026/01/08

ファロピアの茎先端付近の太さ(3.5mm) 三浦市南下浦町松輪・剱崎 2026/01/08

ファロピアの茎 三浦市南下浦町松輪・剱崎 2025/11/26

ファロピアの茎 三浦市南下浦町松輪・剱崎 2025/11/26

ファロピアの茎 三浦市南下浦町松輪・剱崎 2025/11/26

ファロピアの茎 三浦市南下浦町松輪・剱崎 2025/11/26

ファロピアの茎 三浦市南下浦町松輪・剱崎 2025/11/26

ファロピアの茎 三浦市南下浦町松輪・剱崎 2025/11/26

ファロピアの茎 三浦市南下浦町松輪・剱崎 2025/11/26

ファロピアの茎 三浦市南下浦町松輪・剱崎 2025/11/26

ファロピアの茎(太さ3.5mm) 三浦市南下浦町松輪・剱崎 2025/11/26

ファロピアの茎(太さ3.5mm) 三浦市南下浦町松輪・剱崎 2025/11/26

ファロピアの木質化した茎 三浦市南下浦町松輪・剱崎 2025/11/26

ファロピアの木質化した茎 三浦市南下浦町松輪・剱崎 2025/11/26

ファロピアの茎と葉 葉山町一色・三ヶ下 2025/11/27

ファロピアの茎と葉 葉山町一色・三ヶ下 2025/11/27

剱崎産と葉山町・三ヶ下産のものでは、茎の太さ、葉の大きさと葉脈の凹み具合、の二点に若干の差異を感じたが、その他の点で一致しており同種だろうと判断した。もし雑種であるならば、その差異は親を推察する手掛かりになるかもしれない。

名前が紛らわしいがハツユキカズラ(初雪葛)はまったくの別種。

ファロピアの花

秋に咲く。夏の始めから遅くとも初秋に咲くというナツユキカズラ、夏の終わりから初秋にかけて咲くツルドクダミに比べれば、明らかに花期は遅い。花色は薄いクリーム色(黄緑色)。ナツユキカズラの花は白色(ゆえに名前に雪が冠されている)とされるが、選抜品種なのだろうか、実際には、本種同様にうっすら緑がかっているものも、ピンクがかっているものもあるという。内花被片2枚+外花被片3枚。小花径は約4mmで、ナツユキカズラと同大。

ファロピアの満開の花序 三浦市南下浦町松輪・剱崎 2025/11/19

ファロピアの満開の花序 三浦市南下浦町松輪・剱崎 2025/11/19

ファロピアの満開の花序 葉山町一色・三ヶ下 2025/11/27

ファロピアの満開の花序 葉山町一色・三ヶ下 2025/11/27

ファロピアの満開(ピーク過ぎ)の花序 葉山町一色・三ヶ下 2025/11/27

ファロピアの満開(ピーク過ぎ)の花序 葉山町一色・三ヶ下 2025/11/27

ファロピアの満開の花序 葉山町一色・三ヶ下 2025/11/27

ファロピアの満開の花序 葉山町一色・三ヶ下 2025/11/27

雌雄は不明。両性花ではないか。雌花の三裂する柱頭(ちゅうとう)の大きさに違いが感じられるものあるも、花期終盤に雌蕊が肥大化してきただけのように感じられる。雄蕊は8本。

ファロピアの花 三浦市南下浦町松輪・剱崎 2025/11/26

ファロピアの花 三浦市南下浦町松輪・剱崎 2025/11/26

ファロピアの花 三浦市南下浦町松輪・剱崎 2025/11/26

ファロピアの花 三浦市南下浦町松輪・剱崎 2025/11/26

ファロピアの花 三浦市南下浦町松輪・剱崎 2025/11/26

ファロピアの花 三浦市南下浦町松輪・剱崎 2025/11/26

ファロピアの花 三浦市南下浦町松輪・剱崎 2025/11/26

ファロピアの花 三浦市南下浦町松輪・剱崎 2025/11/26

ファロピアの花(小花径4mm弱) 三浦市南下浦町松輪・剱崎 2025/11/26

ファロピアの花(小花径4mm弱) 三浦市南下浦町松輪・剱崎 2025/11/26

ファロピアの花 葉山町一色・三ヶ下 2025/11/27

ファロピアの花 葉山町一色・三ヶ下 2025/11/27

ファロピアの花 葉山町一色・三ヶ下 2025/11/27

ファロピアの花 葉山町一色・三ヶ下 2025/11/27

ナツユキカズラとは蕾の形状が一致しない。本種は、外花被片外側の鶏冠(とさか)状にせり出した翼(よく)が蕾の先端部までぜんぜん達していない。ツルドクダミの蕾に近い。

ファロピアの蕾(白色矢印) 三浦市南下浦町松輪・剱崎 2025/11/26

ファロピアの蕾(白色矢印) 三浦市南下浦町松輪・剱崎 2025/11/26

ファロピアの蕾(白色矢印) 葉山町一色・三ヶ下 2025/11/27

ファロピアの蕾(白色矢印) 葉山町一色・三ヶ下 2025/11/27

霜が降りる頃までだらだらと咲き続けることがある。

ファロピアの実

花が咲いた時期が遅くて花粉を媒介する虫が少ないせいなのだろうか、雑種だからだろうか、実付きはかなり悪い。ナツユキカズラはたわわに実を付けている写真を見る。幅6m×(小果柄を含めて)長さ12mm程度。

ファロピアの実 葉山町一色・三ヶ下 2025/12/16

ファロピアの実 葉山町一色・三ヶ下 2025/12/16

ファロピアの実 葉山町一色・三ヶ下 2025/12/16

ファロピアの実 葉山町一色・三ヶ下 2025/12/16

ファロピアの実 葉山町一色・三ヶ下 2025/12/16

ファロピアの実 葉山町一色・三ヶ下 2025/12/16

ファロピアの実 葉山町一色・三ヶ下 2025/12/16

ファロピアの実 葉山町一色・三ヶ下 2025/12/16

ファロピアの実 葉山町一色・三ヶ下 2025/12/16

ファロピアの実 葉山町一色・三ヶ下 2025/12/16

ファロピアの実のサイズ感 葉山町一色・三ヶ下 2025/12/16

ファロピアの実のサイズ感 葉山町一色・三ヶ下 2025/12/16

ファロピアの熟した実 葉山町一色・三ヶ下 2026/01/08

ファロピアの熟した実 葉山町一色・三ヶ下 2026/01/08

ファロピアの熟した実 葉山町一色・三ヶ下 2026/01/08

ファロピアの熟した実 葉山町一色・三ヶ下 2026/01/08

実の中心部に、ミゾソバ(溝蕎麦)のに似た三稜の種子(タデ科なので学術的にはこれこそが果実(痩果(そうか)))が一個あり。肉眼ではほぼ黒色に見える黒褐色で光沢あり。長さ2.5mm×幅1.25mm程度。


横須賀市秋谷(あきや、ライオンズマンション長者ヶ崎の南向かい私有地に小規模、やや早咲き、真冬は落葉する)、三浦市南下浦町松輪(みなみしたうらまち まつわ)・剱崎(つるぎざき、剱埼灯台(つるぎさきとうだい)北にある民家北側の林縁から東側砂浜との境目にかけて)、葉山町一色(いっしき)字三ヶ岡(あざ さんがおか)~字真名瀬(あざ しんなせ)・はやま三ヶ岡山緑地(西峰の南麓=三ヶ岡駐車場の北方~湘南グリーン介護老人保健施設葉山の裏、立ち入れない、令和2年(2020)12月撮影のGoogleストリートビューに写っている、平成12年(2000)頃には既に旺盛に繁茂していたとの話あり)、葉山町一色2389-5・三ヶ下(さんがした)・旧衆議院共済組合葉山保養所/衆議院職員研修所(TRATTORIA PIZZERIA 207 葉山本店の西側、取り壊されて令和7年(2025)現在は国有の空き地、門外の植え込みに開花株、県道207号線の歩道沿いに大きく成長できない弱小株)

相模原市南区・#相模原公園(実咲ガーデン北側の(クレマチス・アーマンディの)アーチにナツユキカズラ、公園が言うには令和6年(2024)開花、令和7年(2025)開花なし=滅失か)

参考資料

『神奈川県植物誌2018』(電子版を含む) 神奈川県植物誌調査会編 神奈川県植物誌調査会発行(2018)

関連記事 – 仲間・似ている・紛らわしい

ツルドクダミ

ツルソバ

ヒメツルソバ

ハツユキカズラ