ユリカモメ

百合鴎　鳥類／チドリ目／カモメ科／カモメ属　見頃／11月下旬～3月

在来種

神奈川県南部の水辺で群れで最もふつうに見られるカモメらしき鳥はユリカモメ。冬鳥として飛来する。

ユリカモメ　横浜市中区・万国橋南側　2016/12/28

人間との距離感はカモ（鴨）類と同じで、すぐに逃げるわけではないけれど近づくと飛び去る。しかし餌をくれるのなら逃げることなくしっかり頂きます、というちゃっかりスタンス。

ユリカモメ　横浜市中区・万国橋南側　2016/12/28

ユリカモメ　横浜市中区・万国橋南側　2016/12/28

外国人観光客が投げ入れた餌に群がるユリカモメ　鶴岡八幡宮・源氏池　2016/12/28

ユリカモメ　鶴岡八幡宮　2016/12/28

群れで飛翔するユリカモメ　鎌倉市・鶴岡八幡宮　2020/01/09

ユリカモメ　静岡県・熱海サンビーチ　2017/01/16

何か用があったのかぺたぺた歩いて近づいてきたユリカモメ　静岡県・熱海サンビーチ　2017/01/16

ユリカモメ　静岡県・熱海サンビーチ　2017/01/16

海辺に多いが、内陸の水辺（川の周辺）にも現れる。市街地では細い電線の上に止まることも可能。

川に飛来したユリカモメ　藤沢市大庭・引地川天神橋　2018/11/24

全体的に白っぽく、翼などは薄い灰色、嘴（くちばし）は赤で先端のみ黒、脚は赤。ただし若鳥は嘴も脚も赤みが薄く黄色（オレンジ色）っぽい。いずれにせよ目の後方（人間でいう耳の部分）に黒っぽい紋が入るのが見分けのポイント。丸っこく、かわいらしい印象。

ユリカモメの若鳥　横浜市中区・新港橋北側　2016/12/28

湘南・鎌倉・三浦半島や横浜港周辺で見られるカモメ類は他に、カモメ、セグロカモメ（背黒鴎）、オオセグロカモメ（大背黒鴎）、ウミネコ（海猫）がいる。ユリカモメ以外は、目つきがちょっと怖い、精悍（せいかん）だ、という印象を受けるだろう。