カヤ

榧 マツ目/イチイ科/カヤ属 花期/4月中旬~5月中旬 結実期/翌年の9月~10月上旬

自生種

カヤの葉 鎌倉市・円覚寺(えんがくじ)黄梅院(おうばいいん) 2017/03/25

カヤの葉 鎌倉市・円覚寺(えんがくじ)黄梅院(おうばいいん) 2017/03/25

常緑の高木。巨木になる。針葉樹で、雌雄異株(しゆういしゅ)。木材が碁盤や将棋盤に利用されていることがよく知られる。湘南・鎌倉・三浦半島でも丘陵地の林内などに自生あり。ただし、たいへんな高木に成長しており、足元に実が落ちてはいるが見上げても周囲を見回してもカヤがどこにあるのかどれがカヤの木なのかさっぱりわからないということも。イヌマキ(犬槙)同様に植栽もされる。

葉はイヌガヤ(犬榧)によく似ているが、カヤの葉は短めで、手で握ってみると見た目に反してばきばきに硬いわけではないものの最後の最後に先端の棘(とげ)がちくっと刺さって痛い感じ。”あれ、葉は意外と柔らかいのかな、もしかしてこれはイヌガヤの葉なのかな”などと思わせておいてこちらが油断したところで刺してくるので注意したい。他にイチイ(一位)キャラボク(伽羅木)、モミ(樅)なども葉が似ているので紛らわしい。

カヤの葉 大磯町・高麗山公園 2018/03/31

カヤの葉 大磯町・高麗山公園 2018/03/31

カヤの葉 厚木市・荻野運動公園野草園 2016/10/02

カヤの葉 厚木市・荻野運動公園野草園 2016/10/02

カヤの指にちくりと刺さる葉 茅ヶ崎市萩園・十二天神社 2018/09/08

カヤの指にちくりと刺さる葉 茅ヶ崎市萩園・十二天神社 2018/09/08

カヤの葉裏 茅ヶ崎市萩園・十二天神社 2018/06/12

カヤの葉裏 茅ヶ崎市萩園・十二天神社 2018/06/12

ススキ(芒)の仲間を総称してカヤ(茅、萱)と呼ぶが、本種とは無関係。

カヤの花

カヤの雄花 厚木市・荻野運動公園野草園 2017/05/06

カヤの雄花 厚木市・荻野運動公園野草園 2017/05/06

カヤの雄花 厚木市・荻野運動公園野草園 2017/05/06

カヤの雄花 厚木市・荻野運動公園野草園 2017/05/06

カヤの実

緑色。熟しても緑色を維持し、ときにすこし亀裂が入って、落下する。ヤニ臭いだけで果物のような甘い香りはしない。地面に落ちた実は裂けて傷み、アーモンドのような形状の種子が露出する。種子はえぐみが強いが灰汁(あく)抜きを長時間かけてしっかりやれば食用になるという。素人が適当に処理してみたところでヤニ臭さなどがきれいに除去できるとも思えないけれども。

カヤの膨らみかけの実 茅ヶ崎市萩園・十二天神社 2018/06/12

カヤの膨らみかけの実 茅ヶ崎市萩園・十二天神社 2018/06/12

カヤの未熟な実 茅ヶ崎市萩園・十二天神社 2018/07/07

カヤの未熟な実 茅ヶ崎市萩園・十二天神社 2018/07/07

カヤのほぼ熟した実 茅ヶ崎市萩園・十二天神社 2018/09/08

カヤのほぼ熟した実 茅ヶ崎市萩園・十二天神社 2018/09/08

カヤのほぼ熟した実 茅ヶ崎市萩園・十二天神社 2018/09/08

カヤのほぼ熟した実 茅ヶ崎市萩園・十二天神社 2018/09/08

カヤの熟して落ちた実 茅ヶ崎市萩園・十二天神社 2018/09/17

カヤの熟して落ちた実 茅ヶ崎市萩園・十二天神社 2018/09/17

カヤの熟して落ちた実(緑色)と傷み始めた実(茶色)と露出した種子 茅ヶ崎市萩園・十二天神社 2018/09/08

カヤの熟して落ちた実(緑色)と傷み始めた実(茶色)と露出した種子 茅ヶ崎市萩園・十二天神社 2018/09/08

カヤの熟して落ちた実 大磯町・高麗山公園 2016/09/26

カヤの熟して落ちた実 大磯町・高麗山公園 2016/09/26

カヤの熟して落ちた実の中身 大磯町・高麗山公園 2016/09/26

カヤの熟して落ちた実の中身 大磯町・高麗山公園 2016/09/26

なおイヌガヤの実は樹上にある段階で緑色から赤茶色に熟してから落下し、ジューシーな(一応食べられる)果肉がある。種子は食用にならない。


神武寺・鷹取山ハイキングコース、円覚寺黄梅院、高麗山公園(高来神社裏から西へ、山道沿いにあるが高木)

茅ヶ崎市萩園・十二天神社(茅ヶ崎市広報板No.22の真裏に雌株、下部にも実が付く)

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