アメリカハマグルマ

あめりか浜車 キク目/キク科/アメリカハマグルマ属 花期/5月?~12月上旬?
学名/Sphagneticola trilobata (L.) Pruski

外来種駆除稀少

外来生物法「要注意外来生物」(廃止)
生態系被害防止外来種リスト「緊急対策外来種」
国際自然保護連合(IUCN)「世界の侵略的外来種ワースト100」

アメリカハマグルマの花 鎌倉市・大船フラワーセンター 2025/10/18

#アメリカハマグルマの花 鎌倉市・大船フラワーセンター 2025/10/18

中南米の熱帯地方を原産とする、(暖地では)常緑の蔓性多年草。園芸界では旧属名からウェデリア(Wedelia)と呼ばれることが多い。花を観賞するため、あるいは、茎が地べたを這って広がる地被植物のため(暖地では)グラウンドカバーとして法面(のりめん)などの緑化に利用された。但し耐寒性が低いので、神奈川県内では12月中旬以降の降霜で枯死するのではないか。屋内へ取り込んでやれば越冬は可能。なお侵略的外来種として深刻な問題になっているのは温暖な沖縄県や九州地方での話である。地面を完全に覆ってしまうため他の植物が生えなくなり、またナガエツルノゲイトウ(長柄蔓野鶏頭)のように茎の断片から再生可能なため、(冬に枯死しない場所で)一旦定着してしまうと駆除が極めて困難となる。「特定外来生物」に指定されていないのは、沖縄県内で既に蔓延しすぎているため土砂の運搬を伴う工事をしただけで(土にアメリカハマグルマが混入してしまうため)違法性が問われる事態になる、とかいうどうしようもない理由による。神奈川県内ではまず栽培されていないのではないか。帰化も確認されていない。

アメリカハマグルマの開花中の群落(白枠内) 鎌倉市・大船フラワーセンター 2025/11/15

#アメリカハマグルマの開花中の群落(白枠内) 鎌倉市・大船フラワーセンター 2025/11/15

花茎(かけい)の先に一個のみ、やや小振りな黄色いキクの花が咲く。頭花の直径は2~4cm程度。暖地では一年を通して開花するらしい。

アメリカハマグルマの開花中の群落(手前は熱帯スイレン) 鎌倉市・大船フラワーセンター 2025/10/18

#アメリカハマグルマの開花中の群落(手前は熱帯スイレン) 鎌倉市・大船フラワーセンター 2025/10/18

アメリカハマグルマの開花中の群落 鎌倉市・大船フラワーセンター 2025/10/18

#アメリカハマグルマの開花中の群落 鎌倉市・大船フラワーセンター 2025/10/18

アメリカハマグルマの開花中の群落 鎌倉市・大船フラワーセンター 2025/10/18

#アメリカハマグルマの開花中の群落 鎌倉市・大船フラワーセンター 2025/10/18

アメリカハマグルマの開花中の群落 鎌倉市・大船フラワーセンター 2025/11/15

#アメリカハマグルマの開花中の群落 鎌倉市・大船フラワーセンター 2025/11/15

葉は対生。表面に光沢あり。葉身の中央ないしやや基部側で浅く三裂する傾向が見られる。ゆえに別名ミツバハマグルマ(三つ葉浜車)。別途、浅い鋸歯(きょし)あり。

アメリカハマグルマの葉 鎌倉市・大船フラワーセンター 2025/11/15

#アメリカハマグルマの葉 鎌倉市・大船フラワーセンター 2025/11/15

アメリカハマグルマの葉 鎌倉市・大船フラワーセンター 2025/12/16

#アメリカハマグルマの葉 鎌倉市・大船フラワーセンター 2025/12/16

アメリカハマグルマの葉 鎌倉市・大船フラワーセンター 2025/12/16

#アメリカハマグルマの葉 鎌倉市・大船フラワーセンター 2025/12/16

アメリカハマグルマの葉 鎌倉市・大船フラワーセンター 2025/12/16

#アメリカハマグルマの葉 鎌倉市・大船フラワーセンター 2025/12/16

アメリカハマグルマの茎葉 鎌倉市・大船フラワーセンター 2025/12/16

#アメリカハマグルマの茎葉 鎌倉市・大船フラワーセンター 2025/12/16

近似種ハマグルマ(浜車)は神奈川県の海辺にも分布する在来種で、別名ネコノシタ(猫の舌)。葉は三裂しない。


東京都調布市・#神代植物公園(大温室・熱帯花木室)

#大船フラワーセンター(グリーンハウス内に二地点=デュランタの少し先に「ウエデリア トリロバタ」として・熱帯スイレン池の向こうの「ヘリコニア ロストラータ」の名札周辺に大群落)

参考資料

宮下修一(日本道路公団)「法面緑化としてウェデリアの適用 ──沖縄自動車道の法面緑化──」 『緑化工技術 3巻1号』 日本緑化工学会発行(1975)

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