サラサモクレン

更紗木蓮 モクレン目/モクレン科/モクレン属 花期/3月中旬~下旬
学名/Magnolia × soulangeana Soul.-Bod.

外来種改良種

サラサモクレン 鎌倉市・貞宗寺 2021/03/16

#サラサモクレン 鎌倉市・貞宗寺 2021/03/16

園芸栽培される落葉高木で、雌雄同株(しゆうどうしゅ)。シモクレン(紫木蓮)ハクモクレン(白木蓮)の交配によって生まれた品種群をサラサモクレンという。更紗は染め物の一種で、かわいらしい薄ピンク色の花の名に冠されることが多い。別名ソコベニハクモクレン(底紅白木蓮)、ソトベニハクモクレン(外紅白木蓮)、ニシキモクレン(錦木蓮)。開花はハクモクレンより僅かに遅れる。※本項ではサラサモクレンと伝統的に認知されているものを取り上げた。それ以外の(特に色が濃い)ものはマグノリア(Magnolia)として別頁にまとめた。

満開のサラサモクレン 鎌倉市・貞宗寺 2021/03/16

満開の#サラサモクレン 鎌倉市・貞宗寺 2021/03/16

満開のサラサモクレン 鎌倉市・貞宗寺 2021/03/16

満開の#サラサモクレン 鎌倉市・貞宗寺 2021/03/16

満開のサラサモクレン 鎌倉市・貞宗寺 2021/03/16

満開の#サラサモクレン 鎌倉市・貞宗寺 2021/03/16

満開のサラサモクレン 鎌倉市・貞宗寺 2021/03/16

満開の#サラサモクレン 鎌倉市・貞宗寺 2021/03/16

満開のサラサモクレン 鎌倉市・貞宗寺 2021/03/16

満開の#サラサモクレン 鎌倉市・貞宗寺 2021/03/16

サラサモクレンの花

外側が部分的にピンク色、内側は白色。

満開のサラサモクレン 鎌倉市・貞宗寺 2021/03/16

満開の#サラサモクレン 鎌倉市・貞宗寺 2021/03/16

満開のサラサモクレン 鎌倉市・貞宗寺 2021/03/16

満開の#サラサモクレン 鎌倉市・貞宗寺 2021/03/16

サラサモクレン 鎌倉市・貞宗寺 2021/03/16

#サラサモクレン 鎌倉市・貞宗寺 2021/03/16

ソトベニハクモクレン 東京都調布市・神代植物公園 2022/04/02 ※寒冬で開花遅れ

#ソトベニハクモクレン 東京都調布市・神代植物公園 2022/04/02 ※寒冬で開花遅れ

ソトベニハクモクレン 東京都調布市・神代植物公園 2022/04/02 ※寒冬で開花遅れ

#ソトベニハクモクレン 東京都調布市・神代植物公園 2022/04/02 ※寒冬で開花遅れ

サラサモクレンの蕊 茅ヶ崎市・東海岸南第六公園 2019/03/19

#サラサモクレンの蕊 茅ヶ崎市・東海岸南第六公園 2019/03/19

春は強風吹き荒れやすい季節であるため、きれいなサラサモクレンを楽しめる期間は短い。満開したその日に傷んでしまえば見頃期間0日、となる年さえしばしば。


東京都調布市・#神代植物公園(築山北向かいの水道裏にソトベニハクモクレンとして)、横浜市西区・#グランモール公園(3月15日頃

鎌倉市植木・#貞宗寺

#海蔵寺(庭園裏、遠景のみ)、茅ヶ崎市・#東海岸南第六公園(氷室椿庭園の南西隣)

関連記事 – 仲間・似ている・紛らわしい

ハクモクレン

シモクレン

マグノリア

『サラサモクレン』へのコメント

  1. 里山ライフ 投稿日:2023/03/20(月) 10:59:04 ID:556689d0a 返信

    隣接する斜面にも存在しています。
    退職後の在宅生活で、今春、気付いたのですが…
    樹形は「柿の木」に似るが、遥かに高木(10㍍程)で、蕾は大きめで「有毛」で、花の容姿は記事の画像に符号します。
    谷戸の(「僻地」指定地である)当地一帯に自生している「コブシ」が開花し、その後、薄ピンク色のモクレン的な花が咲き始めたので、何なんだろうと気になっていました。
    mirusiru.jp での解説に従えば、シモクレン(低木、開花と同時に葉も開いている)でもマグノリア(特に色が濃いもの)でもなく、サラサモクレン(落葉高木)に一致します。

    • 里山ライフ 投稿日:2023/03/23(木) 08:50:00 ID:cca9c0f46 返信

      追記:
      そのサラサモクレンは、
      自生種「オニグルミ」の巨木(20㍍程)の傍ら(しかも北側)に生育しているため、オニグルミに葉が満ちると存在感が消えてしまいます。冬枯れの時期に「何かの樹種が存在」していたことが分かり、早春に「ネコヤナギ」のような有毛の蕾が膨らみ始めたため、ヤナギの類だと感じていました。
      生育環境が不良であっても、樹冠いっぱいに花を付け、咲き誇る逞しさには驚かされます。

      • mirusiru.jp 投稿日:2023/03/23(木) 19:00:51 ID:68841cbda 返信

        当サイトでは、伝統的な和名で呼び難い得体のよくわからないものをマグノリアと総称しています。サラサモクレンもマグノリアなのですけどね。
        生育環境はちょっと命の危険を感じる状態にしてやった方が花付きが良くなるものがありますね。バラ科など。イチゴなんかは肥料をたんまりやると一向に花が付きやしません。不思議なものです。

        • 里山ライフ 投稿日:2023/03/29(水) 08:48:20 ID:de49099e3 返信

          その「サラサモクレン」の後段:
          今朝、巨木「オニグルミ」が芽吹きました。
          じきに大きな羽状複葉を茂らし、周囲を覆い尽くし日差しを遮りそうな雰囲気に満ちています。

          昨朝は、
          サラサモクレンの北側に隣接するタムシバが開花。
          https://mirusiru.jp/nature/flower/tamushiba#comment-871
          サラサモクレンはそれらに囲まれて、すでに「消え入りそう」に見え隠れの様相です。日の目を見たのは「冬枯れ」から「開花期」までの儚さでした。
          このような環境下で、よく生存し続け、成長しているものだと驚かされます。

          この丘陵は、
          落葉性広葉樹の巨木オニグルミが大量の葉を斜面に散らすためか、ミミズやケラ(螻蛄:初夏に「ジー」と唸り声のような独特の鳴き声を響かせる地中性昆虫)の巣窟になっており(土が肥え)、生息するアナグマとタヌキに耕起され、土質は抜群です。