シオデ

牛尾菜 ユリ目/サルトリイバラ科/シオデ属 発芽期/5月 花期/6月下旬~7月 結実期/10月下旬~11月

食用自生種

シオデの雌花 横浜市戸塚区・舞岡公園 2017/07/15

シオデの雌花 横浜市戸塚区・舞岡公園 2017/07/15

林縁部に生える蔓性の多年草で、雌雄異株(しゆういしゅ)。平たくいうなら、葉っぱがさほど幅広でないサルトリイバラ(猿捕茨)、といった感じの植物。湘南・鎌倉・三浦半島では丘陵部を中心に林の周辺に普通種だが、他の草木がよく茂る季節に重なって出現するためごちゃついた藪に紛れてあまり目立たない。葉はあっても花はない、なおさら実なんか見つからない。人の手が入るところでは夏にことごとく刈払われてもしまうだろう。

シオデ 横浜市戸塚区・舞岡公園 2017/07/15

シオデ 横浜市戸塚区・舞岡公園 2017/07/15

葉は互生で大きく、心形(しんけい)に近い形。サルトリイバラのような丸っこさはなく、比較的やや細め。蔓植物という点で、ヤマノイモ(山の芋)ヘクソカズラ(屁糞葛)アオツヅラフジ(青葛藤)オオバウマノスズクサ(大葉馬の鈴草)あたりの葉と混同しうるかもしれないものの、生えている場所の違い、大きさ・形状の違い、葉脈の走り方の違いなどから見分けは難しくないだろう。

シオデの夏の葉 横浜市戸塚区・舞岡公園 2017/07/15

シオデの夏の葉 横浜市戸塚区・舞岡公園 2017/07/15

シオデの秋の葉 小田原市早川・太閤一夜城と長興山史跡巡りコース 2018/11/02

シオデの秋の葉 小田原市早川・太閤一夜城と長興山史跡巡りコース 2018/11/02

シオデの秋の葉 逗子市・六代御前の墓 2018/11/23

シオデの秋の葉 逗子市・六代御前の墓 2018/11/23

もしかしたら神奈川県内にも茎が直立して生えるタチシオデ(立牛尾菜)があるかもしれない。タチシオデの葉裏は光沢がなく白っぽい。

シオデの芽

春に伸びてきた芽が山菜として食用にされる。その見た目から”山のアスパラガス”と称される。

シオデの花

シオデの雌花 横浜市戸塚区・舞岡公園 2017/07/15

シオデの雌花 横浜市戸塚区・舞岡公園 2017/07/15

シオデの実

サルトリイバラの実は赤く、シオデは黒く熟す。よく色付くのは11月中旬あたりか。最低気温が10℃程度に冷えてくると一気に傷んでしわしわになってしまうかも。中の種子は赤い。

シオデの未熟な実 横浜市戸塚区・舞岡ふるさとの森散策路 2018/10/18

シオデの未熟な実 横浜市戸塚区・舞岡ふるさとの森散策路 2018/10/18

シオデの色付きかけの実 逗子市・六代御前の墓 2018/11/23

シオデの色付きかけの実 逗子市・六代御前の墓 2018/11/23

シオデの色付きかけの実 逗子市・六代御前の墓 2018/11/23

シオデの色付きかけの実 逗子市・六代御前の墓 2018/11/23

シオデの黒く熟した実 逗子市・六代御前の墓 2018/11/23

シオデの黒く熟した実 逗子市・六代御前の墓 2018/11/23

シオデの黒く熟した実 逗子市・六代御前の墓 2018/11/23

シオデの黒く熟した実 逗子市・六代御前の墓 2018/11/23

シオデの黒く熟した実 逗子市・六代御前の墓 2018/11/23

シオデの黒く熟した実 逗子市・六代御前の墓 2018/11/23

シオデの実と種子 2018/11/24

シオデの実と種子 2018/11/24


横浜市栄区・横浜自然観察の森、横浜市戸塚区・舞岡ふるさとの森散策路、横浜市戸塚区・舞岡公園、横浜市戸塚区・俣野園(池畔入口左のツツジに)、横浜市緑区・四季の森公園

六代御前の墓(長柄桜山古墳群2号墳への通路沿い)、台峰緑地

逗子市池子(鷹取山登山口に点在)、鎌倉中央公園(梅林~田んぼ間の山側、草藪にまみれて観察不適)、鎌倉広町緑地(畑の山側、水路向こうで近付けず草藪にもまみれて観察不適)

小田原市早川・太閤一夜城と長興山史跡巡りコース(太閤橋~早川石丁場群、葉はあるが実はない)

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