多行松 マツ目/マツ科/マツ属 花期/4月~5月 結実期/12月
学名/Pinus densiflora Siebold et Zucc. ‘Umbraculifera’
改良種
#タギョウショウ 茅ヶ崎市・民俗資料館旧藤間家住宅 2024/01/05
園芸栽培される常緑の小高木で、雌雄同株(しゆうどうしゅ)の雌雄異花。針葉樹。アカマツ(赤松)の園芸品種という。幹が叢生(そうせい)する、あるいは低所で数多く分岐して横へも広がって、うねうねと曲がった枝振りが美しく、サルスベリ(百日紅)のようなわしゃわしゃした樹形になるのが特徴。樹高は5m以下。どう見ても姿がふつうのアカマツではなく、一目でそれとわかる。上等な庭園や公園に希に植栽されている。タギョウマツとは呼ばない。男性に好まれるからなのか何なのか、針葉樹にはダイオウショウ(大王松)やらコウヨウザン(広葉杉)やら音読みを貫くものがある。
#タギョウショウ(左) 葉山町・新善光寺 2024/01/06
#タギョウショウ 葉山町・新善光寺 2024/01/06
#タギョウショウの叢生する幹 葉山町・新善光寺 2024/01/06
#タギョウショウ 大磯町・明治記念大磯邸園 2024/01/08
#タギョウショウ 鎌倉市・大船フラワーセンター 2024/08/15
#タギョウショウ 鎌倉市・久成寺 2024/01/05
#タギョウショウ 秦野市・曽屋水道記念公園 2022/03/13
#タギョウショウ 秦野市・曽屋水道記念公園 2022/03/13
#タギョウショウ 秦野市・曽屋水道記念公園 2022/03/13
#タギョウショウのよく分岐する幹 秦野市・曽屋水道記念公園 2022/03/13
#タギョウショウの葉 鎌倉市・久成寺 2024/01/05
#タギョウショウの冬芽 鎌倉市・久成寺 2024/01/05
#タギョウショウの冬芽 鎌倉市・久成寺 2024/01/05
素性はアカマツなので、幹(樹皮)は赤っぽい。
#タギョウショウの赤い幹(樹皮) 茅ヶ崎市・民俗資料館旧藤間家住宅 2024/01/05
#タギョウショウの赤い幹(樹皮) 鎌倉市・久成寺 2024/01/05
アカマツの変種に、同様に幹を叢生させるも横ではなく上へ上へ伸びて高木に成長するウツクシマツ(美し松)なるものあり。タギョウショウはそれの矮性品種(わいせい-)、といった感じのもの。両者の関係は不明であるが。
タギョウショウの実
小さい。
#タギョウショウの実(松ぼっくり) 秦野市・曽屋水道記念公園
#タギョウショウの実(松ぼっくり) 秦野市・曽屋水道記念公園
東京都新宿区/渋谷区・#新宿御苑
葉山町・#新善光寺(幹がやけに黒っぽいので別品種の可能性)、茅ヶ崎市・#民俗資料館旧藤間家住宅、#明治記念大磯邸園
#大船フラワーセンター(和風庭園に2本、小さく樹形もいまいち)、鎌倉市・#久成寺
厚木市・#神奈川県自然環境保全センター(E26の本館側)、秦野市・#曽屋水道記念公園