ナンバンギセル

南蛮煙管 ゴマノハグサ目/ハマウツボ科/ナンバンギセル属 花期/8月中旬~9月上旬 結実期/10月~11月
学名/Aeginetia indica L.

自生種

ミョウガの根元に生えるナンバンギセル 鎌倉市西御門・来迎寺 2017/08/27

ミョウガの根元に生える#ナンバンギセル 鎌倉市西御門・来迎寺 2017/08/27

ミョウガ(茗荷)ススキ(芒)の根元にひょっこり生えてくる寄生植物。名は南蛮(ポルトガルなどのヨーロッパを指す)の喫煙具であるキセル(パイプ)に姿が似ることに因む。花は10月中旬あたりまで咲き始めるものあるも周辺に花殻(はながら)目立って見栄えを欠くため、花見は花期の頭がよい。

ナンバンギセルの花

ミョウガの根元に生えるナンバンギセル 鎌倉市西御門・来迎寺 2017/08/27

ミョウガの根元に生える#ナンバンギセル 鎌倉市西御門・来迎寺 2017/08/27

ナンバンギセルの実

ナンバンギセルの実 鎌倉市・大船フラワーセンター 2019/11/08

#ナンバンギセルの実 鎌倉市・大船フラワーセンター 2019/11/08

ナンバンギセルの実 鎌倉市西御門・来迎寺 2017/11/21

#ナンバンギセルの実 鎌倉市西御門・来迎寺 2017/11/21

頭の部分に極小の種子が無数に収納されている。

ナンバンギセルの実 鎌倉市西御門・来迎寺 2017/11/21

#ナンバンギセルの実 鎌倉市西御門・来迎寺 2017/11/21

実が完熟すれば種子は少しずつぼろぼろこぼれ、外観からもわかるようになる。虫の糞か食いかすかと思しき小さな点々がナンバンギセルの種子。

ナンバンギセルの実 鎌倉市西御門・来迎寺 2017/11/21

#ナンバンギセルの実 鎌倉市西御門・来迎寺 2017/11/21


横浜市金沢区・金沢自然公園(しだの谷)、横浜市栄区・横浜自然観察の森(ヘイケボタルの湿地のススキ足元に、間近で観察できない)、横浜市戸塚区・#舞岡公園(小谷戸の里)、横浜市戸塚区・#俣野園

観音崎公園(花の広場、ビオトープ)、鎌倉市西御門・#来迎寺(本堂庫裏渡り廊下の下、8月中旬~9月上旬、平成27年(2015、晩夏低温)9月5日頃、平成29年(2017、真夏日照不足)9月1日頃、令和元年(2019)9月下旬)

#覚園寺(山門入ってハス鉢右手のススキを掻き分けて)、#大巧寺(本堂前・ススキを刈ってから)、#海蔵寺、#大船フラワーセンター(和風庭園の石橋のすぐ南東にあるススキに少々)、鎌倉広町緑地(9月初旬)

座間谷戸山公園(田んぼ周辺のススキに多数)