ヤマナシ

山梨 バラ目/バラ科/ナシ属 花期/3月中旬~下旬 結実期/9月~11月
学名/Pyrus pyrifolia (Burm.f.) Nakai

自生種外来種稀少

ヤマナシ 平塚市・総合公園 2023/03/22

#ヤマナシ 平塚市・総合公園 2023/03/22

中国原産の帰化植物とも日本の在来種ともいわれる落葉高木で、雌雄同株(しゆうどうしゅ)。果物として食べているナシの原種であり、本種も小さなナシ形の実ができる。ニホンヤマナシ(日本山梨)とも。神奈川県内でも丹沢や箱根などの山地を中心に分布あり。湘南・鎌倉・三浦半島でも標本が採取されており、多くはないが三浦丘陵や大磯丘陵に生えてはいるらしい。栽培ものの逸出帰化とされている。

満開のヤマナシ 平塚市・総合公園 2023/03/22

満開の#ヤマナシ 平塚市・総合公園 2023/03/22

満開のヤマナシ 平塚市・総合公園 2023/03/22

満開の#ヤマナシ 平塚市・総合公園 2023/03/22

満開のヤマナシ 平塚市・総合公園 2023/03/22

満開の#ヤマナシ 平塚市・総合公園 2023/03/22

満開のヤマナシ 平塚市・総合公園 2023/03/22

満開の#ヤマナシ 平塚市・総合公園 2023/03/22

ヤマナシの花時の葉 平塚市・総合公園 2023/03/22

#ヤマナシの花時の葉 平塚市・総合公園 2023/03/22

ヤマナシの幹(樹皮) 平塚市・総合公園 2023/03/22

#ヤマナシの幹(樹皮) 平塚市・総合公園 2023/03/22

山梨県の名前の由来は、本種の実が多く採れたからとか、山地にありながら山無しで平坦な甲府盆地に由来するとか、諸説あり。なお山梨県の木に制定されているのはカエデ(楓)、山梨県の花はフジザクラ(富士桜)

ヤマナシの花

サクラのような白花を咲かせる。一ヶ所から多数の花が出て、半球形(ドーム形)の花序となる。花粉を放出する前の雄蕊の若い葯が赤みを帯びているのが大きな特徴。花時に葉が既にあり。

ヤマナシ 平塚市・総合公園 2023/03/22

#ヤマナシ 平塚市・総合公園 2023/03/22

ヤマナシ 平塚市・総合公園 2023/03/22

#ヤマナシ 平塚市・総合公園 2023/03/22

ヤマナシ 平塚市・総合公園 2023/03/22

#ヤマナシ 平塚市・総合公園 2023/03/22

ヤマナシ 平塚市・総合公園 2023/03/22

#ヤマナシ 平塚市・総合公園 2023/03/22

ヤマナシ 平塚市・総合公園 2023/03/22

#ヤマナシ 平塚市・総合公園 2023/03/22

小花柄(しょうかへい)などはほぼ無毛。リンゴ(林檎)のようにはけばけばしていない。

ヤマナシの小花柄と萼 平塚市・総合公園 2023/03/22

#ヤマナシの小花柄と萼 平塚市・総合公園 2023/03/22


東京都文京区・#小石川植物園(C13に高木、花は高所で見れたものでなし、樹名板あり、ヤドリギ付き)

平塚市・#総合公園(大池と平塚競技場5ゲートの間の公衆トイレ北東向かい、台風で一度大きく傷んだが復活した、樹名板あり、彼岸(3月21日)頃

参考資料

『神奈川県植物誌2018』(電子版を含む) 神奈川県植物誌調査会編 神奈川県植物誌調査会発行(2018)

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