マツバギク

松葉菊 ナデシコ目/ハマミズナ科/マツバギク属 花期/5月~7月
学名/Lampranthus spectabilis (Haw.) N.E.Br.

外来種改良種稀少

マツバギクの花 鎌倉市・海蔵寺 2025/05/14

#マツバギクの花 鎌倉市・海蔵寺 2025/05/14

日当たりの良い乾燥気味な場所で栽培されることがある、南アフリカ原産の半常緑の多年草。名は、葉がマツ(松)に喩(たと)えられ、花がキク(菊)に似ている、とされたもの。もちろんマツでもキクでもない。似たような姿をした近似種が多く、すべてひっくるめて(広義の)マツバギクと総称してしまうことが多いが、本種はマツバギクという和名を持つ本家本元のマツバギクである。地面を這って広がり、葉や花はつんと上を向くが高さは20cm程度まで。高いところから垂らし気味に栽培してもよい。基本的には一年を通して放置で大丈夫。学名からランプランツスまたはランプランサスとも。湘南・鎌倉・三浦半島では滅多に見かけないか。民家の庭先や公園によく植えられているそっくりなものは、別のデロスペルマ属に分類されている耐寒性マツバギク(麗晃)の方である。

春のマツバギク 鎌倉市・海蔵寺 2025/03/20

春の#マツバギク 鎌倉市・海蔵寺 2025/03/20

開花前のマツバギク 鎌倉市・海蔵寺 2025/04/27

開花前の#マツバギク 鎌倉市・海蔵寺 2025/04/27

だいぶ花数が増えてきたマツバギク 鎌倉市・海蔵寺 2025/05/14

だいぶ花数が増えてきた#マツバギク 鎌倉市・海蔵寺 2025/05/14

だいぶ花数が増えてきたマツバギク 鎌倉市・海蔵寺 2025/05/14

だいぶ花数が増えてきた#マツバギク 鎌倉市・海蔵寺 2025/05/14

だいぶ花数が増えてきたマツバギク 鎌倉市・海蔵寺 2025/05/14

だいぶ花数が増えてきた#マツバギク 鎌倉市・海蔵寺 2025/05/14

だいぶ花数が増えてきたマツバギク 鎌倉市・海蔵寺 2025/05/14

だいぶ花数が増えてきた#マツバギク 鎌倉市・海蔵寺 2025/05/14

マツバギクの草姿 鎌倉市・海蔵寺 2025/05/14

#マツバギクの草姿 鎌倉市・海蔵寺 2025/05/14

葉はぷにぷに肉厚で軟らかい。表面をよく見るとジンベエザメのようなぶつぶつした点々模様はあるも、実際にはつるつる平滑である。耐寒性マツバギクであれば、葉の表面には細かなぶつぶつした(実際に突き出た)突起が多い。

マツバギクの成長途中の葉 鎌倉市・海蔵寺 2025/04/21

#マツバギクの成長途中の葉 鎌倉市・海蔵寺 2025/04/21

マツバギクの葉 鎌倉市・海蔵寺 2025/04/27

#マツバギクの葉 鎌倉市・海蔵寺 2025/04/27

マツバギクの葉 鎌倉市・海蔵寺 2025/03/20

#マツバギクの葉 鎌倉市・海蔵寺 2025/03/20

マツバギクの葉 鎌倉市・海蔵寺 2025/03/20

#マツバギクの葉 鎌倉市・海蔵寺 2025/03/20
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マツバギクの葉のつるつる平滑な表面 鎌倉市・海蔵寺 2025/03/20

#マツバギクの葉のつるつる平滑な表面 鎌倉市・海蔵寺 2025/03/20

マツバボタン(松葉牡丹)は雰囲気は似ているが花がぜんぜん違うまったくの別種。

マツバギクの花

花径6cm程度。ふつうは蛍光ピンク色。但し園芸品種あり、この限りでない。曇天日や夕方以降など、薄暗くなると閉じる。

マツバギクの開花直前の蕾 鎌倉市・海蔵寺 2025/05/04

#マツバギクの開花直前の蕾 鎌倉市・海蔵寺 2025/05/04

マツバギクの薄ピンク色の花 鎌倉市・海蔵寺 2025/05/14

#マツバギクの薄ピンク色の花 鎌倉市・海蔵寺 2025/05/14

マツバギクの薄ピンク色の花 鎌倉市・海蔵寺 2025/05/14

#マツバギクの薄ピンク色の花 鎌倉市・海蔵寺 2025/05/14

マツバギクの花径(6cm) 鎌倉市・海蔵寺 2025/05/14

#マツバギクの花径(6cm) 鎌倉市・海蔵寺 2025/05/14

ベビーサンローズの花はもっとぜんぜん小さい。


#海蔵寺(鐘楼、庫裏、二色あり)

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