サネカズラ

実葛 シキミ目/マツブサ科/サネカズラ属 花期/7月中旬~8月 結実期/9月~2月

自生種保護

サネカズラの実 鎌倉市西御門・八雲神社 2017/11/16

サネカズラの実 鎌倉市西御門・八雲神社 2017/11/16

常緑の藤本(とうほん)で、雌雄異株(しゆういしゅ)または雌雄同株(しゆうどうしゅ)、どちらもある模様。いずれにせよ雌雄異花。木に含まれる粘液が整髪料に使われていたことから別名ビンツケカズラ(鬢付葛)、ビナンカズラ(美男葛)などとも。神奈川県内では林の中や林縁部に広く分布する普通種だが、葉の形状にこれといって特徴がないため見つけづらい。特徴ない葉を持った蔓性の木で、茎が濃いめの赤褐色をしていたらサネカズラか。赤い実がかわいらしいため、鎌倉の寺境内でも栽培されている。

サネカズラ 鎌倉市・海蔵寺 2017/08/19

サネカズラ 鎌倉市・海蔵寺 2017/08/19

サネカズラ 鎌倉市・長谷寺 2018/02/06

サネカズラ 鎌倉市・長谷寺 2018/02/06

サネカズラの葉 横浜市南区・こども植物園 2017/10/18

サネカズラの葉 横浜市南区・こども植物園 2017/10/18

サネカズラの花

カラタネオガタマ(唐種招霊)のようなかわいらしい花を咲かせる。が、一斉に開花せず少しずつぽつりぽつりと咲いてゆくため、また花はふつう葉に隠れ、しかも真下に向いて花開くため、残念ながらなかなか人目に(おそらく昆虫の目にも)付かない。受粉はどのように行われているのだろうか。

サネカズラの雄花 鎌倉市・海蔵寺 2017/08/19

サネカズラの雄花 鎌倉市・海蔵寺 2017/08/19

中心部が真っ赤なら雄花、白っぽいのが雌花。萼と花弁は簡単にぽろっと落ちてしまうので、絶対に手で直接触れたり枝葉に当ててしまうことがないように。

サネカズラの雌花 鎌倉市・海蔵寺 2017/08/19

サネカズラの雌花 鎌倉市・海蔵寺 2017/08/19

サネカズラの実

鮮やかな赤色の大きな実ができる。種子は、周囲の小さなぶつぶつしたこぶの中にできる。

サネカズラの未熟な実 横浜市南区・こども植物園 2017/10/18

サネカズラの未熟な実 横浜市南区・こども植物園 2017/10/18

サネカズラの完熟前の実 横浜市南区・こども植物園 2017/10/18

サネカズラの完熟前の実 横浜市南区・こども植物園 2017/10/18

サネカズラの実 横浜市栄区・横浜自然観察の森 2018/11/15

サネカズラの実 横浜市栄区・横浜自然観察の森 2018/11/15

硬そうだった実は、しっかり熟せばイチゴ(苺)ブドウ(葡萄)のような瑞々(みずみず)しい液果感が出てくる。毒はないらしいが甘味もなく、ショウガ(生姜)を噛んだかのような嫌な味がする。

サネカズラの半分に切った熟した実 2017/12/16

サネカズラの半分に切った熟した実 2017/12/16

かわいらしい実だが、残念ながらすぐに干からびてしまい保存はできなかった。

サネカズラの採取十日後には完全に干からびた実 鎌倉市二階堂 2018/01/06

サネカズラの採取十日後には完全に干からびた実 鎌倉市二階堂 2018/01/06


横浜市南区・こども植物園

海蔵寺

貝山緑地、逗子中学校前、鎌倉市西御門・八雲神社、大巧寺、鎌倉市材木座・五所神社(参道民家)、円覚寺黄梅院、長谷寺(地蔵堂上階段沿い)、鎌倉中央公園、藤沢市・新林公園

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