アシタバ

明日葉 セリ目/セリ科/シシウド属 旬/3月~4月 花期/8月~10月 結実期/11月~1月

食用薬用自生種稀少保護

春のアシタバの葉 横須賀市・子安の里 2017/02/27

春のアシタバの葉 横須賀市・子安の里 2017/02/27

常緑の多年草で、本来は海辺の岩場周辺に生える。葉の新芽が食用になる。健康食品として知られ、体によい春の野草として人気が高い。伊豆諸島周辺地域に分布し、八丈島の特産品。神奈川県内では主に三浦半島に自生していたようだが、高齢のハイカーなどに見つかると無秩序に切られ持ち去られてしまうため現在は細々と人為的に保護栽培されている程度。むしろ沿岸地域にこだわらず、いわゆる里山周辺で探すと過去に栽培されていたものの逸出が見つかるかもしれない。湘南・鎌倉・三浦半島の海辺で見かけるものはまずもって同属のハマウド(浜独活)だろう。アシタバもまったくないわけではないので、ひょんなところで遭遇するかもしれない。広範囲にあるが、人目に付く大きくて立派な株は稀。

春のアシタバ 横須賀市・子安の里 2017/02/27

春のアシタバ 横須賀市・子安の里 2017/02/27

アシタバという名前は、葉を摘んでも明日にはまたすぐ切り口から新芽が伸びてくる(のではないかと思いたくなるほど生命力が強い)の意とされる。私的には、明日には葉となって開きそうな芽を摘み取って食用にするのがちょうどよいの意、だと思っているがそのような話はどうも耳にしない。

アシタバ 鎌倉市・建長寺回春院 2017/03/05

アシタバ 鎌倉市・建長寺回春院 2017/03/05

アシタバ 小田原市根府川 2017/03/03

アシタバ 小田原市根府川 2017/03/03

アシタバの若葉 小田原市根府川 2017/03/03

アシタバの若葉 小田原市根府川 2017/03/03

アシタバの芽

主に食用にされるのは葉の新芽。完全に開葉してしまう直前に摘み取るとよい。摘み取りは必ず三枚目の葉から行う(二枚の葉は株の成長を維持するための親葉として必ず残す)。

アシタバの摘み取り方 鎌倉市山ノ内 2017/03/05

アシタバの摘み取り方 鎌倉市山ノ内 2017/03/05

アシタバの芽 小田原市根府川・静岡県熱海市下多賀 2017/03/03

アシタバの芽 小田原市根府川・静岡県熱海市下多賀 2017/03/03

軽く下茹でして灰汁(あく)抜きをし、ごま油で炒めたりして頂くとよい。味には多少の癖があるため好みが分かれそう。食後は、アマチャ(甘茶)を飲んだ後のような不思議な清涼感あり。

アシタバとハマウドの見分け方

アシタバとハマウドの新芽 2017/03/03

アシタバとハマウドの新芽 2017/03/03


アシタバ

アシタバの葉 小田原市根府川 2017/03/03

葉は、”これならばおいしく食べられそうだ”と感じられるほど柔らかく、ふわりとした手触り。縮れない。

アシタバの(赤みを帯びた)茎 小田原市根府川 2017/03/03

茎にストライプ模様は入らない。寒いうちは茎全体が赤みを帯びていることはある。

アシタバの茎の切り口からにじみ出る黄色(レモン色)の液 小田原市根府川 2017/03/03

茎を切断すると、鮮やかな黄色(レモン色)の液体がにじみ出てくる。この黄色が決定的な判別点となる。なお切り取ったときに確認すること。持ち帰ったものを切ってみても黄色い汁は出てこない。


ハマウド

ハマウドの葉 静岡県熱海市下多賀・小山臨海公園 2017/03/03

葉には硬さがあり、どことなくキャベツに通じる、ぱりっと、ごわっとした手触り。葉の縁(ふち)は縮れることが多い。

ハマウドの茎に入った赤紫色のストライプ模様 熱海市下多賀・小山臨海公園 2017/03/03

茎に赤紫色のおしゃれなストライプ模様が入る。アシタバのように茎全体が赤みを帯びることはない。

ハマウドの茎の切り口からにじみ出る白い液 静岡県熱海市下多賀・小山臨海公園 2017/03/03

茎を切断すると、純白色の液体がにじみ出てくる。

アシタバとベーコンのごま油炒め

アシタバとベーコンのごま油炒め

アシタバの花

アシタバ 横須賀市・子安の里 2017/09/05

アシタバ 横須賀市・子安の里 2017/09/05

アシタバ 横須賀市・荒崎 2017/10/05

アシタバ 横須賀市・荒崎 2017/10/05

アシタバ 横須賀市・荒崎 2017/10/05

アシタバ 横須賀市・荒崎 2017/10/05

アシタバ 横須賀市・荒崎 2017/10/05

アシタバ 横須賀市・荒崎 2017/10/05

アシタバ 横須賀市・荒崎 2017/10/05

アシタバ 横須賀市・荒崎 2017/10/05


猿島、子安の里(直売所で販売も)

横須賀市西浦賀・燈明堂海岸(不衛生か)、千代ケ崎砲台跡(軍用道の坂道沿い、汚染の恐れ)、鎌倉市西御門・八雲神社、建長寺回春院、鎌倉市山ノ内・八雲神社江の島(植物生える岩場は崖上がほとんどで観賞に向かない)

真鶴町・三ツ石海岸(潮騒遊歩道)

私有地・寺境内などではいずれも地権者の許可ない摘み取りはできない。

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