ツルウメモドキ

蔓梅擬 ニシキギ目/ニシキギ科/ツルウメモドキ属 花期/4月下旬~5月上旬 結実期/10月中旬~12月
学名/Celastrus orbiculatus Thunb. var. orbiculatus

有毒自生種

ツルウメモドキの実 茅ヶ崎市柳島 2016/12/08

ツルウメモドキの実 茅ヶ崎市柳島 2016/12/08

主に林縁部で他の植物に絡まって生える蔓性の落葉藤本(とうほん)で、雌雄異株(しゆういしゅ)。絡まるものがないときは幹を太くし自立する。湘南・鎌倉・三浦半島でもひょんな場所で見かけるが、かわいらしい姿の実が茶花(ちゃばな)や生け花、クリスマス・リース(装飾用輪飾り)に好まれるため刈られ持ち去られてしまうこともしばしば。実付きの枝は花屋でもよく販売されている。

フェンスに絡まったツルウメモドキ(雌株、左) 鎌倉市・大巧寺 2023/04/29

フェンスに絡まった#ツルウメモドキ(雌株、左) 鎌倉市・大巧寺 2023/04/29

半自立型のツルウメモドキ(雌株、中央) 鎌倉市・大巧寺 2023/04/29

半自立型の#ツルウメモドキ(雌株、中央) 鎌倉市・大巧寺 2023/04/29

真冬のツルウメモドキ 小田原市早川・石垣山一夜城歴史公園付近 2022/12/26

真冬のツルウメモドキ 小田原市早川・石垣山一夜城歴史公園付近 2022/12/26

葉がウメ(梅)に似る。

開花時期のツルウメモドキの葉 茅ヶ崎市柳島・柳島海岸 2017/04/26

開花時期のツルウメモドキの葉 茅ヶ崎市柳島・柳島海岸 2017/04/26

ツルウメモドキの葉 鎌倉中央公園 2016/10/10

ツルウメモドキの葉 鎌倉中央公園 2016/10/10

葉裏は無毛。

ツルウメモドキの葉裏 鎌倉中央公園 2016/10/16

ツルウメモドキの葉裏 鎌倉中央公園 2016/10/16

ウメモドキ(梅擬)はモチノキ科でまったくの別種。

ツルウメモドキの花

ツルウメモドキの雌花 茅ヶ崎市柳島・柳島海岸 2017/04/26

ツルウメモドキの雌花 茅ヶ崎市柳島・柳島海岸 2017/04/26

ツルウメモドキの雌花 茅ヶ崎市柳島・柳島海岸 2017/04/26

ツルウメモドキの雌花 茅ヶ崎市柳島・柳島海岸 2017/04/26

ツルウメモドキの雌花 茅ヶ崎市柳島・柳島海岸 2017/04/26

ツルウメモドキの雌花 茅ヶ崎市柳島・柳島海岸 2017/04/26

ツルウメモドキの雄花 茅ヶ崎市柳島・柳島海岸 2017/05/08

ツルウメモドキの雄花 茅ヶ崎市柳島・柳島海岸 2017/05/08

ツルウメモドキの実

花柱が残る丸い実がぱかーんと開くと中から鮮やかな橙色の種子が露(あらわ)になり、冬枯れしてもしばらく実は残る。

ツルウメモドキの若い青い実 藤沢市鵠沼海岸 2018/07/17

ツルウメモドキの若い青い実 藤沢市鵠沼海岸 2018/07/17

ツルウメモドキの若い青い実 鎌倉中央公園 2016/10/10

ツルウメモドキの若い青い実 鎌倉中央公園 2016/10/10

ツルウメモドキの実 鎌倉中央公園 2016/10/10

ツルウメモドキの実 鎌倉中央公園 2016/10/10

ツルウメモドキの実 茅ヶ崎市柳島 2016/12/08

ツルウメモドキの実 茅ヶ崎市柳島 2016/12/08

ツルウメモドキの果皮が落ちた実 茅ヶ崎市柳島 2017/11/03

ツルウメモドキの果皮が落ちた実 茅ヶ崎市柳島 2017/11/03


東京都小平市・#東京都薬用植物園(自立)

#大巧寺(本堂横に半自立型雌株、フェンスに雌株、種子はことごとく鳥に食べられ?なくなる)、#青蓮寺(自立型低木の雄株)、鎌倉中央公園、藤沢市鵠沼海岸、茅ヶ崎市白浜町、茅ヶ崎市柳島・柳島海岸

関連記事 – 仲間・似ている・紛らわしい

ウメ

ウメモドキ