柊南天 キンポウゲ目/メギ科/メギ属 花期/3月 結実期/5月~6月 紅葉/1月~2月
学名/Berberis japonica (Thunb.) R.Br.
外来種改良種
生態系被害防止外来種リスト「総合対策外来種」
#ヒイラギナンテン 鎌倉市・円覚寺黄梅院 2017/03/25
台湾などを原産とする常緑の低木で、雌雄同株(しゆうどうしゅ)。別名トウナンテン(唐南天)。鎌倉の寺境内でヒイラギ(柊)のような葉を見かけたら、ほぼ間違いなくヒイラギナンテンだろう。公園にも多く植えられている。日陰でもよく育ち、葉を虫食いされないので栽培しやすい。とげとげした葉は見るからに痛そうで子供が怪我をしてしまいそうな気もするが、じつは薄っぺらくて軟らかめなため、軽く握ったくらいでは意外となんにも痛くなし(上手に刺せばちくりと痛い)。見掛け倒しではあるが手入れはしやすいので、公園などで人の通行を遮るための生垣して有用。
#ヒイラギナンテン 藤沢市・長久保公園 2019/01/22
#ヒイラギナンテン 横浜市金沢区・金沢自然公園 2017/03/18
葉が9月に生え変わった#ヒイラギナンテン 藤沢市・長久保公園 2017/10/11
#ヒイラギナンテンの葉 藤沢市・長久保公園 2019/01/22
近似種にホソバヒイラギナンテン(細葉柊南天)やナリヒラヒイラギナンテン(業平柊南天)などあり。ヒイラギナンテンの仲間の得体の知れない外来種を、旧属名のヒイラギナンテン属を意味するマホニア(Mahonia)の名で呼ぶことがある。
ニイラギナンテン(のみならずマホニア全般にいえることのようだが)の幹は、樹皮より内側部分はまさかの黄色。のこぎりでぎこぎこと切断していると鮮やかな明るい黄色の木屑が舞うからびっくりしてしまう。
#ヒイラギナンテンの幹をへし折ったもの 茅ヶ崎市浜之郷 2019/09/15
ヒイラギナンテンの花
#ヒイラギナンテン 横浜市金沢区・金沢自然公園 2017/03/18
春に黄色い花を付ける。花序は順に開花してゆくため満開にならない。小花は傷みやすく、完璧にきれいな黄色い花が見事にたくさん咲いている光景に出くわすことは残念ながら稀。癖のない甘い香りがよいので、花に近づいて楽しみたい。
#ヒイラギナンテン 横浜市金沢区・金沢自然公園 2017/03/18
#ヒイラギナンテン 横浜市金沢区・金沢自然公園 2017/03/18
ヒイラギナンテンの実
#ヒイラギナンテンの熟しかけの実 葉山町・あじさい公園 2017/05/22
#ヒイラギナンテンの実 横須賀市・貝山緑地 2017/05/30
#ヒイラギナンテンの実 横須賀市・貝山緑地 2017/05/30
ヒイラギナンテンの紅葉
#ヒイラギナンテンの紅葉し始め 二宮町・吾妻山公園 2021/01/21
#ヒイラギナンテンの紅葉 大磯城山公園 2017/02/02
横浜市金沢区・#金沢自然公園(北谷口)
#妙本寺、#常楽寺