食用自生種
#ナツグミ(トウグミ) 横須賀市・JR横須賀線田浦駅南口 2012/04/18
丘陵地の林内などに生える小高木。なかなか目にしないが、神奈川県内にもふつうに自生しているはず。葉などが鱗片(りんぺん)と呼ばれるぶつぶつ模様で覆われている。
ナツグミにそっくりなものに、変種ともされるトウグミ(唐茱萸)がある。トウグミは中国原産の外来種のような名前が付けられているが日本自生らしい。日本海側に分布。神奈川県内では公園などに植栽されている。
ナツグミとトウグミの見分けは困難。葉表の鱗片(肉眼でぎりぎり確認”できない”程度の小さな印)が丸形ならナツグミ、星形ならトウグミとされる。※本項では両者を見分けずすべてナツグミとして掲載。トウグミと思われるものは括弧書きで追記した。
#ナツグミ(トウグミ)の葉表 茅ケ崎里山公園 2017/04/21
#ナツグミ(トウグミ)の葉裏 茅ケ崎里山公園 2017/04/21
ナツグミの花
サクラ(桜)が終わった後に、漏斗形の長細い花を咲かせる。色は白から淡黄色、やや傷みかけのようにも見える。
#ナツグミ(トウグミ) 茅ケ崎里山公園 2017/04/21
#ナツグミ(トウグミ) 藤沢市・長久保公園 2017/04/17
ナツグミの実
初夏に楕円形の実ができる。グミの仲間は食用になるが、ものによっては渋みが強い。菓子のグミはドイツ語でゴムを意味するグミ(gummi)に由来し、植物のグミには関係ない。
#覚園寺(市指定天然記念物)、#横大路(星野写真館北向かい)、#円覚寺、#大船フラワーセンター(花の築山、「なつぐみ」の樹名板あり)
#JR横須賀線田浦駅南口(国道16号線から入ってロータリー右手、トウグミか)、#十二所果樹園(作業小屋隣)、藤沢市・#長久保公園(ナツグミの樹名板あるがトウグミか)、#茅ケ崎里山公園(桜の小径~丘の村子供の森、ナツグミの樹名板あるがトウグミ)、#花菜ガーデン