アルストロメリア

ユリ目／ユリズイセン科／ユリズイセン属　花期／5月中旬～7月
学名／Alstroemeria spp.

有毒外来種改良種

#アルストロメリア　三浦市初声町和田　2023/06/21

梅雨（6月～7月）の時期を彩る花として園芸栽培される、外国産の多年草。ユリズイセン属（アルストロメリア属）に分類される植物の総称で、多種、交配種も含めた多品種あり。全部ひっくるめてアルストロメリアという。アリストロメリアは誤り。英語読みすればアルストラミアリア（強勢はミ）。そのうちの一種、花が細くて濃い赤色のアスルトロメリア・プルケラ（Alstroemeria pulchella）の和名がユリズイセン（百合水仙）で、誤用ながら転じてアルストロメリア全般をユリズイセンと呼ぶことがある。草丈は種類によろうが、およそ人の膝（ひざ、高さ50cm）から腰（80cm）あたり。花色が、赤だオレンジだピンクだと鮮やかで、トロピカルな（南国情緒溢れる）ユリ（百合）の仲間、といった姿をしている。派手な花色に黒っぽい斑（ふ）が入るので、配色が毒々しいと感じる人はあるか。秋植えの球根（根茎）がホームセンターの園芸コーナーで売られており、湘南・鎌倉・三浦半島でも民家の庭などで栽培されている。最新品種は切り花として（通年）出回るだろう。