ハマウド

浜独活 セリ目/セリ科/シシウド属 花期/4月~6月

自生種保護

ハマウド 鎌倉海浜公園稲村ガ崎地区 2017/06/04

ハマウド 鎌倉海浜公園稲村ガ崎地区 2017/06/04

海辺に生えるウドに似た植物の意。ウドというよりはアシタバ(明日葉)に近く、よく間違えられる。岩場と陸地の境目によく生え、とても大きくなる多年草。別名オニウド(鬼独活)。湘南・鎌倉・三浦半島の海辺でも、どこにでもたくさん生えているというわけではないものの普通種。寺境内などで栽培されることはない。
参考)アシタバとハマウドの見分け方

ハマウド 藤沢市・江の島・西浦~稚児ヶ淵 2018/06/03

ハマウド 藤沢市・江の島・西浦~稚児ヶ淵 2018/06/03

ハマウド、背景は相模湾と江の島・後方は金時山 鎌倉海浜公園稲村ガ崎地区 2017/06/04

ハマウド、背景は相模湾と江の島・後方は金時山 鎌倉海浜公園稲村ガ崎地区 2017/06/04

海辺に生える大きな植物で、葉がごわごわしているものがハマウド。

ハマウドの葉 鎌倉海浜公園稲村ガ崎地区 2019/03/15

ハマウドの葉 鎌倉海浜公園稲村ガ崎地区 2019/03/15

ハマウドの葉 鎌倉海浜公園稲村ガ崎地区 2019/03/15

ハマウドの葉 鎌倉海浜公園稲村ガ崎地区 2019/03/15

ある程度見慣れてしまえば、アシタバとの見分けは葉の質感がまったく異なるため何の苦労もなくぱっと見だけで瞬時にできるようになる。

アシタバとハマウドの混生 鎌倉海浜公園稲村ガ崎地区 2019/03/15

アシタバとハマウドの混生 鎌倉海浜公園稲村ガ崎地区 2019/03/15

ハマウドの最大の特徴は、茎に入った赤紫色のおしゃれなストライプ模様。

ハマウドの茎に入った赤紫色のストライプ模様 鎌倉海浜公園稲村ガ崎地区 2019/03/15

ハマウドの茎に入った赤紫色のストライプ模様 鎌倉海浜公園稲村ガ崎地区 2019/03/15

海辺に生える大型植物として、混同しがちなものにボタンボウフウ(牡丹防風)がある。山地にはシシウド(猪独活)が生えるが、分布域は重ならず花期も異なる。

特に初夏、キアゲハ(黄揚羽)の幼虫がたくさん付いていることがあるので要注意。テントウムシ(天道虫)も多い。

ハマウドに付いたキアゲハの巨大幼虫 鎌倉海浜公園稲村ガ崎地区 2017/06/04

ハマウドに付いたキアゲハの巨大幼虫 鎌倉海浜公園稲村ガ崎地区 2017/06/04

ハマウドの新芽

ハマウドはふつう食用にされない。

アシタバとハマウドの新芽 静岡県熱海市下多賀 2017/03/03

アシタバとハマウドの新芽 静岡県熱海市下多賀 2017/03/03

試しにアシタバと食べ比べてみたところ、個人的にはハマウドの方がよほど食べやすかった。ハマウドは苦みが強いというが、少し塩を入れて一二分下茹でし、ベーコンと合わせてごま油で炒めて食べてみたのだが、ふつうにおいしく頂くことができた。火を通す前とは違って硬さは感じず、いわれるほどの苦みはなく(フキノトウの方がはるかに苦い)、一癖も二癖もある人気の”春の山菜”たちに比べればどうということは全然ない。

ただ何が嫌って、”ハマウドは有毒だから食べてはいけない”とする地域があったり、ハマウドは決まってイヌが散歩途中で小便をひっかけるのにちょうどよい場所に生えている、ということ。ハマダイコン(浜大根)と並んで食欲をそそらないのは確か。安全である確証が得られない野山の植物を口にした場合は取り返しのつかない結果に至ることがあるので注意されたい。

ハマウドの花

ハマウド 鎌倉海浜公園稲村ガ崎地区 2017/06/04

ハマウド 鎌倉海浜公園稲村ガ崎地区 2017/06/04

ハマウド 鎌倉海浜公園稲村ガ崎地区 2017/06/04

ハマウド 鎌倉海浜公園稲村ガ崎地区 2017/06/04

ハマウド 鎌倉海浜公園稲村ガ崎地区 2017/06/04

ハマウド 鎌倉海浜公園稲村ガ崎地区 2017/06/04

ハマウド 鎌倉海浜公園稲村ガ崎地区 2017/05/30

ハマウド 鎌倉海浜公園稲村ガ崎地区 2017/05/30


猿島、鎌倉海浜公園稲村ガ崎地区(5月下旬)

江の島(西浦~稚児ヶ淵)

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