アカボシゴマダラ

赤星胡麻斑蝶 昆虫/チョウ目/タテハチョウ科/アカボシゴマダラ属 成虫期/5月~10月

外来種違法駆除

外来生物法「特定外来生物」
外来生物法「要注意外来生物」(廃止)
生態系被害防止外来種リスト「重点対策外来種」

アカボシゴマダラ奄美亜種=環境省レッドリスト2019「準絶滅危惧(NT)」

樹液を吸うアカボシゴマダラ 茅ヶ崎市浜之郷 2019/08/02

樹液を吸うアカボシゴマダラ 茅ヶ崎市浜之郷 2019/08/02

日本国内では鹿児島県・奄美大島周辺にのみ生息している稀少なチョウ。一般的なアゲハチョウ(揚羽蝶)の仲間より一回り小さい。素人目では一瞬、ギフチョウ(岐阜蝶)やアサギマダラ(浅葱斑)といった人気のチョウと勘違いしてしまうことだろう。

幼虫はエノキ(榎)の葉を食樹とする。成虫はカブトムシ(甲虫)と一緒にクヌギ(橡)などの樹液を吸う。

エノキの若木の葉に産み付けられたアカボシゴマダラの卵 茅ヶ崎市行谷 2018/09/22

エノキの若木の葉に産み付けられたアカボシゴマダラの卵 茅ヶ崎市行谷 2018/09/22

平成七年(1995)以降、アカボシゴマダラの中国原産種と思われるものが関東地方の各地で相次いで発見され問題に。独善的なチョウ愛好家が放した(「放蝶ゲリラ」と呼ばれる)ものが定着したのではないかといわれている。神奈川県では、平成10年(1998)藤沢市で初確認。現在は県内広域で普通に見かける有様に。※本頁掲載のものはいずれも在来の奄美亜種でない外国産アカボシゴマダラとされているものである。

樹液を吸うアカボシゴマダラ 茅ヶ崎市浜之郷 2019/08/02

樹液を吸うアカボシゴマダラ 茅ヶ崎市浜之郷 2019/08/02

樹液を吸うアカボシゴマダラ(大陸亜種) 茅ヶ崎市・清水谷 2016/08/10

樹液を吸うアカボシゴマダラ(大陸亜種) 茅ヶ崎市・清水谷 2016/08/10

アカボシゴマダラは、生育環境が重複する在来種のゴマダラチョウ(胡麻斑蝶)に悪影響を及ぼすことが懸念されている侵略的外来種である。湘南・鎌倉・三浦半島では近年ゴマダラチョウを見かけた記憶がない。
平成29年(2017)アカボシゴマダラが新たに特定外来生物に指定され、ウシガエル(牛蛙)やブラックバスと同様の扱いを受けることになった。販売はもちろん譲渡や新たな飼育等が違法(罰則あり)である。

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