テントウムシ

天道虫 昆虫/コウチュウ目/テントウムシ科 見頃/3月~11月

在来種

ナナホシテントウ 鎌倉市二階堂 2017/03/05(啓蟄)

ナナホシテントウ 鎌倉市二階堂 2017/03/05(啓蟄)

テントウムシ科の昆虫の総称。春、成虫が冬眠から覚めて活動を開始。早いものでは2月、最高気温が15℃程度を記録するぽかぽか陽気の真昼間に草地をてけてけ歩き始めるせっかちな個体あり。ふつうはおよそ啓蟄(3月5日頃)を迎えたあたりから動き出すだろう。

暖冬のせいで随分と早起きしちゃったナナホシテントウ 鎌倉市扇ガ谷・英勝寺前 2019/02/01

暖冬のせいで随分と早起きしちゃったナナホシテントウ 鎌倉市扇ガ谷・英勝寺前 2019/02/01

ナナホシテントウ 鎌倉中央公園 2018/02/15

ナナホシテントウ 鎌倉中央公園 2018/02/15

葉の上でごめん寝をしていたナナホシテントウ 茅ヶ崎市萩園・相模川沿い 2018/08/04

葉の上でごめん寝をしていたナナホシテントウ 茅ヶ崎市萩園・相模川沿い 2018/08/04

日本に生息するテントウムシは150種類以上もいるという。湘南・鎌倉・三浦半島でごくごく一般的に見られるのは、赤地に黒点七つのナナホシテントウ(七星天道)と、柄は様々なナミテントウ(並天道)の二種。ともに農作物(のうさくぶつ)の害虫アブラムシ(油虫)を捕食してくれる益虫。

ナミテントウ 平塚市・花菜ガーデン 2017/04/21

ナミテントウ 平塚市・花菜ガーデン 2017/04/21

交尾中のナミテントウ 鎌倉海浜公園稲村ガ崎地区 2017/06/04

交尾中のナミテントウ 鎌倉海浜公園稲村ガ崎地区 2017/06/04

交尾中のナミテントウ 平塚市・花菜ガーデン 2017/04/25

交尾中のナミテントウ 平塚市・花菜ガーデン 2017/04/25

ナミテントウ 平塚市・花菜ガーデン 2017/04/25

ナミテントウ 平塚市・花菜ガーデン 2017/04/25

交尾中のナミテントウ 平塚市・花菜ガーデン 2017/04/25

交尾中のナミテントウ 平塚市・花菜ガーデン 2017/04/25

ナミテントウ 平塚市・花菜ガーデン 2017/04/25

ナミテントウ 平塚市・花菜ガーデン 2017/04/25

ナミテントウ 鎌倉海浜公園稲村ガ崎地区 2017/06/04

ナミテントウ 鎌倉海浜公園稲村ガ崎地区 2017/06/04

ナミテントウ(星なし) 相模原市中央区上矢部 2023/06/25

ナミテントウ(星なし) 相模原市中央区上矢部 2023/06/25

ナミテントウ(十二星) 鎌倉海浜公園稲村ガ崎地区 2017/06/04

ナミテントウ(十二星) 鎌倉海浜公園稲村ガ崎地区 2017/06/04

ナミテントウ(十七星) 茅ヶ崎市浜之郷 2017/06/02

ナミテントウ(十七星) 茅ヶ崎市浜之郷 2017/06/02

ナミテントウ(十七星) 平塚市・花菜ガーデン 2017/04/25

ナミテントウ(十七星) 平塚市・花菜ガーデン 2017/04/25

ナミテントウ(十九星) 鎌倉海浜公園稲村ガ崎地区 2017/06/04

ナミテントウ(十九星) 鎌倉海浜公園稲村ガ崎地区 2017/06/04

テントウムシは手で触れたりして驚かせると、カメムシ(亀虫)のごとく強烈な悪臭放つ体液を出す。

ナツグミの葉裏に産み付けられたナミテントウの卵 平塚市・花菜ガーデン 2017/04/25

ナツグミの葉裏に産み付けられたナミテントウの卵 平塚市・花菜ガーデン 2017/04/25

アジサイに影をひそめるナナホシテントウの幼虫 平塚市・花菜ガーデン 2017/04/21

アジサイに影をひそめるナナホシテントウの幼虫 平塚市・花菜ガーデン 2017/04/21

ナナホシテントウの蛹 茅ヶ崎市萩園・相模川沿い 2018/04/30

ナナホシテントウの蛹 茅ヶ崎市萩園・相模川沿い 2018/04/30


鎌倉海浜公園稲村ガ崎地区(初夏のハマウド(浜独活)にナミテントウ多い)、花菜ガーデン(ナツグミ(夏茱萸)にナミテントウ多い)

キイロテントウ

黄色天道 昆虫/コウチュウ目/テントウムシ科 見頃/4月~10月

在来種

一般的なテントウムシより一回り小さい。名前の通り、体は黄色。胸部に黒色の斑紋が一対あることで、目玉が四個あるように見える。(植物の葉の表面に白い粉が吹きかけられたような異常が出る)うどんこ病などの菌類を食べる変わり者。うどんこ病を食べ尽くしてくれる、うどんこ病抑制に役に立つ、というほどの威力はないので、益虫といえるほどのものでなし。

キイロテントウ 鎌倉市・報国寺 2023/05/12

キイロテントウ 鎌倉市・報国寺 2023/05/12

テントウムシダマシ

天道虫騙し 昆虫/コウチュウ目/テントウムシ科 見頃/3月~11月

在来種

オオニジュウヤホシテントウ 鎌倉市・極楽寺坂切通し 2016/09/09

オオニジュウヤホシテントウ 鎌倉市・極楽寺坂切通し 2016/09/09

見た目はテントウムシ。というか中身もテントウムシ。テントウムシの仲間。だから害虫のアブラムシ(油虫)を食べてくれるだろうと思ったら大間違い、テントウムシの中には草食のものがいてアブラムシには目もくれず育てている野菜の葉っぱの方を食べてしまう、なんだこりゃ、騙された、という害虫の総称。具体的にはニジュウヤホシテントウ(二十八星天道)とオオニジュウヤホシテントウ(大二十八星天道)の二種を指す。ナス科の作物を好んで食害する。ナス(茄子)はもちろん、トマト、ジャガイモなどもナス科なので多くの野菜が被害に遭いやすい。

ホオズキを食害するニジュウヤホシテントウか 横浜市戸塚区・舞岡公園 2019/07/05

ホオズキを食害するニジュウヤホシテントウか 横浜市戸塚区・舞岡公園 2019/07/05

オオニジュウヤホシテントウ 鎌倉中央公園 2018/07/08

オオニジュウヤホシテントウ 鎌倉中央公園 2018/07/08

防御の姿勢で硬直したオオニジュウヤホシテントウ 横浜市泉区・天王森泉公園くわくわ森 2023/06/26

防御の姿勢で硬直したオオニジュウヤホシテントウ 横浜市泉区・天王森泉公園くわくわ森 2023/06/26

うっすら毛が生えているためなんだか白い粉が吹いてる感じで、つやつやてかてかしていないテントウムシがおよそテントウムシダマシの仲間とみてよい。

なおテントウムシダマシはテントウムシと見紛うことはないテントウムシダマシ科の虫をいうこともあるので注意。

トホシテントウ

十星天道 昆虫/コウチュウ目/テントウムシ科 見頃/6月~9月

在来種

トホシテントウ 茅ヶ崎市・清水谷 2017/07/05

トホシテントウ 茅ヶ崎市・清水谷 2017/07/05

テントウムシダマシ(天道虫騙し)同様に草食のテントウムシ。ウリ科の植物を食害する。

トホシテントウ 鎌倉中央公園 2017/05/20

トホシテントウ 鎌倉中央公園 2017/05/20

アマチャヅルの葉に付いたトホシテントウ 藤沢市・新林公園 2021/09/10

アマチャヅルの葉に付いたトホシテントウ 藤沢市・新林公園 2021/09/10

幼虫のビジュアルは最凶で見るからに毒々しい。毒はないらしいが。

カラスウリの葉に付いたトホシテントウの幼虫 横須賀市・鷹取山公園 2017/11/21

カラスウリの葉に付いたトホシテントウの幼虫 横須賀市・鷹取山公園 2017/11/21

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