鍾馗水仙 クサスギカズラ目/ヒガンバナ科/ヒガンバナ属 花期/9月末~10月中旬
学名/Lycoris traubii W.Hayw.
有毒
#ショウキズイセン 鎌倉市・大船フラワーセンター 2020/10/06
園芸栽培される、球根性の多年草。四国・九州・沖縄から中国・台湾などに自生がある、花が黄色いヒガンバナ(彼岸花)の仲間。ヒガンバナ属に分類されるものの総称であるリコリスの一種。鍾馗とは髭を豊かに蓄えた中国の魔除けの神であるが、どこをどう見立てられたのかは不明。別名ショウキラン(鍾馗蘭)。但し、ラン科に同名の植物があって紛らわしい。神奈川県内でも色違いのちょっと珍しいヒガンバナの仲間として栽培されることはあるだろうと思うが、園芸栽培されるリコリスは正体不明のものが多くて「ショウキズイセン」とでも園芸ラベルが付されていない限りははっきりこれと見分けがつかないかもしれない。
#ショウキズイセン 鎌倉市・円覚寺続燈庵 2019/10/01
#ショウキズイセン 鎌倉市・大船フラワーセンター 2020/10/06
ショウキズイセンの花
花色は濃いめの黄色。ゆえに園芸業界でキバナヒガンバナ(黄花彼岸花)と呼ばれることがあるかもしれない。花弁の縁(ふち)はよく波打つ。ヒガンバナよりは少しばかり開花が遅れる。
#ショウキズイセンの蕾 鎌倉市・大船フラワーセンター 2020/10/06
#ショウキズイセン 鎌倉市・大船フラワーセンター 2020/10/06
#ショウキズイセン 鎌倉市・大船フラワーセンター 2020/10/06
#ショウキズイセン 鎌倉市・大船フラワーセンター 2020/10/06
#ショウキズイセン 平塚市・花菜ガーデン 2023/09/20
#ショウキズイセン 平塚市・花菜ガーデン 2023/09/20
ショウキズイセンの実
実ができにくいヒガンバナの仲間にありながら、結実する。よって、交雑種を作りやすい。シロバナマンジュシャゲ(白花曼珠沙華)は本種とヒガンバナの雑種、アケボノショウキラン(曙鍾馗蘭)は本種とキツネノカミソリ(狐の剃刀)の自然交雑種、という。
#ショウキズイセンの未熟な実 鎌倉市・大船フラワーセンター 2020/11/03
東京都文京区・#小石川植物園、東京都小平市・#東京都薬用植物園(温室前)、横浜市港北区・#西方寺(9月下旬)
#大船フラワーセンター(「さらさうつぎ」の右隣り他)、#花菜ガーデン
#妙本寺(歴代墓所に僅少)、#長寿寺(門前)、#浄智寺、#円覚寺続燈庵(門前、近寄れない、9月中旬)
大和市・#常泉寺