ヤマブキ

山吹 バラ目/バラ科/ヤマブキ属 花期/4月上旬 黄葉/12月下旬~1月中旬

自生種改良種

ヤエヤマブキ 藤沢市・長久保公園 2017/04/17

#ヤエヤマブキ 藤沢市・長久保公園 2017/04/17

林内に生える落葉低木。よく園芸栽培もされる。黄色い花は、2月はオウバイ(黄梅)、3月はレンギョウ(連翹)、4月はヤマブキが開花する。鎌倉の彩りとして寺境内にたくさん植えられているが、野山でもハイキングコース沿いなどで見ることができる。

葉は互生で、先端は尾状に長く伸びる。雰囲気的に少しばかりコゴメウツギ(小米空木)に似ている。

ヤマブキの葉 茅ヶ崎市堤 2019/10/10

#ヤマブキの葉 茅ヶ崎市堤 2019/10/10

「山吹に蛙」は、春の終わりに咲き乱れるヤマブキの花の下で鳴くカジカガエル(河鹿蛙)の声に風流を感じた古典の美意識を表現した想像上の構図である。実際にカジカガエルがヤマブキの下で鳴くわけではない。なお湘南・鎌倉・三浦半島にカジカガエルは分布しない。

ヤマブキの花

原種は花弁五枚の一重咲き。

ヤマブキ 大磯町・高麗山公園 2016/04/02

ヤマブキ 大磯町・高麗山公園 2016/04/02

ヤマブキ 平塚市・湘南平 2018/03/31

#ヤマブキ 平塚市・湘南平 2018/03/31

ヤマブキ 大磯町・高麗山公園 2016/03/29

#ヤマブキ 大磯町・高麗山公園 2016/03/29

ヤマブキ 大磯町・高麗山公園 2016/03/29

#ヤマブキ 大磯町・高麗山公園 2016/03/29

ヤマブキ 鎌倉市・浄智寺谷戸 2017/04/14

ヤマブキ 鎌倉市・浄智寺谷戸 2017/04/14

ヤエヤマブキ 藤沢市・長久保公園 2017/04/17

#ヤエヤマブキ 藤沢市・長久保公園 2017/04/17

ヤエヤマブキ 藤沢市・長久保公園 2017/04/17

#ヤエヤマブキ 藤沢市・長久保公園 2017/04/17

ヤエヤマブキ 藤沢市・長久保公園 2017/04/17

#ヤエヤマブキ 藤沢市・長久保公園 2017/04/17

太田道灌(1432-86、室町時代後期に扇谷上杉家に仕えた武将)が鷹狩に出た際に雨に降られてしまったので、農村の小屋に立ち寄って「蓑(みの、レインコート)をお借りしたい」と願い出たところ、若い女が何も言わずにヤマブキの花を一枝折って差し出した。これを見た道灌は「花が欲しいのではない」と怒って帰ってしまったのだった。この話を聞いた人が、「七重八重 花は咲けども 山吹の みの一つだに 無きぞ悲しき」という古い和歌に則ったやり取りだったのですよと教えたところ、道灌は無学を恥じて和歌の勉強をするようになったのだった──。(『常山紀談』、江戸時代中期成立の軍談書(戦国時代などのおもしろ説話集))
貧しくて蓑さえ持っていない悲哀(蓑一つさえない)を、八重咲きのヤマブキは花は花弁がふさふさできれいなのに実は一つもできない不思議(実の一つさえない)、に乗せて伝えた逸話。後世にも名を馳せる文武両道の名将が誕生するきっかけとなった話としてとかく有名である。

ヤマブキの黄葉

ヤマブキの葉は互生。紛らわしいシロヤマブキ(白山吹)は対生である。

ヤマブキの黄葉 大磯町・高麗山公園 2017/01/19

ヤマブキの黄葉 大磯町・高麗山公園 2017/01/19

ヤマブキの黄葉 大磯町・高麗山公園 2017/01/19

ヤマブキの黄葉 大磯町・高麗山公園 2017/01/19


#海蔵寺、#英勝寺(伝太田道灌邸宅跡・太田道灌の首塚あり)、#円覚寺如意庵(黄梅院門前に垂れる)、高麗山公園

#光則寺(通用門外)