蔓野鶏頭 ナデシコ目/ヒユ科/ツルノゲイトウ属 花期/6月中旬~10月
学名/Alternanthera sessilis (L.) R.Br. ex DC.
外来種駆除
ツルノゲイトウ 茅ヶ崎市西久保 2018/10/15
湿った場所に好んで生える南米原産とかいう一年草。茎が細長く伸び、地面を這うように広がってゆく。特定外来生物として近年にわかに悪名を轟かせているナガエツルノゲイトウ(長柄蔓野鶏頭)の近似種。
ツルノゲイトウ 茅ヶ崎市西久保 2018/10/15
ツルノゲイトウ(青花はシマツユクサ) 茅ヶ崎市西久保 2018/10/15
ツルノゲイトウ 茅ヶ崎市西久保 2019/10/02
ツルノゲイトウ 茅ヶ崎市西久保 2018/10/15
ツルノゲイトウ 茅ヶ崎市西久保 2019/10/02
葉の縁(ふち)には細かな鋸歯あり。支脈が窪んで表面が凸凹になる。ナガエツルノゲイトウの葉の表面は平坦になる傾向が強い。
#ツルノゲイトウの葉 茅ヶ崎市西久保 2018/10/15
#ツルノゲイトウの葉 茅ヶ崎市浜之郷 2023/08/15
若い茎には毛が生える。
#ツルノゲイトウの若い茎に生える毛 茅ヶ崎市浜之郷 2023/08/15
#ツルノゲイトウの若い茎に生える毛 茅ヶ崎市浜之郷 2023/08/15
ツルノゲイトウの花
花序はシロツメクサ(白詰草)のような形状の白色ぼんぼん。ナガエツルノゲイトウのような長い花柄(かへい)はなく、葉腋(ようえき)に直接花が付く。花は梅雨入り(6月中旬)の頃から咲き始めるが、その頃の田んぼでは除草が行われるものなので、存在が露見し花にも気づけるようになるのは水が抜かれてイネ刈りも済んだ10月に入ってから。気温30℃を超える真夏は開花を休みがち。
ツルノゲイトウ 茅ヶ崎市西久保 2018/10/15
ツルノゲイトウの実
一年草なので花の後に多くの種子を作る。ピーマンのタネに似た形状で、水に浮いて拡散される。ナガエツルノゲイトウは多年草で、種子を作らない。
#ツルノゲイトウの種子 茅ヶ崎市浜之郷 2022/11/27
茅ヶ崎市西久保・茅ケ崎支援学校(旧茅ケ崎養護学校、南隣の田んぼ、小出川流域なのでナガエツルノゲイトウも近隣にあり)