トサミズキ

土佐水木　ユキノシタ目／マンサク科／トサミズキ属　花期／2月下旬～3月中旬
学名／Corylopsis spicata Siebold & Zucc.

環境省レッドリスト「準絶滅危惧（NT）」

#トサミズキ　横須賀市・くりはま花の国　2018/03/11

四国に自生する落葉小高木。日本固有種。花が終わったあとに開く葉がミズキに似るためこの名があるが、ミズキの仲間ではない。ふつうは樹高3m～4m程度。希に7m程まで。湘南・鎌倉・三浦半島では公園木や庭木としてしばしば栽培されている。

#トサミズキ　横浜市中区・三溪園　2020/03/17

#トサミズキ　横浜市戸塚区・俣野園　2017/03/07

#トサミズキ　横浜市南区・こども植物園　2018/03/15

#トサミズキ　横須賀市・くりはま花の国　2018/03/11

#トサミズキの大株　東京都文京区・小石川植物園　2023/03/11

#トサミズキの葉　横浜市金沢区・金沢自然公園　2021/05/23

#トサミズキの葉　横浜市金沢区・金沢自然公園　2021/05/23

#トサミズキの葉　横浜市金沢区・金沢自然公園　2021/05/23

#トサミズキの葉　横浜市戸塚区・俣野別邸庭園　2021/07/26

#トサミズキの葉　横浜市戸塚区・俣野別邸庭園　2021/07/26

葉裏の脈状は有毛。他の近似種はすべて無毛である。

#トサミズキの葉裏　横浜市戸塚区・俣野別邸庭園　2021/07/26

花序が短いヒュウガミズキ（日向水木）も、トサミズキほど一般的ではないにせよ庭や公園に植えられている。神奈川県内で植栽されているのは在来種ではこの二種のみ。加えて、中国原産のシナミズキ（支那水木）、流通名ニオイトサミズキ（匂い土佐水木）・カオリトサミズキ（香り土佐水木）、も希にはあるかも。キリシマミズキ（霧島水木）とコウヤミズキ（高野水木）は、余程の植物園にでも出向かない限りは見かけまい。

トサミズキの花

花は黄色（とされるがレモン色から黄緑色に近い）。ヒュウガミズキの小花がいくつか連結されるとトサミズキの花になる、感じ。トサミズキの雄蕊の若い葯（やく）は赤みを帯びる（ヒュウガミズキの葯は黄色）。

#トサミズキ　鎌倉市・大巧寺　2017/02/25

#トサミズキ　横須賀市・くりはま花の国　2018/03/11

#トサミズキ　横須賀市・くりはま花の国　2018/03/11

#トサミズキ　横須賀市・くりはま花の国　2018/03/11

#トサミズキ　横須賀市・くりはま花の国　2018/03/11

花序を支える軸に細かい毛が生えていることを念のため確認しておきたい。無毛ならコウヤミズキなどの可能性も。ないとは思うが。

トサミズキ　鎌倉市・大巧寺　2017/02/25

#トサミズキの有毛な花序の軸　東京都文京区・小石川植物園　2023/03/11

#トサミズキの咲き終わり　東京都調布市・神代植物公園　2022/04/02

若い葯が赤からず、花に香りがあるものは、シナミズキである可能性。

トサミズキの葉

葉は花が終わってから開く。

#トサミズキの若葉　東京都小平市・薬用植物園　2017/04/08

#トサミズキの若葉　東京都小平市・薬用植物園　2017/04/08

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