薮豆 マメ目/マメ科/ヤブマメ属 花期/9月~10月 結実期/10月中旬~11月
自生種
ヤブマメ 茅ヶ崎市・清水谷 2017/09/29
草藪や林縁部に生える蔓性の一年草。晩夏に花開くマメ類の中では最も多く見かける普通種。
葉は三出複葉(茎から分岐した柄の先に”小葉3枚×1セット”の計3枚の葉が付く)で、先端は細くは尖らずやや丸みを帯びる。
ヤブマメの葉 茅ヶ崎市・清水谷 2017/09/29
ヤブマメの花
花は細身で、白と紫のツートンカラー。紫は濃かったり薄かったり、赤みを帯びていたりやや青っぽかったりと、個体差あり。
ヤブマメ 茅ヶ崎市・清水谷 2017/09/29
ヤブマメ 鎌倉中央公園 2017/09/29
ヤブマメの実
豆果は小さなきぬさや(サヤエンドウの若い実)のよう。成長しても痩せたまんまで枝豆(ダイズの実)のようには膨らまない。豆は三個入りが多い。
ヤブマメの若い豆果 藤沢市・新林公園 2016/10/06
ヤブマメの若い豆果 藤沢市・新林公園 2016/10/06
ヤブマメの若い豆果 藤沢市・新林公園 2016/10/06
緑色から茶色に熟す。
ヤブマメの熟した実 平塚市・馬入水辺の楽校 2017/11/07
ヤブマメの熟した実(下の一つは人為的に開けたもの) 平塚市・馬入水辺の楽校 2017/11/07
豆果がやたら毛深かったらツルマメ(蔓豆)だろう。
円覚寺黄梅院、亀ヶ谷坂、鎌倉中央公園、鎌倉広町緑地、新林公園(冒険広場)、池子の森自然公園(共同運動場テニスコートフェンス=トキリマメと混生、他)、清水谷
鎌倉市浄明寺・平成巡礼道への谷戸、平塚市・馬入水辺の楽校
たくさんの写真と解説をありがとうございます。おかげで見知らぬ豆科の雑草の名前がわかりました。