ヒヨドリバナ

鵯花 キク目/キク科/ヒヨドリバナ属 花期/8月~10月

自生種保護

ヒヨドリバナ 茅ヶ崎市・市民の森 2016/09/09

ヒヨドリバナ 茅ヶ崎市・市民の森 2016/09/09

林縁部に生える多年草。日当たりのよくない場所にも生える。名は、鳥のヒヨドリが山から里へ下りてくる時期に見られる花の意。姿は鎌倉の社寺などでも栽培されているフジバカマ(藤袴)にそっくり。共に背丈は1m~2mくらいで背高に成長し、茎はふつう分枝(ぶんし)する。ヒヨドリバナは湘南・鎌倉・三浦半島でも林の周辺部に自生している。どこでも見かけるというほどはないが、稀少というほどでもなし。天敵は、夏の前後に行われる人間による無選別な刈払い。フジバカマは神奈川県内の山野に自生しない。

よく分枝したヒヨドリバナ(周囲が刈払われて全容が露出したもの) 鎌倉中央公園 2017/09/19

よく分枝したヒヨドリバナ(周囲が刈払われて全容が露出したもの) 鎌倉中央公園 2017/09/19

ヒヨドリバナとフジバカマの決定的な違いは、葉の形状。ヒヨドリバナはふつうのキク(菊)っぽい単葉で、フジバカマは三裂する(三枚葉に見える)。

ヒヨドリバナの葉 鎌倉中央公園 2017/08/07

ヒヨドリバナの葉 鎌倉中央公園 2017/08/07

ヒヨドリバナの葉 茅ヶ崎市・市民の森 2016/09/09

ヒヨドリバナの葉 茅ヶ崎市・市民の森 2016/09/09

ヒヨドリバナの葉裏 横須賀市・くりはま花の国 2017/08/04

ヒヨドリバナの葉裏 横須賀市・くりはま花の国 2017/08/04

近似種にハマサワヒヨドリ(浜沢鵯)というものがある。

ヒヨドリバナの花

ヒヨドリバナの花はふつう白色系、フジバカマは赤紫色を強めに帯びている。飛び出てる紐状のものは二裂した雌蕊。

ヒヨドリバナ 鎌倉中央公園 2017/08/07

ヒヨドリバナ 鎌倉中央公園 2017/08/07

ヒヨドリバナ 鎌倉中央公園 2017/08/07

ヒヨドリバナ 鎌倉中央公園 2017/08/07

ヒヨドリバナ 鎌倉中央公園 2017/08/07

ヒヨドリバナ 鎌倉中央公園 2017/08/07

ヒヨドリバナはどうも二度咲きのような気がする。花期始めの8月上旬に見頃を迎え、秋の気配が色濃く感じられ始めた9月中旬~下旬にもう一度見頃がやって来る。

ヒヨドリバナの花には、長距離移動をすることで有名なアサギマダラ(浅葱斑)というチョウ(蝶)が蜜吸いにやって来るかも。

ヒヨドリバナの実

ヒヨドリバナの実 藤沢市・新林公園 2017/10/11

ヒヨドリバナの実 藤沢市・新林公園 2017/10/11

ヒヨドリバナの実 葉山町・上山口小学校北 2018/11/23

ヒヨドリバナの実 葉山町・上山口小学校北 2018/11/23

ヒヨドリバナの実 葉山町・上山口小学校北 2018/11/23

ヒヨドリバナの実 葉山町・上山口小学校北 2018/11/23


貝山緑地、くりはま花の国(展望台~レストランうおくに、7月下旬)、衣張山(山頂)、長谷寺(妙智池畔)、鎌倉中央公園、高麗山公園(八俵山)、茅ヶ崎市・市民の森(北面、8月末~9月中旬)

キンモンヒヨドリ

金紋鵯 キク目/キク科/ヒヨドリバナ属 花期/9月末~10月中旬

自生種稀少

キンモンヒヨドリの葉 衣笠山公園 2017/09/05

キンモンヒヨドリの葉 衣笠山公園 2017/09/05

葉脈が明るい黄色に染まる美しいヒヨドリバナ(鵯花)。まるで園芸品種のようだが自生種。というよりじつのところはヒヨドリバナそのもので、ジェミニウイルスに感染してしまっている状態らしい。要するに病気のヒヨドリバナ。成長がなかなか進まないので花期が遅く、また花付き悪く開花に至らない株も多い。治ることはなく、数年で枯れてしまうという。

キンモンヒヨドリの葉 三浦市菊名・水間神社 2017/09/05

キンモンヒヨドリの葉 三浦市菊名・水間神社 2017/09/05

キンモンヒヨドリの葉裏 横浜市戸塚区・舞岡公園 2018/06/25

キンモンヒヨドリの葉裏 横浜市戸塚区・舞岡公園 2018/06/25


三浦市菊名・水間神社(みずま-)

貝山緑地、衣笠山公園(刈払いされる)、南郷上ノ山公園(テニスコートA・B・C裏)

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