草の王、草の黄、瘡の王 キンポウゲ目/ケシ科/クサノオウ属 花期/4月~7月
学名/Chelidonium majus L. subsp. asiaticum H.Hara
有毒薬用自生種保護
クサノオウ 茅ヶ崎市行谷 2018/04/19
林縁部や草地に生える一年草(越年草)。群生はせず、だいたいは数株をちらほらと見かける程度。背丈は人の膝(ひざ)程度で、葉は柔らかな印象。茎や蕾に多い白色の毛が目に留まる。黄色い花は意外と花期が長くていつまでも咲いている。
クサノオウ 茅ヶ崎市行谷 2018/04/19
クサノオウの葉 茅ケ崎里山公園 2017/04/03
食用になるヨモギ(蓬)の葉と間違えて摘まないように。クサノオウの茎は切断すると黄色い乳液を出す。
クサノオウの切断した茎から溢れる黄色い乳液 鎌倉市浄明寺 2018/04/22
クサノオウの花
明るいが濃い黄色の花弁が四枚。微妙な変異が見られ、地域によって花の姿は少し異なっている。
クサノオウ 三浦市南下浦町(みなみしたうらまち)菊名 2024/04/03
クサノオウ 茅ヶ崎市行谷 2018/04/19
クサノオウ 茅ケ崎里山公園 2017/04/03
クサノオウ 茅ケ崎里山公園 2017/04/03
クサノオウ 鎌倉市・浄智寺 2017/02/28
クサノオウ 東京都小平市・東京都薬用植物園 2017/05/09
クサノオウ 鎌倉市浄明寺 2018/04/22
同時期に混同しやすい似た花はなし。強いていうなればヤマブキソウ(山吹草)があるが生育場所で区別できる。湘南・鎌倉・三浦半島ではヤマブキソウは公園や植物園で栽培ものを見るのみ、逆にクサノオウは栽培されないので野良で見かけるのみ。
クサノオウの実
クサノオウ 茅ヶ崎市行谷 2018/04/19
クサノオウの若い実 茅ケ崎里山公園 2018/04/19
観音崎公園(観音崎園地~海岸園地の外周路沿いなど)、子安の里、鶴岡八幡宮(若宮裏階段)、浄智寺(駐車場)、茅ケ崎里山公園(谷の村西口外)、茅ヶ崎市行谷(宝蔵寺前の通り)