ウンナンオウバイ

雲南黄梅 シソ目/モクセイ科/ソケイ属 花期/2月~4月上旬
学名/Jasminum mesnyi Hance

外来種改良種

ウンナンオウバイ 東京都文京区・小石川植物園 2019/03/24

#ウンナンオウバイ 東京都文京区・小石川植物園 2019/03/24

中国(China)南部の雲南省を原産とする常緑の低木。別名オウバイモドキ(黄梅擬)。ウメ(梅)の仲間ではまったくない。日本国内でも簡単かつ旺盛によく育ち花の見栄えも優れるため、庭木などとして植栽される。オウバイは近似の別種であるが、オウバイと称して栽培されているのはおよそ本種の方である。場所は取る。

ウンナンオウバイ 鎌倉市・長谷寺 2021/02/23

#ウンナンオウバイ 鎌倉市・長谷寺 2021/02/23

ウンナンオウバイ 大磯町東小磯 2012/03/25

#ウンナンオウバイ 大磯町東小磯 2012/03/25

ウンナンオウバイ 大磯町東小磯 2012/03/25

#ウンナンオウバイ 大磯町東小磯 2012/03/25

ウンナンオウバイ 横浜市南区・こども植物園 2018/03/15

#ウンナンオウバイ 横浜市南区・こども植物園 2018/03/15

ウンナンオウバイ 鎌倉市植木・龍宝寺 2019/03/09

#ウンナンオウバイ 鎌倉市植木・龍宝寺 2019/03/09

ウンナンオウバイ 鎌倉市植木・龍宝寺 2019/03/09

#ウンナンオウバイ 鎌倉市植木・龍宝寺 2019/03/09

ウンナンオウバイ 鎌倉市植木・龍宝寺 2019/03/09

#ウンナンオウバイ 鎌倉市植木・龍宝寺 2019/03/09

ウンナンオウバイは、幹は一旦立ち上がりそこから枝垂れる、ふっさふさな樹形になる。成長すると人の背丈を超えてだいぶ大型に。常緑であるが、真冬から初春はあまり葉が目立たないことも。オウバイは、本来はウンナンオウバイ同様に樹高2m近くになるものらしいが、神奈川県内でそのような大樹を見たことはなく、ふつう人の膝(ひざ、高さ50cm)を超えない小型なもので、ふさふさもさもさ感を欠く姿なものを見かけるのみ。オウバイは落葉性なので冬から初春は葉を落としている、という話になっているのだが、温暖な神奈川県南部では枝先に葉が残っていることも。

ウンナンオウバイ、常緑なので冬でも葉を蓄えている 鎌倉市・大船フラワーセンター 2025/01/12

#ウンナンオウバイ、常緑なので冬でも葉を蓄えている 鎌倉市・大船フラワーセンター 2025/01/12

ウンナンオウバイの花時の葉 鎌倉市・大船フラワーセンター 2020/02/24

#ウンナンオウバイの花時の葉 鎌倉市・大船フラワーセンター 2020/02/24

ウンナンオウバイの花時の葉 鎌倉市・大船フラワーセンター 2020/02/24

#ウンナンオウバイの花時の葉 鎌倉市・大船フラワーセンター 2020/02/24

ウンナンオウバイの花

名前の通り、黄色いウメのような形の花が咲く。一重ないし二重咲き。オウバイは一重咲き。

ウンナンオウバイの蕾 茅ヶ崎市浜之郷 2021/03/20

#ウンナンオウバイの蕾 茅ヶ崎市浜之郷 2021/03/20

ウンナンオウバイの蕾 東京都文京区・小石川植物園 2019/03/24

#ウンナンオウバイの蕾 東京都文京区・小石川植物園 2019/03/24

ウンナンオウバイ 横浜市南区・こども植物園 2018/03/15

#ウンナンオウバイ 横浜市南区・こども植物園 2018/03/15

ウンナンオウバイ 鎌倉市植木・龍宝寺 2019/03/09

#ウンナンオウバイ 鎌倉市植木・龍宝寺 2019/03/09

ウンナンオウバイ 鎌倉市植木・龍宝寺 2019/03/09

#ウンナンオウバイ 鎌倉市植木・龍宝寺 2019/03/09

ウンナンオウバイ 茅ヶ崎市浜之郷 2021/03/20

#ウンナンオウバイ 茅ヶ崎市浜之郷 2021/03/20

萼片は、ウンナンオウバイは開き、オウバイは閉じて花冠筒部(かかんとうぶ)に接する、という傾向。

ウンナンオウバイ 鎌倉市・東慶寺 2017/03/25

#ウンナンオウバイ 鎌倉市・東慶寺 2017/03/25

初夏、バラ(薔薇)の花咲く頃に見られる似たような花はキソケイ(黄素馨)だろう。


#長谷寺(地蔵堂向かいの石段途中に棚)、#龍宝寺(庫裏)

#東慶寺(門外)、#大船フラワーセンター(和風庭園西側、隣にオウバイ)

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オウバイ

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