ユーパトリウム

Eupatorium キク目/キク科/コノクリニウム属 花期/7月下旬~10月
学名/Conoclinium coelestinum (L.) DC.

外来種改良種

ユーパトリウム 東京都調布市・野草園 2020/08/04

#ユーパトリウム 東京都調布市・野草園 2020/08/04

園芸栽培される、北米原産の多年草(宿根草)。ヒヨドリバナ属に分類される(主に外国産の)植物を指す総称、であるが、一般的に流通しているのはコノクリニウム・コエレスティヌム。かつてはヒヨドリバナ属に分類されていたので今でもユーパトリウムの名前で通っているが、現在はコノクリニウム属に移されている。流通名は、セイヨウフジバカマ(西洋藤袴)、ヨウシュフジバカマ(洋種藤袴)、アオバナフジバカマ(青花藤袴)、ミストフラワーブルーミストフラワー、見た目がアゲラタムにそっくりなことから、シュッコンアゲラタム(宿根あげらたむ)とも。※アゲラタムとの見分け方はアゲラタムの頁のアゲラタムとユーパトリウムの見分け方を参照。ヒヨドリバナ(鵯花)フジバカマ(藤袴)とはたいして似ていないが、外来種マルバフジバカマ(丸葉藤袴)とは花が同系統で紛らわしい。

ユーパトリウム 東京都調布市・野草園 2020/08/04

#ユーパトリウム 東京都調布市・野草園 2020/08/04

ユーパトリウム 東京都調布市・野草園 2020/08/04

#ユーパトリウム 東京都調布市・野草園 2020/08/04

ユーパトリウム 鎌倉市・東慶寺 2019/10/01

#ユーパトリウム 鎌倉市・東慶寺 2019/10/01

葉は対生。アゲラタムは丸みを帯びるが、ユーパトリウムは三角形と感じる形状。葉身は、幅<長さ。葉身基部の端は角張り気味。葉先は尖り気味。鋸歯は粗め。茎は無毛ではないが、アゲラタムのような開出毛ではなく伏毛(ふくもう)なので目立たず、けばけば感はない。

ユーパトリウムの葉 茅ヶ崎市・氷室椿庭園 2021/10/06

#ユーパトリウムの葉 茅ヶ崎市・氷室椿庭園 2021/10/06

ユーパトリウムの葉 茅ヶ崎市浜之郷 2021/09/30

#ユーパトリウムの葉 茅ヶ崎市浜之郷 2021/09/30

ユーパトリウムの葉 茅ヶ崎市浜之郷 2021/09/30

#ユーパトリウムの葉 茅ヶ崎市浜之郷 2021/09/30

ユーパトリウムの葉 東京都調布市・野草園 2020/08/04

#ユーパトリウムの葉 東京都調布市・野草園 2020/08/04

ユーパトリウムの開出毛が生えない茎 茅ヶ崎市浜之郷 2021/09/30

#ユーパトリウムの開出毛が生えない茎 茅ヶ崎市浜之郷 2021/09/30

ユーパトリウムの開出毛が生えない茎 東京都調布市・野草園 2020/08/04

#ユーパトリウムの開出毛が生えない茎 東京都調布市・野草園 2020/08/04

マルバフジバカマの茎や葉が紫色を帯びる園芸品種が、ユーパトリウム’チョコレート’ないしユーパトリウム’チョコラータ’の名前で流通している。白花のユーパトリウムはこちらの可能性もある。葉の形状が異なる。

ユーパトリウムの花

ユーパトリウム 東京都調布市・野草園 2020/08/04

#ユーパトリウム 東京都調布市・野草園 2020/08/04

ユーパトリウム 東京都調布市・野草園 2020/08/04

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ユーパトリウム 東京都調布市・野草園 2020/08/04

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ユーパトリウム 茅ヶ崎市浜之郷 2021/09/30

#ユーパトリウム 茅ヶ崎市浜之郷 2021/09/30


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