オウバイ

黄梅 シソ目/モクセイ科/ソケイ属 花期/2月~4月上旬
学名/Jasminum nudiflorum Lindl.

外来種稀少

オウバイ 鎌倉市・大巧寺 2017/04/02

#オウバイ 鎌倉市・大巧寺 2017/04/02

中国原産の落葉低木。細く長い幹から細く長い枝を出し、シダレヤナギ(枝垂柳)のようにしなる。あるいは地面を這っている。名前は黄色い花がウメ(梅)に見立てられたのだろう。ウメの仲間ではない。園芸栽培されることがないでもないがあまり見かけない。また近年は地球温暖化と共に猛威をより強く振るうようになった台風(およびそれに伴う塩害)の被害に遭って傷みがちで、樹勢弱まり、枝が豊かに茂っていないものが多くなっているように感じられる。よく栽培されている枝ぶり豊かなものは、近似種で花がより大きく見栄えのするウンナンオウバイ(雲南黄梅)の方。

オウバイ 鎌倉市大町 2023/03/12

#オウバイ 鎌倉市大町 2023/03/12

オウバイ 鎌倉市大町 2019/03/31

#オウバイ 鎌倉市大町 2019/03/31

オウバイ 鎌倉市・大巧寺 2018/03/13

#オウバイ 鎌倉市・大巧寺 2018/03/13

鎌倉市・瑞泉寺にはオウバイ(黄梅)の名で呼ばれている花弁が退化したウメがある。瑞泉寺のオウバイはウメの一種であって、本頁にいうモクセイ科のオウバイとは何ら関係ない。
名前がロウバイ(蝋梅)と紛らわしい。

オウバイの花

明るい鮮やかな黄色。萼片は反らず、花冠筒部(かかんとうぶ)を包むように付く。

オウバイ 鎌倉市大町 2019/03/31

#オウバイ 鎌倉市大町 2019/03/31

オウバイ 鎌倉市・大巧寺 2017/04/02

#オウバイ 鎌倉市・大巧寺 2017/04/02

ウンナンオウバイ(落ちていたもの)とオウバイの花の比較 鎌倉市・大船フラワーセンター 2020/01/10

#ウンナンオウバイ(落ちていたもの)とオウバイの花の比較 鎌倉市・大船フラワーセンター 2020/01/10

蕾は細長い。

オウバイ 鎌倉市・大巧寺 2018/02/15

#オウバイ 鎌倉市・大巧寺 2018/02/15

オウバイ 鎌倉市・大巧寺 2017/04/02

#オウバイ 鎌倉市・大巧寺 2017/04/02

オウバイ 鎌倉市大町 2023/03/12

#オウバイ 鎌倉市大町 2023/03/12

オウバイの花冠筒部 鎌倉市大町 2023/03/12

#オウバイの花冠筒部 鎌倉市大町 2023/03/12


鎌倉市大町・#妙本寺道(民家

#大巧寺(台風等でかなり劣化してしまった)、#大船フラワーセンター(和風庭園西側・不良、隣にウンナンオウバイ)、#青蓮寺

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